■コメント
■永田 「一瞬のことだった」
――永田さん、まずは今日の試合を振り返っていただきたいのですが
一瞬の怖さですかね。一瞬の。なんか、まあ、あとで思い出してみると……動き的にもいい感じでいけたし、常に前へ行こうという気持ちでいけんたんですけど、ほんのわずかなところを見事にやられた。見えませんでした。ハイキックは。
――さきほど猪木さんもキックに対するディフェンスについて語っていましたが、ご自身でどんなことを考えていましたか?
相手がすごくバランスがいいし、組み付きにいっても、フットワークというか、組み付かせてもらえなかった。
――側頭部にキックが入って、レフェリーが止めましたが、あのとき、一瞬状況が分かっていないような表情をされていましたが
気が付いたら、島田レフェリーの顔が見えて。ストップと言われて……
――衝撃はいかがでしたか
一瞬のことでしたので……あとでVTRで見たら、完全にパンチを払おうとして手が下がったところを、見事にガードが下がったところをやられた
――アメリカでの特訓もあったわけですが、この1カ月間、プレッシャーの中で
やれることは、短い期間の中で、やれることはすべてやって臨んで負けたわけですから。挑戦して、まあ、負けました。
――K−1との戦いは今後どう
悔しい気持ちが大きいですね。
――ほとんど間を置くことなく1月4日(新日本プロレス東京ドーム大会)を迎えなければなりませんが
もう気持ちを切り替えるしかありませんから。4日に必ず勝って。とにかくまだまだチャレンジャーだってことに(戻って)万全の体勢で臨むよう――あれ、(朦朧として)何だか分からなくなっちゃった。ごめんなさい――もうひとつ4日、大きなチャレンジがありますから、おれのチャレンジはまだ終わっていませんので。
――どんな風にして気持ちを立て直していこうと
現実をしっかり受けとめて前へ進むしかありませんので。後ろへは下がれませんから。
――いま体の動きとかは
意識ははっきりしていますので。じゃっかんのふらつきがまだ残っていますが、それ以外はあんまり。まあ、これだけ喋れるわけですから。この衝撃だけ……。
――気が付いたらレフェリーがいた、ということですが、何で止めたんだとか思わなかった?
いや、一瞬何が起こったか、分からなかったですから。
――K−1選手への再戦の意思は?
出てくると思います。これから。いまはまだボーッとしていますが。
――最初の立ち合いの作戦は?
とにかく前へ出ることが……予想外というか組んでみて「あっ、強い選手だな」と思いました。バランスもいいし、慣れているというか。
――安田選手の試合は見られましたか?
ええ。終わってから、モニターで頭冷やしながら見ていました。
――どういう印象を持たれましたか
ドン・フライが勝って、僕が負けて……いや、うれしかったです。対抗戦という部分では。
――今後、またこういった形で新日本以外のリングに上がる機会はありますか? 出たいと思いますか
さらに自分が飛躍したくなるとき、やっぱりそういう気持ちは出てくると思いますが……いまはまだ、とにかく1月4日、東京ドームに向けて気持ちを切り替えなくちゃいけないんで。
■ミルコ 「永田はハイキックとは何たるかを学んでほしい」
「非常に早い試合だったと思います。私のハイキックはパーフェクトでした。永田選手の印象は早すぎて分かりませんでした。藤田戦でたくさんのことを学び、今回はグラウンドを一生懸命練習してきましたが、そのグラウンドで極めれなかったのが残念です。打撃ではなくて、チョークやヘッドロックで極めたかったです。
もちろん私は世界で一番キックのうまい選手だと思っていますので、永田のガードが下がってたのは気づきました。だからハイキックを狙いました。試合前の記者会見で永田選手に対して「ハイキックとは何かを教える」と約束していたので、永田選手には今日のビデオを100回見てハイキックとは何たるかを学んでほしいと思います。
自分と戦う気のない選手以外とはだれとでも戦います。バーリトゥード戦を3戦やりましたから、今後はK−1に重きをおいてやっていきたいと思いますが、それについては館長と相談します」
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ミルコのハイキック一発で永田は崩れ落ちた

ミルコのラッシュに背中を見せた永田

喜ぶK−1軍の前で永田はぼうぜん

会見で悔しそうな表情を見せる永田
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