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ZERO−ONE 「凄くあれ」最終戦
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第7試合 メーン タッグマッチ 30分1本勝負
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16分29秒 キングコブラホールド
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■試合の見どころ
この日、橋本により有限会社ゼロワンの活動休止が告げられた。会社としてのZERO−ONEはクローズすることになるものの、中村氏は新会社を設立し、プロレス団体としてのZERO−ONEを継続することを試合前の会見で語った。
11日の後楽園大会で、「何があってもこのリングを守る」と宣言した大谷は今夜、同じ後楽園のリングで何を見せるのか。
■試合経過
大谷と大森は、合体テーマでリングイン。大谷が「ZERO−ONEは任せとけ!」と絶叫して、試合開始のゴングが鳴る。
試合開始と同時に。耕平と大谷の互いの意地をぶつけあう張り手合戦が始まる。大谷は耕平のエルボーを仁王立ちでこらえるが、耕平も3発目でダウンを奪う。それでも「来いやコラ!」と叫んで、耕平の攻撃を受けると、「お前が元気出さないでどうする!」と叫んでの顔面蹴りを返して、大森にタッチ。
大森はエルボースマッシュやドロップキック、さらにニードロップと連発。耕平もキックで反撃して長州にタッチし、長州はストンピングからスリーパーホールドで大森の動きを止める。しかし大森も首をつかまれたまま、強引に自軍コーナーに押し込んで大谷にタッチ。
大谷は長州の顔面を腕でえぐり、キックを放っていくが、長州もその足を取り、リングに叩きつける。耕平もタッチを受けるとアキレス腱固めを繰り出すが、大谷は膝十字に切り返すと、大森と二人がかりで股裂きを決め、エルボードロップからレッグロックと一転集中攻撃を繰り出す。
コーナーの大谷は、あえて耕平に「なめられるな、返せ!」と檄を飛ばす。その声が効いたか、耕平もどうにか脱出して長州にタッチ。長州はサソリ固めの体勢に入り、こらえる大森に手間取りながらもステップオーバーする。耕平もカットに飛び出して大谷を押さえるが、大森はプッシュアップでどうにか返す。しかし、膝を気にする仕草を見せると、そこにつけこむように合体ブレーンバスターを浴びせるが、大森も耕平に膝を返して大谷につなぐ。
大谷は「来い!」と叫んでキックを連射するが、耕平も打ち返すと、長州がラリアットを叩き込む。膝立ちのままの大谷に、長州がストンピングを連打し、耕平もコーナーに詰めてのキック連打から、崩れ落ちた大谷の顔面を踏みつける。だが、大谷に声援が集まると、その声にこたえて、大谷がバックドロップで反撃。大森もニールキックや飛びつきネックブリーカーでたたみかけ、アックスボンバーを予告するが、これは耕平が右腕にカウンターのキックを浴びせて動きを止め、リングに飛び込んだ長州がラリアットからサソリ固めを繰り出す。耕平のカットを振り切ってリングに飛び込んだ大谷は、大歓声に乗って顔面ウオッシュを連発していく。長州も「タワケが!」と叫んで顔面蹴りを返すと、耕平にタッチ。耕平はミサイルキックでリングに飛び込み、バックに回って必殺のジャーマンを狙う。これは大谷にこらえられたが、突進してきた大谷を下からの三角絞めで捕獲するが、大森がカットに入り、アックスボンバーと延髄斬りでサンドイッチにする。これは耕平も意地で返し、さらに大谷の蹴りをかわすと、ジャーマンで叩きつける。耕平コールと大谷コールが半ばする中、カットに入ろうとした長州と大森が相打ちの形でダウン。一騎打ちの状態となると、大谷はキングコブラホールドで耕平をとらえ、耕平をギブアップに追い込んだ。 大谷はリングサイドに観客を手招き。ファンの熱い気持ちを感じた大谷は、泣き笑いの表情を浮かべるとマイクを手にし、先にリングを降りた大森に「隆男ちゃん来てよ」と呼びかけ、さらに他の選手、スタッフもリングに招き入れる。
「中村さん、皆に決意表明しましょう」と大谷は呼びかけ、「オレの答えはこの前の後楽園で言ったはずだ。その気持ちに、これっぽちも変わりはねえ。あとは中村祥之の決意表明を聞かせてもらいましょう」と言い、マイクを渡す。
