■試合経過
長い沈黙を破り“超合筋”武田幸三がリングに戻ってくる! 昨年7月5日、日本代表として臨んだ「K-1 WORLD MAX」1回戦でドゥエイン・ラドウィックに衝撃のKO負け(2ラウンド45秒)。さらに、同年9月7日のポール・リー戦では思うように手が出ず、「武田らしさ」を出せないまま不完全燃焼の判定負けを喫した。試合後「しばらく休みたい」と休養に入った武田。ボクシング重視からかつてのワンツー&ローのスタイルに戻した武田が、K−1への再挑戦を見据え、K−1ルールで4カ月ぶりメーンの舞台に立つ。
先に入場のガルシアはメキシカンらしく陽気に入場。対する武田は、新調した黒のガウンで登場。「ローキック」の文字が浮かび上がる。リングサイドにはK−1谷川プロデューサーの姿も。
1R 先に左ローを出したのは武田。さらに「バチン」と音を立てる強烈な右ロー! 手ごたえを得た武田は続けて鋭い右ローを連打! カットもままならないガルシアは苦悶の表情を浮かべてリングに這いつくばるしか術はなかった。
試合後、マイクを向けられた武田は、「みなさんあけましておめでとうございます。今年は勝負の年。2月のK−1、頑張ります!」とK−1出撃を宣言すると、場内は大歓声に包まれた。
■コメント
■武田「今年は『K−1』一本で行く」
――感想は
気合入ってたんですけど……ホントに体調が良くて、心.技.体と全部揃ってて、コンディションが最高だったんです。だって9月の入場シーンと違うってことはきっと皆さんも分かってくれてたはずですから。心も体も充実してて……、今日は顔見世って感じになっちゃいましたね。2月頑張ります。
――良いスタートが切れましたか
試合うんぬんじゃなくてね、自分がどれだけ出来るかとか、K−1を想定してどういった戦い方が出来るかを試したかったんですが、今日は出来ませんでした。ホントにコンディションが良かったから……。
――今後は
今年は「K−1」一本でいきます。去年はお客さんみたいな感じでしたが、外様というかね。今年はそれ一本でやっていきます。2月に向けて100%にします。去年は100%でリングに上がったことなんて1度もなかったんで。あれから100%に持っていく術を勉強しましたから。
――協会の試合には
先生が出ろって言われたら出ます。ただ、優先は「K−1」です。協会ももちろん大事ですけど。
――「K−1」からのオファーはいつ
一週間前です。出るって決めたのさっきのリング上で。今日の試合で怪我したら出れませんしね。だからOKはしていませんでした。ただ、今日の試合で得るものがなかったのが残念です。
――2月は魔裟斗のいないトーナメントになりそうだが
僕は挑戦者ですからね。彼は現段階で世界一でしょ。いいんじゃないですか。彼に挑戦する権利を得るには2月に勝たないといけない。この流れは当たり前のことです
――2月に向けての意気込みは
初心に返ります。1回戦から壊れてもいい戦い方をします。今までは頭のどこかに「これはトーナメントだから……」っていう気持ちがあった。今年は1回戦で終わってもいいようなつもりで戦います。
――明日から練習ですか
いや、明日はキックの功労賞を貰うんですよ。日本プロスポーツ協会さんから頂くんです。それもあるし2日間は休みます。休むことも勉強しました。抜く所は抜いて、100%に近づけるよう調子を合わせていきます。酒も飲みますよ! 練習のときは結構打たれたんで飲めなかったから。
――長江国政館長から何かアドバイスは
「ジャブを出すな、ストレートでいけ」って言われました。「出来るのはあと1〜2年くらいかもしれないんだから出来ることをやれ」と。今は出稽古禁止です。ボクサーともスパーリングをしていません。「10年間やってきたことを忘れるな。新しいことを今から無理に覚えようとするな」と館長から言われました。
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