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シュートボクシング
「ワールドトーナメント S-cup 2004」




大会インデックス
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第5試合 シュートボクシング・ワールドトーナメント S−cup2004 〜1回戦〜
[K-1 WORLD MAX 2002王者]
アルバート・クラウス
(オランダ/スーパープロジム)
2R判定 1−0
(20-19,20-20,20-20)

延長1R 3−0
(10-9,10-9,10-9)
[WMTC世界Sウェルター級王者]
チャンプアック・チョーセパサート
(タイ/ISSジム)
×


試合経過


 K−1 MAX初代王者のアルバート・クラウスがとうとうS−cupに乗り込んでくる。2003年、そして今年とワールドマックス優勝こそ逃したが、世界トップレベルであることは明らか。ただ、一つ不安なのがシュートボクシングのルール。投げや立ち関節に対する対処が出来るのかが問題だが、本人はパンチだけで問題ないと話している。しかし、対戦相手のチャンプアック・チョーセパサートも強敵。パンチを得意とする選手で、K−1ワールドマックスでは大野崇を撃破。さらに佐藤嘉洋も破っており、WMTA世界スーパーウェルター級王者でもある実力者。今回のトーナメント参加者でサワーがもっとも危険視している相手でもある。

1R プレッシャーをかけて前に出るクラウスにミドルを返したチャンプアック。クラウスはパンチを上下に散らすが、チャンプアックもローやフックを打ち込む。クラウスは絶えずパンチを打ち込むが、チャンプアックにコンビネーションでヒットさせることが出来ない。逆にチャンプアックもガードの上ながら3発、4発とパンチを返す。ラスト30秒を切ったところでクラウスが何度かパンチをヒットさせて流れを掴む。

2R ラウンド序盤からプレシャーをかけるクラウス。チャンプアックもローやミドルを打つが、押し込まれてしまう。ボディのパンチも食らってしまうが、チャンプアックはボディへのヒザ蹴りで抵抗。そこからパンチをまとめていく。クラウスは強引にラッシュを仕掛けるが、チャンプアックもしっかりとガードを固める。離れ際には左戻るも打ち込みと、挑発的な動きまで見せたチャンプアックが流れを引き戻す。

3R このラウンドも前にプレッシャーをかけるクラウス。ボディからパンチをまとめる。チャンプアックも接近するとヒザ蹴りでけん制。ボディストレートやジャブを放っていく。なかなかペースをつかめず前に出れなくなったクラウス。ミドルキックに苦しみながらもパンチを決めるが、単発か2発程度までしか放てない。大きな山場がないままラウンド終了。判定の結果は1-0。試合は延長戦に。

延長R クラウスのパンチを恐れず前に出たチャンプアックは左ミドルや左ハイを決めていく。しかし、クラウスも引きながらパンチをヒットさせ挽回。チャンプアックの蹴りをしっかりとガードし、打ち終わりにフックを合わせる。後が無いチャンプアックも前に出ると、ヒザ蹴りにつなげるが、なんとか凌いだクラウスはヒザ蹴りを狙うチャンプアックに左フックをヒットさせる。チャンプアックは残り30秒を切ると、首相撲からヒザ蹴りを連打するが、クラウスも強引に引き離すと、パンチをまとめる。このまま試合は終了。判定の結果、3-0でクラウスが勝利した。


コメント


■クラウス 「空振りした時に背中を痛めた」

(K−1の広報担当者が代理でコメントを発表)アルバート・クラウスは、背部筋挫傷ということで、全治のほうは精密検査をしてみないと、まだ結果のほうが分かりません。今日の段階では分からないので、ノーコメントです。代わりにコメントをお伝えします。

 アルバート自身は「相手の選手が非常に強かった。優勝目指してむきになって打ち合ってしまった」ということで、2ラウンドに自分で右フックを空振りしたところで背中の筋肉を傷めてしまい、試合ができないということで今回、棄権とさせていただきました。本人は「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と言っていますので、今回はコメント無しということでお願いします。


■チャンプアック 「そんなに強いとは思わなかった」

――試合を終えての感想は

 なぜ負けたのか分かりません。

――試合結果に満足していない

 勝ったと思っていました。

――長期戦になったが、狙っていたか

 本戦で勝ったと思っていたのですが。

――クラウス選手は特別に意識しましたか

 そんなに強い選手だとは思いませんでした。

――クラウス選手のアウトボクシングに付き合いすぎたのでは

 緊張していて試合内容のことはあまり覚えていません。

――クラウス選手のパンチは効いたか

 パンチは軽かったですね。あまり効いていません。

――首相撲からひざを打てなかったのは誤算か

 緊張して覚えていません。

――優勝候補という声もあったが

 本戦のレフェリーのドロー判定が分からないですね。

――レフェリングに言いたいことがあるか

 特にないです。


直前会見


■クラウス 「どちらが強いか日曜日にハッキリする」

(すべて日本語で)ミナサン、コンバンハ。チョウシハサイコウデス。ガンバリマス。ドウモ、アリガトウ。チャンプアック選手の試合のビデオを見たが、非常に強い。しかし、どちらが強いかは日曜日にハッキリする。K−1との連戦は、確かに間隔は短いが。、今できるベストを尽くすだけ。問題はないと思っている。(投げ技、絞め技は使わないのですか?)試合中はチャンスがあれば、自分ができることなら何でもやる。ムエタイ選手とも何度も戦っている。勝つ自信はあるし、日曜日になれば皆にも分かる。


■チャンプアック 「ムエタイ代表として必ず勝つ」

 ムエタイ代表として、必ず勝ってみせる。クラウス選手のことはよく知らないが、とにかく勝ってタイに帰る。ルールは熟知している。まったく怖くない。自分にもできる。

⇒フォトギャラリー


   


   


   


直前会見に臨んだ両者【スポーツナビ】



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