中村氏は「大谷さん、ZERO−ONEの選手の方、そしてフリーの選手の方、3年間ありがとうございました。大谷さん、僕にとってのZERO−ONEは、僕の青春です。僕のすべてでした。だから僕は今後もZERO−ONEをやりたいです。これからもZERO−ONEを続けたいんです。それに僕はプロレスが大好きです。僕は大谷さんと一緒です。ZERO−ONEが無くなるときは、僕はこの業界を去ります」と宣言。場内はZERO−ONEコールに包まれる。
大谷は涙声で沖田リングアナにもマイクをうながす。沖田氏は「本日はご来場、誠にありがとうございました。僕たちは泣きません。そして絶対に屈しません!」と感極まった声でこたえる。
二人の決意を聞いた大谷は「もう涙はいいだろう。オレたちは前しか見ていないから。オレたちに序々に近づいている団体がある。その名はAWA」と、次期シリーズから待ち受けるAWAの王座を巡ってのトーナメントを見据えて発言する。
すると沖田氏が「AWAのアジアコミッショナーに就任したバルチックカレーの吉野社長を紹介させてください」とZERO−ONEをサポートするバルチックカレーの吉野幸則社長をリングに上げる。
吉野社長は「史上最強バルチックカレーの吉野です。大谷さん、新生ZERO−ONEこれだけの皆さんが応援してくれてます。当然僕も応援します。大谷さん、絶対いい団体にして盛り上げていきましょう。皆さんもよろしくお願いします」とバックアップを約束。
最後にマイクを握った大谷は、「目立ちたがりやの僕が、最後を締めさせてもらいます。新生ZERO−ONEのスタートにプロレスの教科書を発表したいと思います」と告げ、観客と一緒に「プロレスの教科書、13ページ。いろんな人生あるだろう。あるだろうけど、自分が決めた道が真実である。オレはこのリングが大好きだ!」と読み上げる。
大谷コールに包まれたリング上で、「オレたちはいつでも笑顔でいたいから、いつでも皆さんの顔を笑顔にしたいから、これからも一生懸命楽しんで頑張ります。ご声援よろしくお願いします。皆、元気に頑張るぞ!3、2、1、ZERO−ONE!」と叫んで、高々と拳を突き上げた。
■試合後コメント
■長州 「オレは前振りはしない」
――橋本選手が会見を行いました
長州 関係無いよ、オレには。オレに振ったって答えようが無い。
――この後、大谷選手が引っ張っていく事になったが?
長州 だからそれはもう今はオレには関係無い。彼がどれぐらい踏ん張るか。一生懸命踏ん張ればいいんだよ。
――耕平選手に試合後声をかけていたが?
長州 まあ、頑張れと。
――大谷選手が率いるZERO−ONEについては……
長州 だから今日で終わったって言ってるだろ。だから今からまた何かZERO−ONE上がる役目がある、また何かの返答がある、それからですよ。まあ一応何連戦だ、8連戦か。一区切り付いたと。
――橋本選手がこれから手術をされるということで…
長州 だから、そこは前振りを使わなくていいって! 前振りはいらない! それはZERO−ONEさんの問題。みんな好きでこうなってるわけじゃねぇんだから。だから、まだもっと今からやる人間のほうが多いんだから。それで橋本が踏ん張るかもわかんないんだから。うん。原因をどうたらこうたら言うつもりは全く無い。聞く必要も無い。
――これからZERO−ONEに参戦することは?
長州 ああ、だからそれは一回区切りだから。毎回毎回終わってるから、オファーがあって。まだそのZERO−ONEとして上がって、ZERO−ONEのリングでお互いに価値を認め合うのか、求め合うのか、それから。
――一区切りはついたと
長州 毎回毎回そうですよ。毎回毎回シリーズでね。まあ、今回は長かったけどな。オレにとってはちょっとしんどかったね。
――シリーズが終わってどうか?
長州 ホッとはしている。でもやっぱり、後半の6連戦が効いたね。やっぱりふくらはぎと腰がね。まあでも、こうして乗り切れたんで。これはもう若い奴と一緒にトレーニングやってきた賜物じゃないかな(笑)。
――これから新日本のリングに……
長州 ああ、それはまた。もうあの、話題を作るためにオレは前振りをどうのこうのするつもりは無い。いろいろ何を言われてもね、いろいろな選手から言われてるけど、もう前振りをやってどうのこうの、その試合をどうのこうのっていうのは無い。ただ言っとくけど、前振りするやつはそれ以上のことをやらなきゃいけないからしんどい。オレは前振りはしない。オレが納得して上がるって試合は一生懸命やるよ。
――佐藤選手、今日で現在のZERO−ONEの体制としての試合は最後だが?
