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新日本キックボクシング協会 「TITANS 2nd」
日付 8月22日(月)
開始 17:30
会場 東京・代々木競技場第2体育館
武田がジョン・ウェインにKO負け
石井は判定で王座奪取ならず


ジョン・ウェインの右フックに沈んだ武田(手前) 【t.SAKUMA】
 世界中から強豪が集結するキックボクシングのビッグイベント「TITANS 2nd」が、22日、代々木第2体育館で開催された。
 メーンではWKBAスーパーウェルター級王座をかけ、武田幸三とジョン・ウェイン・パーが激突。最高の舞台で実現する8年越しの対戦に気合の入る武田だったが、3R2分24秒KO負け。ジョン・ウェインのフックに沈み、メーンを飾ることはできなかった。 セミファイナルでは日本ライト級王者・石井宏樹がラジャダムナンスタジアム・ライト級王座に挑戦。幾度となく右アッパーと右ローを決め、互角の攻防を展開した。しかし、判定は3−0で王者ジャルンチャイ・ラチャダーゴン。ジャッジ3者とも、1ポイント差とあと一歩のところに迫りながら、ムエタイの牙城を崩すには至らなかった。

 武田は代名詞であるローキックを開始からジョン・ウェインに見舞っていく。これを嫌ったジョン・ウェインは、パンチから距離を詰め一気にひざで猛攻をかける。だが、武田はガードを固めて攻撃をしのぎ、決定打を許さない。迎えた第3ラウンド、バランスを崩したジョン・ウェインをロープへ追い込み、武田はアッパーとストレートの連打を浴びせる。続いて左右ローキックも連打。ジョン・ウェインの体が泳ぎだし勝利が間近に思えた瞬間、ジョン・ウェインの右フックが武田を打ち抜いた。ばったり倒れた武田は起き上がることができず。タイトル奪取はならなかったが、「命をかけて戦う」と宣言したとおりの壮絶な戦いを見せつけた。

攻め込みながらも僅差の判定に泣いた石井(左) 【t.SAKUMA】

 石井はムエタイ王者を相手に一歩も退かぬ技術戦を展開。ミドルにはローを返し、パンチのコンビネーションで右アッパーを突き上げた。さらに、特訓の成果を見せムエタイのお株を奪うひじ打ちを放ち、首相撲でも有効打を与えない。試合終了間際にはミドルを連打し、跳びひじ打ちと跳び蹴りの大技まで繰り出した。判定を待つ間、場内は快挙達成の期待に包まれたが、判定は49−48、49−48、48−47の3−0でジャルンチャイ。ムエタイ式の採点に石井は小差で涙を飲んだ。

 第7試合にはK−1戦士ガオグライ・ゲーンノラシンが登場し、中迫剛と対戦。第1ラウンドから得意の「マトリックス・ディフェンス」を見せると、蹴りに意識を引きつけ右ストレートでダウンを奪取。貫禄の判定勝ちで、1カ月後に迫ったWORLD GP開幕戦へ好調ぶりをアピールした。

“本物が時代を創る”がキャッチコピーのTITANSには、ラジャダムナンスタジアムから現役ウェルター級王者のシン・ノッパデッソーンと同ミドル級王者のラムソンクラーム・スワンアハーンジャーヴィーが来日。シンは新田明臣を判定で下し、ラムソンクラームは後藤龍治の健闘にあいドローとなったが、“本物”の実力を遺憾なく発揮した。

 また、第3試合で行われた日本バンタム級タイトルマッチではチャレンジャー・蘇我英樹がチャンピオン・加村健一を判定で撃破。わずか8戦目にして戴冠に成功。23歳の若き新王者が誕生となった。


【関連リンク】
谷川K−1プロデューサーが武田を賞賛
オープニングファイト 女子特別試合「ANGEL’S」フライ級 3分2R
千葉 歌織
(日本/伊原道場)

 

2R判定 3−0
(20-15,20-16,20-16)

 
奥 有紀子
(日本/トーエルジム)
オープニングファイト ライト級 3分3R
マサル
(日本/トーエルジム)

 

3R判定ドロー 1−0
(29-30,30-30,30-30)

 
朴  龍
(韓国/市原ジム)
オープニングファイト 65キロ契約 3分3R
[日本ウェルター級6位]
中川 タカシ
(日本/トーエルジム)
 

 

3R判定 0−3
(29-30,29-30,29-30)
 

 
[日本ライト級1位]
高 修満
(日本/伊原ジム)
オープニングファイト 女子特別試合 57キロ契約 3分2R
ラターシャ・マラゾラ
(米国/マスター・トディー)
 
 

エキシビションのため勝敗なし
 
 
篠原 光
(日本/チーム南部)
第1試合 ヘビー級 3分3R
ポール・スワロンスキー
(ポーランド/ファイブ・リングスド・ージョー)

 

2R 0分38秒
KO
(左ローキック)
詳細

 
郭 允燮
(韓国)
第2試合 ヘビー級 3分3R
[新日本キック・ヘビー級1位]
内田 ノボル
(日本/ビクトリージム)
 

 

1R 1分29秒 
反則勝ち
詳細

 
ネイサン・コーベット
(ニュージーランド/ファイブ・リングス・ドージョー)
第3試合 新日本キック・日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R
[王者]
加村 健一
(日本/伊原道場)
 

 

5R判定 0−2
(49-49,48-49,49-50)
詳細
 

 
[2位]
蘇我 英樹
(日本/市原ジム)
第4試合 フェザー級 3分3R
[新日本キック・フェザー級王者]
菊地 剛介
(日本/伊原道場)
 

 

3R判定 3−0
(30-28,30-29,30-29)
詳細
 

 
[WMTAサウスパシフィック王者]
クリス・ホワイト
(オーストラリア)
第5試合 ミドル級 3分3R
[ラジャダムナン・ミドル級王者]
ラムソンクラーム・スワンアハーンジャーヴィー
(タイ)
 

 

3R判定ドロー 1−0
(30-30,30-30,30-29)
詳細

 
後藤 龍治
(日本/伊原道場)
第6試合 70キロ契約 3分3R
[ラジャダムナン・ウェルター級王者]
シン・ノッパデッソーン
(タイ/伊原道場)
 

 

3R判定 3−0
(30-28,30-29,30-29)
詳細

 
新田 明臣
(日本/バンゲリングベイ)
第7試合 ヘビー級 3分3R
ガオグライ・ゲーンノラシン
(タイ/伊原道場)

 

3R判定 3−0
(30-27,30-27,30-27)
詳細

 
中迫 剛
(日本/ZEBRA244)
第8試合 ラジャダムナンスタジアム認定・ライト級タイトルマッチ 3分5R(インターバル2分)
[王者]
ジャルンチャイ・ジョー・ラチャダーゴン
(タイ)
 

 

5R判定 3−0
(49-48,49-48,48-47)
詳細
 

 
[挑戦者・新日本キックライト級王者]
石井 宏樹
(日本/藤本ジム)
第9試合 WKBA 70キロ級王者決定戦 3分5R
武田 幸三
(日本/治政館)

 

3R 2分24秒
KO
詳細

 
ジョン・ウェイン・パー
(オーストラリア/ブンチュウジム)

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