メニュー
 日程&試合詳細
 団体別試合詳細
 ニュース一覧
 コラム一覧
スポーツナビ

西村、無我離脱! 全日本プロレスに電撃入団
無我の2文字は譲れないと西村 武藤は「自然の成り行き」

2007年10月19日



武藤(左)らが緊急会見を開き、西村と征矢の無我退団と全日本プロレス入団を発表 武藤(左)らが緊急会見を開き、西村と征矢の無我退団と全日本プロレス入団を発表【 スポーツナビ 】
 全日本プロレスの武藤敬司社長は19日、都内・事務所で緊急会見を開き、無我ワールド・プロレスリングに所属していた西村修と征矢学の全日本プロレス入団を発表した。

 全日本プロレス代々木大会と無我ワールド後楽園大会から一夜明けた19日、3者が同席のもと緊急記者会見が開かれ、西村と征矢の無我ワールド・プロレスリング退団と全日本プロレス入団という電撃的な発表が行われた。
 武藤は会見冒頭「このたび、西村と征矢の全日本プロレス入団が正式に決まりました」と静かに語りはじめ、続けて西村が「さまざまな人生の紆余曲折(うよきょくせつ)がありまして、本日、全日本プロレスに入団いたします。胃が、内臓が取れるぐらい考えました。自分の追及するプロレス、信念……それができる団体が全日本プロレスだった。今後は入団ということで100%この団体に力と愛を注いで活動していきたい」と、こちらも神妙な面持ちで口を開いた。



西村、藤波には「これから伝えます」

無我を離れ全日本プロレスに入団した西村(左)。征矢(右)も西村に追従 無我を離れ全日本プロレスに入団した西村(左)。征矢(右)も西村に追従【 スポーツナビ 】
 西村は18日に行われた無我ワールドの後楽園大会に出場後、「何もありません」と言い残してコスチューム姿のまま後楽園を後に。無我恒例の全試合終了後の記念撮影にも西村の姿はなかった。そして西村は、その足で全日本プロレス代々木大会のセミファイナル後にリングへ乱入、武藤と握手を交わしていた。

 西村は無我ワールド退団かとの問いに「そうです」と答え、「(藤波辰爾には)これから伝えます。まぁ本当に事件というか……多分いろいろなうわさで藤波社長の耳には伝わっているとは思いますけど……征矢を連れたことも極秘で動きました。すべての責任は私にあります」と、無我の代表取締役である藤波には未だ報告していないことを明かした。今後さまざまな問題を巻き起こす可能性もあるが、「問題となるのは覚悟の上です。伝統と格式高いプロレスをやりたかった」と西村の決意は固い。

 無我ワールド退団に至った理由について「絶対的な試合数の少なさと、限界が私自身の中で見えた」と、今年8月には1回しか大会を開催できなかった同団体の活動部分で退団に思い至ったようだ。そして「最終的な決断は昨日」と、無我ワールド後楽園大会と全日本代々木大会が開催された18日に退団と入団を決意した。

 無我ワールドは06年1月に新日本プロレスを離脱した西村が中心となって創設した団体で、のちに同じく新日本を退団した藤波辰爾が合流して代表取締役社長を務め、同年8月に後楽園ホールで旗揚げ戦を行った。以後、西村は無我ワールドのエースとして同団体を引っ張ってきたが、旗揚げからわずか1年2カ月で離脱することとなった。


「プロとしてもっと試合がしたい。そして思想が全日本と一致した」(西村)

西村(右)は18日の全日本代々木大会のセミファイナル後に乱入。武藤とがっちり握手を交わしていた 西村(右)は18日の全日本代々木大会のセミファイナル後に乱入。武藤とがっちり握手を交わしていた【 t.SAKUMA 】
 いつごろから全日本プロレスへと考えるようになったのかには、「8月の時点で……無我ワールドが昨年8月に旗揚げしてから興行日数わずか月に1日というのもあって、プロとしてもっと試合がしたい。無我の思想なり哲学を披露する場が1カ月に1試合では、プロとしては失格なんじゃないかと……8月ぐらいから深く考えはじめた」と、8月には試合をしたい欲求とともに無我ワールド退団を考えはじめたようだ。

 さらに「上井ステーションをはじめ、2つ3つのインディー団体とハッスルさんにも出させてもらい、フリー宣言を近々しなければならないという考えに至った。しかし最終的に日本に腰を下ろすとなると、団体所属が一番いいのではと。そして団体に所属するのであれば、メジャーの団体・試合数もきちんとある・巡業で日本中を回っているというところは3つ4つに限られ、その中で自分の思想と一致し、そして100%の愛をもって共鳴できるところとなると全日本しかなかった」と語り、試合数が確保され思想も一致する全日本プロレス入団を決断した。

