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ハッスル4



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高田総統の“口撃”にハッスル軍が団結!


 メーンでハッスル軍を勝ち越しを決めたものの、高田モンスター軍は総勢でリング上に乱入して大乱闘。その後、「チキン&ポーク、引きこもり、そして黒タイツのロートル! 君たちは下品なんだ」とハッスル軍を罵る声が響いた。

『威風堂々』が流れ、高田総統がモンスター軍にがっちりとガードされて、会場の花道に姿を現した。ブーイングと歓声が半ばする場内で、総統は「おい、総統コールはやめろ」と観客に釘を刺すと、「ハッスル軍諸君、そして夏休みにもかかわらず、ここに集まってくれた暇で暇で仕方がない下々の諸君、我こそが高田モンスター軍総統、すべてのものから崇拝されている高田だ。なかなか今の試合も盛り上がったしな、いいブーイングじゃないか。君たちもやればできるんだ。バカじゃないんだな」と観客にも罵声を浴びせた。さらに「おい、そこのチキン、そしてポーク、ひきこもり、君たちのその格好は何だ。分からん。今日はコスプレのパーティかい」と、自分のコスチュームを棚に上げて語り出した。

 小川は「おい総統、度胸があるなら来い」と挑発するが、総統は「黙れ! 背高のっぽのギョロ目が」とまともに取り合わず、「最近君は幅広く活躍しているそうじゃないか。君の活躍をフジテレビの『ごきげんよう』で拝見したよ。確かあの司会は小堺一機だったな。君との絡み、まったくかみあってなかったな。滑りっぱなしだ。君のプロレスと同じだ」と罵倒し、場内は爆笑に包まれる。「まあしっかりハッスルしたまえ、分かるだろ。相も変わらず威勢がいいじゃないかチキン君。元気だけが取り柄の君だ。その元気をPRIDE GP、いや違う。次の査定試合で存分に見せてくれたまえ」と続け、さらに鋭い舌鋒に客席から感嘆の声がもれると「中途半端な応援するな!」と一喝する。

 今度は橋本に標的を変え「おい、ポーク、飛べないブタとは君のことだ」と高笑いし「おい、橋本君ポークと言えば、"とん"とご無沙汰だったな。私としたことがまたダジャレを言ってしまったよ」と余裕を見せ、また小川に向かうと「チキン君に一言言いたい。実はそこにいる破壊されっぱなしの自称破壊王、ポンコツポークはハッスル軍にいらないんじゃないか、モンスター軍に引き取ってくれってか?」と挑発する。小川が「ふざけんじゃねえぞ!」と、激怒しても「断る」と人の話を聞かずにあっさりとこたえ、「どうしても君がお願いするのであれば、ここにいる私の部下の島田参謀長の靴磨きでもやらせてあげようか」と一方的にしゃべり続ける。当然小川は「死んでもやらねんだよ!」と絶叫するが、総統はまたもや「断る。粗大ごみが増えるだけだ」と言い放つ。

 さらに川田に対しても「引きこもりの川田君。君に用があるんだ。聞きたまえ。君とは確か、『ハッスル・ハウス』でお会いしたね。あいも変わらずあの骨董品の三冠ベルとを、その仏頂面で磨いているらしいな」と、侮辱する。すると川田もマイクを取り「高田!じゃなくて総統!話しを戻すけど、お前こそコスプレじゃないのか? 自分の格好よく見てみろ」と反撃。総統も「君のそのジャージはどこのメーカーだい?」と切り返すが、痛いところをつかれたのか、やや声が上ずる。

 総統は最後に長州に的を変え「そこにいるのはロートルの長州君じゃないか?」と声をかける。場内は新しい展開を期待して大きな長州コールが響く、総統はその声に負けず「はじめまして長州君。高田モンスター軍総統・高田だ」といつもの自己紹介をするが、長州は「高田、何お前マンガの世界にひたってるんだ。吸えない葉巻くわえて何やってるんだ。葉巻吸う代わりに、親指でもしゃぶってろ」と切り捨てる。

 総統は動じる素振りも見せず「私の話を最後まで聞きなさい。君に言っておきたいことがある。私は君がいけすかない、生理的に受け付けない。要するに嫌いなんだ。まあ、悪く思わないでくれ。思ってもらってもかまわないがな。私のこの頭の中には一冊辞書がある。その辞書から長州君の大好きな『革命戦士』という言葉を引いてみたが、こんな答が出た『過去の栄光にすがり、グズグズ過ごす』だ。どうだい、面白いだろ」と挑発。観衆はブーイングで応えるが、「ブーイングありがとう!まあ、残り少ないプロレス人生だ。縁側でお茶でも飲むようにリングに上がるがいい。

 さて、最後に一言言わせてもらおうか。そこのコスプレトリオ、そしてロートルの長州。君らは決して君らは一枚岩じゃない」と続ける。長州はつきあいきれないとばかりに、一人リングを降りたが、総統は「君らの結束力では新しいプロレスなどできるわけがない。分かるだろう。今日、偶然勝ったことを酒の肴にして、仲良しごっこでもやっていろ。最後に一言言わせてもらう。ここにいる下々に宣言しよう。近いうちに例の計画を実行し、しかるべきモノをいただく。バッドラック」と告げ、悠々と引き上げていった。

 小川は総統の背中に向かって「おい、言うだけ言って帰るんじゃねえぞ。なめるんじゃねえ、戻って来い。何だこの音楽やめろ、気分悪い」と絶叫し、『威風堂々』を止めさせると「皆さん、今日は対抗戦なんとか勝つことができました。皆さんが一緒にハッスルしてくれたからだと思っていますありがとうございました。それと橋本、川田、ハッスルすればできるじゃないか」と言うと、橋本は「小川、俺もハッスルしちゃったよ。いいだろう、もっとハッスルしちゃうよ」と語ると、「高田、長州さんが言ってたマンガの世界、オレ大好きだけど、でも俺が落とし前つけます。過去のあのときのように、とことんやってやるぞ!」とアピール。

 すると川田も「小川、ハッスルな、お前だけの物だと思うなよ。これからは俺だけのハッスルいかせてもらうからな。このリングに関してはハッスルKと呼んでくれ!」とハッスル軍の一員となる覚悟を決めた。

 小川は「皆さんハッスルKでいいですね。ハッスル・キング、ハッスルK、そして私がキャプテンです。よろしくお願いします」と観客に宣言する。さらに「今日は勝ったということで、最後にお決まりのこれをやっててもよろしいですかね」と語る。観客はここにいない長州に向かって長州コールを飛ばすが、小川は「長州さんですけど、今日は無理そうなんで、必ず次回ハッスルしてもらえるように努力します。皆さん分かってください。また次にやってもらいますので、今日は勘弁してください」と、語りかけた。

 また「GMいますか?」と笹原GMを呼び出すと、「一応中立の立場ということで、GMがいるわけですが、ハッスル軍からの提案として、チケット代なんとかならないですかね。皆さん、今のままでチケット代大丈夫ですか?」と観客に問いかけると、「高い」コールで返答。笹原GMも「GMとして前向きに検討いたします」と、観客の立場に立っての改革を約束する。

 そして、観客に起立をうながすと、川田、橋本と3人で並び「明日からまた、頑張っていきましょう!」と叫び「3、2、1、ハッスル! ハッスル!」と11125人の観客と大きく腰を振った。






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