佐藤 まあ、細かい事を言ったらみんな気になると思うんですけど、橋本さんと喧嘩別れしたとかそういう訳ではないんで、別にどうこう言うあれも無いんで。まあ、考えの違いというか、違いがあったからこうなったんですけど、別にじゃあ今のZERO−ONEの中で橋本さんのことが嫌いな選手がいるかっていったらいないだろうし、みんなその気持ちはあると思います。別に橋本さんがいなくなったことで、確かに厳しくなることのほうが多いと思いますけど、でもやっぱり選手は大谷さんを筆頭に僕らがもっともっとやっていくんで。別にあんまりマイナスに考えている奴は一人もいないんで。むしろこういう機会をチャンスと思ってる奴も多いんで。僕らは前向きですよ、全然。中にはやっぱりああいう報道とか見て、何だろう、「大丈夫かな?」って思う人もいると思うんですけど、全然大丈夫です。問題無いです。
――長州選手に最後言葉をかけられていたが?
佐藤 橋本さんの付き人やってる中で、橋本さんっていうのが僕の中で結構大きな存在でしたけど、こういうことになって一人でやっていかなきゃいけない状態になりましたけど、そういうときにああいう言葉をかけていただけるっていうのはすごい自分
の中では大きなことなんで。もっともっと頑張っていきたいと思います。
――橋本選手とは今月に入ってからほとんど言葉も交わしていないということで、寂しく感じることもあったと思うが?
佐藤 大谷さん、高岩さん、僕、最初選手が居なかった頃から大所帯になって、橋本さんにもいろいろといろんなことを教わったんで、やっぱりこうなって寂しいなという部分もありますけど、でも、いつまでもそう言ってられないんでね。今度からは大谷さん、高岩さん、田中さんっていう3トップに食らいついていきたいし、むしろあんまりそういうチームとか大谷軍とかエロティックスとか関係無くできることはすべてやって、新しくなってもみんなでがっちりと結束力を固めてやっていきたいと思います。あと長州さんと久留米、京都、組みましたけど、すごいいろいろ試合中でも、終わってからでもアドバイス頂いて、すごい勉強になりました。まだまだ全然長州さんのアドバイスでものに出来てない部分がありますけど、もっともっと対戦、戦ってもいいですし、もっと組んでやっていきたいと思います。
■大谷 「もう前しか見てねぇから」
もーう暗い話は無しにしよう。もう暗い話は無しにしよう。もーう前しか見てねぇから。もーう前しか見てねぇから。お客さんに約束したから。もう後ろを振り返らねぇ。前しか見てない。どんどん無理難題押し付けて来いよ、オスカー何とかさんよ。すべてクリアしてやる。もう前しか見てねぇから。もうすべてリング内で言っちゃったなぁ。その言葉を信じて突き進むだけ。ビッグネームがなんぼのもんじゃい。ビッグネームがなんぼのもんじゃい。オレら魂でプロレス戦っとんじゃい。もう暗い話は無しにしようや。言いたいことはリングで言っちゃったから。これからも絶対にあきらめずに、いや、このリングは絶対に無くならない。言い方おかしいか。日本語間違ってるか。絶対に無くならない。このリングが無くなる時は、オレの息の根が止まる時だ。中村祥之も言ったじゃねぇか。今日リングで言ったことが、大谷晋二郎、そして中村祥之の決意。もうぐだぐだ憶測飛び交わすのやめましょうや。これでもう答え出てんだから。(ファンに向かって)ありがとう!オレや田中や大森や、中村祥之やオッキーや、すべての選手の決意を今日リングで訴えたつもり。あとは余計な非難中傷は飛ばしたくない。前しか見てませんので、皆さんどうか、どうか、見捨てずとは言わねぇ、楽しみに追いかけてください。これからもZERO−ONEよろしくお願いします。(ファンの歓声に対して)ありがとうございます、ありがとう、ありがとう! ありがとう!! (ファンに向かって)お前らは絶対に裏切らない!」
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