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全日本プロレス
「チャンピオン・カーニバル2004〜PLEASURE6〜」




大会インデックス
第1試合 第2試合 第3試合
第4試合 第5試合 第6試合



第6試合 チャンピオン・カーニバルAブロック公式戦
武藤 敬司 30分00秒
時間切れ引き分け
佐々木 健介




試合経過


 運命のいたずらから再び対戦する事になった武藤と健介。武藤対健介としては4年8ヶ月ぶり(2000年にムタ対パワーとしても対戦)となる久し振りの対戦はお互いのルーツである柔道をベースとした新日本流のグラウンドレスリングの攻防から始まった。マウントポジションからV1アームロックを狙う武藤に対して、これをパワーで切り返した健介。健介のラリアートを前転でかわしておいて、ドロップキックを放つ武藤に、健介もすかさずラリアートで場外に叩き出すと、追いかけて場外フェンスに武藤を叩きつける。その後もイスを取り出す健介だが、これは和田レフェリーが体を張ってストップさせる。

 リングに戻ってから武藤は卍固め、サイドポジションからのV1アームロック、クリップラー・クロスフェイス、腹固めと寝技で健介を圧倒する。しかし健介もバックを取られたものの、レッグロックに切り返し武藤の左ヒザを絞めあげていく。ここで大きなダメージを受けた武藤はコーナーでダウンカウントを聞く事になってしまうが、健介はなおもフェースクラッシャーで追い討ちをかける。

 それでも武藤はドラゴンスクリューからヒザへの低空ドロップキック、珍しいミサイルキックから雪崩式ドラゴンスクリューとこの試合にかける意気込みを技で見せていく。

 しかしトドメとして狙ったシャイニング・ウィザードは腕でブロックされ、逆に健介のシャイニング・ウィザードを食らってしまう。

 ここで健介は序盤に痛めつけておいた武藤のヒザに監獄固めを仕掛ける事で悲鳴をあげさせるが、武藤もこれをなんとかロープに逃れる。しかし健介はロープにもたれる武藤の場外からマッケンロー(ヒザへのラリアート)でダウンさせ、リングに戻るとドラゴンスクリューからの監獄固めで武藤を追いこんでいく。

 なんとかロープには逃れた武藤だが、死力を振り絞ってのドロップキックを自爆させられると、追い討ちのサソリ固めを決められてしまう。

 しかしトドメとして狙ったノーザンライト・ボムを不発に終わらせると、武藤はすかさずシャイニング・ウィザード。これを再びブロックした健介だが、ヒジに大きなダメージを受けてしまい、武藤もそこを逃さずヒジを狙っての低空ドロップキックを連発してから腕ひしぎ逆十字固めで健介にギブアップを迫る。

 健介は場外に逃れる事でダメージの回復を図るが、リングに戻るとついに完全なかたちでシャイニング・ウィザードを食らってしまう。しかし続けてのシュミット式のバックブリーカーからのムーンサルトプレスをかわした健介は、ノーザンライト・ボム、監獄固めと追い討ちをかけていく。

 ここで25分経過のコールと同時に武藤コールも起きるが、健介は監獄固めにアームロックも加えて武藤にギブアップを迫る。これも辛うじてロープに逃れた武藤は、ラリアートに来る健介にフランケンシュタイナーからの腕ひしぎ逆十字固めで逆転を狙っていく。しかし健介もこれをロープに逃れたが、立ちあがり際に再びシャイニング・ウィザードが炸裂。武藤はそのまま腕ひしぎ逆十字固めに行くが健介はこれをロープに逃れてこの日2度目のノーザンライト・ボム。

 残り1分足らずのところでシャイニング・ウィザードとノーザンライト・ボムをそれぞれもう1発ずつ繰り出されるがついに決着は付かず、両者久々の対決は時間切れ引き分けとなった。


コメント


■武藤 「三途の川に足を1歩踏み入れた」

 参った……。三途の川に足を1歩踏み入れたよ(苦笑)。まあ、サッカーと同じで点を取られなきゃ負けじゃない。悔しいけど結果オーライかな。(健介と対戦した選手)みんな「変わった」と言ってたけど、ベーシックの部分は変わってないね。今回は懐かしさを楽しむ余裕がなかったよ。


■健介 「今の武藤とじっくりやってみたいと思った」

(4年ぶりの対戦だったが?)オレの中では、何年ぶりか忘れた。最初の方でイスで殴ってやろうかと思ったけど、何か、今の武藤とはじっくりやってみたいと思った。全日本のようなメジャーでおとなしくしてるかと思われると悔しいから、最初に出たときも血だるまにしたし、ジャマールも場外で立てなくした。今のオレの戦い方はそういうもの。

 試合前までは武藤の頭を叩き割ってやろうと思っていたけど、久しぶりに当たって、じっくりやってみたいという気持ちになった。新日本の頃から、オレと武藤はライバル。いつもオレの前を走っていた。そういう意味でも、レスリングで倒したかったという気持ちもある。

 チャンピオンカーニバルの星取りを考えれば痛い。引き分けは悔しい。でも、自分の中でこれだ、というのが感じ取れた。こうなったらもう、残り全部勝って、リーグトップで優勝まで突っ走っていきたい。

 今日はたまたまこういう試合になったけど、残りのやつらもこうなるかと思ったら大間違いだぞ。そのへん、頭に入れとけ。武藤と決勝で再び? オレん中では負ける気はさらさらない。

 4年前の武藤と比べて? 前よりねちっこくはなっている。でも他人をほめるのはこれくらいでいい。オレが優勝しないと面白くないでしょ。

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