 これからも無我の2文字を背負っていくのかと問われると、「一番最初、95年に無我を立ち上げたのは藤波さんですけど、そのあとずっと新日本プロレスの中でもこの2文字を守ってきた自負が私にはあります。その2文字はどんなことがあっても譲れません」と述べ、無我ワールド退団以降も“無我”の2文字を背負っていくと力強く語った。


契約問題はクリアしていると武藤

武藤は西村の「最強タッグ」からの出場を明言 武藤は西村の「最強タッグ」からの出場を明言【 スポーツナビ 】
 西村ら3人が同席した会見終了後、武藤は単独で取材陣の質問に応じ、西村と征矢の全日本プロレス入団について語った。まず「用意周到じゃないから非常に慌ただしい。畳み掛けるときはバババッていかないとっていう部分もあるから」と自身のプロレス哲学になぞらえ、事の経緯を語り始めた。

「(西村は)試合をやりたいと。結婚と一緒でさ、勢いがあるときにバババッてお互い来たからさ」と独特の言い回しで述べ、「17日にお互いの思想を確認してプロレス論を語り合った」と18日に開催された全日本プロレス代々木大会の前日に西村と直接会って意思を確認したという。

 さらに無我ワールドの代表取締役である藤波辰爾に話しが及ぶと「藤波さんには会っていない。西村に関しては全日本にとって必要な人材で。契約問題はクリアしている」と移籍に関して問題はないことをアピールした。また「恋愛と一緒で、どっちが言いだしっぺというのもない。目標・思想があっている者同士が話し合ったら、自然とくっついていくもの。自然の成り行き」と、入団に関してお互い相思相愛であることをうかがわせた。

「あそこまでの思想を持った逸材は、全日本から見れば非常にありがたい」と西村を評価し、「全日本プロレスは伝統もあるし、伝統の大切さを西村は常日頃から訴えている。進化もしなきゃいけないが、そういう部分で背中を見せていってくれるかな」と西村の今後の活躍に期待していた。


武藤「これだからプロレスはおもしれぇよ!」

武藤は「これだからプロレスはおもしれぇよ!」と笑みを浮かべて退席した 武藤は「これだからプロレスはおもしれぇよ!」と笑みを浮かべて退席した【 スポーツナビ 】
 西村に追従する形となった征矢は「いろいろと悩んだが、最終的には西村さんに付いていこうと自分で決めました」と語り、会見後も武藤とともに質疑応答に列席し「今この時期、試合の経験を積むことが大事だと思っていて、その部分で悩んでいた。そこで全日本にお世話になろうと決めました」と、改めて悩んだ末の決断だったことを明かした。

 武藤は征矢に関して「正直、試合を見たことはない。全日本の道場でまた一から。若いし今からだし、もしかしたら未来の全日本プロレスを担ってくれる可能性もあるわけで。こういう金の卵は西村同様、全日本として大いに歓迎します。ライバルもいっぱいいるから、そこで揉まれてがんばってほしい」と今後の飛躍を望んだ。

 なお、武藤は11月23日に開幕する「世界最強タッグ決定リーグ戦」から西村を出場させると明言した。

 質疑応答が終わり、退席する際には「これだからプロレスはおもしれぇよ!」と笑みを浮かべた武藤。あまりに突然の西村らの無我ワールド退団と全日本プロレス正式入団――。西村が起こした波紋は、今後どのように波及していくのか。そして西村と征矢という人材を得て、全日本プロレスは新たな局面に突入する。

【関連記事】
全日本プロレス「プロレスLOVE in 代々木」大会詳報(07.10.18)
藤波「はじめて今聞いた」 西村の不可解行動に首ひねる=無我(07.10.18)
武藤・全日本に無我・西村が殴り込み!?(07.10.02)

コラム一覧



このページのトップへ

格闘技に関するブログエントリ

格闘技ブログトラックバックセンター
 格闘技への応援メッセージやご意見募集中!
 トラックバックをすると、ここに表示されます。
・トラックバックURL:
 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/fight/tb_ping/20
携帯版スポーツナビにアクセス! 携帯版スポーツナビ
 - 格闘技はケータイで!
 - 大会速報はより早く、深く
 - 戦評、選手コメントも充実
Yahoo!保険 Y!ポイントプレゼント
自動車保険見積もり請求

サッカー - 野球 - 格闘技 - モーター - ラグビー - ゴルフ - バスケット - テニス - バレー - ウインター - その他
スポーツナビ - ヘルプ - サイトマップ - スタッフ募集 - ご意見・ご要望 | ブログ
Copyright (c) 2010 Y's Sports Inc. All Rights Reserved.

サイト内検索:  携帯版スポーツナビ携帯版スポーツナビブログ