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新日本プロレス「NEXESS」
ダブルメーンイベント1 スーパードリームタッグマッチ 60分1本勝負
三沢 光晴
(プロレスリング NOAH )
 
 
藤波 辰爾

14分46秒
グラウンドコブラツイスト
獣神サンダー・ライガー
 
 
蝶野 正洋
(BNJ)
試合の見どころ

 藤波がノアの三沢と初タッグを結成。BNJの蝶野&ライガー組と激突する。蝶野と三沢は02年5.2東京ドームで一騎打ちを行った際には30分時間切れ引き分けに終わっており、3年ぶりの対戦でどのように絡むのか注目される。

試合経過

 まず先に黒いマスクに上半身裸、マントをまとった対ヘビー級仕様のライガーが登場。続いて蝶野が黒いガウン姿でリングインし、コーナーで両手を挙げてアピールする。藤波は自身のテーマ曲を組み合わせた曲に乗り、白いジャンバー姿で登場。最後に三沢コールが巻き起こる中、「スパルタンX」銀と緑のロングガウン姿の三沢が緑の照明に照らされながら登場し、藤波の隣に並んだ。

 藤波は三沢と握手をかわすと先発を買い、ライガーとのロープワークからモンキーフリップを見せると場内は大歓声。ライガーの左腕をねじり上げていくが、ライガーも弓矢固めで対抗。グラウンドでの攻防から蝶野、三沢にタッチする。三沢は蝶野にフェースロックを仕掛けると、蝶野もケンカキックを連発でたたきこみ、頭突き3連弾。エルボーで反撃に出た三沢だが、蝶野のケンカキックに再びダウンし、続いてライガーがライガーボムから張り手。だが、三沢はチョップを打たれた分だけエルボーで返し、蝶野とのエルボー合戦を制して藤波とタッチ。合体のドロップキックを蝶野に決めた。

 ライガーは藤波にキック、チョップ、サーフボードストレッチを仕掛け、さらに蝶野がアゴ砕きからSTF。さらにライガーのプランチャ、蝶野のトペまで炸裂し、連係のケンカキック、ライガーのダイビングボディープレスもヒット。三沢は蝶野へエルボースイシーダを決めるも、ライガーは藤波に雪崩式ブレーンバスターを敢行。だが、藤波はライガーを場外へ突き落とし、さらにドラゴンスリーパー。倒れたライガーに三沢がダイビングボディープレスを決め、最後は藤波がライガーを丸めこんで3カウントを奪った。

 勝利した藤波はトロフィーを受け取って三沢とガッチリと握手をかわした。


試合後のコメント

■三沢 「プロレスラーになって良かったなぁと思いました」
■藤波 「今日は背中の方に視線を感じた」


藤波 (三沢に)どうもありがとう! あ〜、助けられた!

――はじめての三沢選手とのタッグはいかがでしたか?

藤波 最初はずいぶんと緊張しました。試合前は余裕を持って楽しもうと思ったんですけど、(三沢に)助けてもらいました。

――三沢選手はいかがでしたか?

三沢 本当に組んでて安心してできました。今日は対戦相手よりもパートナーに対して緊張してしまって(笑)。パートナーに緊張したのは初めてです。

藤波 特に試合前に打ち合わせする事なく、アイコンタクトでこう行けばこう動いてくれるというのができていて安心してやれました。今日は背中の方に視線を感じたね(笑)。

三沢 (藤波は)憧れの選手でしたから。

――三沢選手はライガー選手とは初対決でしたが?

三沢 やっぱりいい選手でしたね。効いたな〜という攻撃もいくつかありましたし、力的にはジュニアを越えた選手だと思います。いい経験をさせてもらいました。

――7月のノアでのドーム大会を控えていますが

三沢 正直に言ってドームってあまり好きな会場じゃないんで(苦笑)。

――今日はノアとのダブルヘッダーという事で会場入りが遅れましたが

藤波 今日は特に打ち合わせについては心配はしていなかったし、ドーンとした馬場さんの良い所を受け継いでいるね。

三沢 いや、正直言うとあせってました(笑)。タイツのまま来て良かったですよ。着替えていたら間に合わなかったかも。

――藤波選手は三沢選手を全日本のニオイのする選手と言っていましたが?

藤波 王道とは良く言ったものだなぁと。

――三沢選手はいかがですか?

三沢 少年時代に戻ったと言うか、憧れの選手とやれた事でプロレスラーになって良かったなぁと思いました。

――これで今度はノアのリングに上がるという夢が……

藤波 それにはまずコンディションを戻してね。口には出さなかったけど、三沢選手には頭で念じていました。

三沢 口には出していなかったけれど、頭にはガンガン響いていましたよ(笑)。今日見た限りではコンディションも良かったし、機会があればね。

藤波 良かったね〜。足がもつれるところを見せなくて済んで(笑)。


■蝶野 「脊髄にグラグラっときた」
■ライガー 「三沢選手とならどこでもぶつかってみたい」


蝶野 悔しいね。こんなにてこずるとは思わなかったんだけど、久し振りにエルボー食らって脊髄にグラグラっときたよ。オレも顔面にケンカキックを入れたけど。

ライガー ボクの場合は脊髄ではなく、足の指先まで響きましたやっぱりプロレスを究めようとする人の一発一発の技の重みを感じましたね。自分も掌底でふっ飛ばしたり、パワーボムで叩きつけたりと、ヘビー級相手にやってみせましたけど。前から言っているけれど、これからはヘビー級に乗り込んで行きたい。
 今日はカシンと中西が組んで若い2人に挑戦したけれど、ボクと蝶野の2人で挑戦してもいいのならジュニアのリーグ戦を欠場してもいい。そしてヘビー級に馴れるためにずっとヘビー級を相手に1シリーズ戦っていきたい。若さとキャリア、どちらが上かぶつかってやってみたいし。ノアのマットででも三沢選手とならどこでもぶつかってみたい。

――蝶野さんもこのチームを継続していきたいですか?

蝶野 それは当然ですよ。ライガーのパワーはヘビーでも通用するんで。

――今日は三沢選手、武藤選手が出場していましたが?

蝶野 業界を盛り上げるという意識を持って出場してくれた2人には感謝したい。そして同期の橋本もカムバックに向けて頑張っているんだかいないんだかは知らないけれど、ファンの声を代弁するならばリングに上がってこいと。そういう財産を無駄にはして欲しくない。リングに上がるのであれば、そこが全日本プロレスだろうとノアだろうと、『ハッスル』でも構わないし。

ライガー 蝶野は広い世界でプロレスを見ているよ。今日も三沢選手をロープを上げてリングに招き入れた時は敵に対して……という気持ちで突っかかったけど、今の言葉でよくわかった。胸を張ってプロレスを盛り上げて行こうよ。そのためのドーム大会なんだから。

蝶野 ただ今回も決着は付けられなかったけど、レスラーの体の痛みは意思の疎通のない人間とはイヤだけれど、三沢選手のような背負うものがあり、守るものがある人が来てくれたという事には敬意を表したい。正直一発一発にはクラッと来たけれど、気持ちの良い痛みだった。でもその痛みに酔ってもいけないし。今日はパートナーにライガーがついてくれたけど、スピード感のあるいいチームだと思うし、このままノアに上がっても良い。

ライガー いつもなら日テレのアナウンサーの首根っこを捕まえているところだけれど、今日はそういう気にはなれない。ただノアファンにはアレルギーがあるね。

蝶野 オレもノアファンにはNOだね。


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