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K-1 WORLD GP 2007 in YOKOHAMA
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第8試合 ヘビー級タイトルマッチ挑戦者決定戦
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3R判定 ドロー 延長R 1分23秒 KO
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■試合の見どころ
3年半の時を経て再戦となる両者。前回は延長判定で武蔵が競り勝ったが、その後藤本のパンチはさらに磨きがかかっており、武蔵は決して油断できない。藤本のパンチをひらりひらりとかわし、公開練習で語ったマタドール(闘牛士)のような戦いを見せることができるか。
■試合経過
1R お互いミドル、インローと蹴りを出し合い相手の出方をうかがう。藤本は上体を振ってフェイントをかけ、武蔵をかく乱する。武蔵がパンチで飛び込むと、藤本はかわして右、左とフックを放つ。藤本は左インロー、右ボディーフックと伸びやかに攻める。武蔵はやや戦いづらいか、手数が少ない。
2R パンチのイメージが強い藤本だが、左ミドル、右前蹴りと蹴り技も積極的に繰り出していく。武蔵はパンチで打って出るが、藤本にクリンチで受け止められる。藤本はインローで内股を蹴り、武蔵の動きを未然に潰す。藤本は左ミドルを叩き込み、逆に武蔵の左ミドルはスエーしてかわす。ここからパンチを出し始めた藤本は、ワンツーで打って入ると左アッパー、右フックをフォローする。武蔵は攻めが単発でリズムに乗ることができない。
3R 武蔵の左ローに呼応して、藤本も右インローを返す。このラウンド、武蔵は蹴りの本数を増やして攻める。前へ出るが、藤本はクリンチして押さえる。武蔵がミドルで蹴って入ると、藤本はすぐにパンチをリターン。藤本のパンチがプレッシャーとなり、武蔵は思い切って攻められない。藤本につかみの警告が出される。武蔵のミドルに、藤本はフックをワンツースリーフォーと打ち返す。残り10秒を切り、藤本はフック、ストレート、アッパーをまとめ打ちし、ラウンドを終える。
判定は30−30、30−29(藤本)、30−30で藤本に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
延長戦開始前、角田統括ディレクターからよりアグレッシブに試合を進めなければ両者失格にするとの警告が与えられる。
延長R 武蔵はミドルを起点に攻めるが、藤本はすぐ右ストレートを飛ばして顔面をとらえる。武蔵は前へ出る気持ちが攻撃となって現れず、藤本にクリンチでつかまってしまう。ややまごついた武蔵に藤本は左ハイキック一閃。手を付くように前方へ倒れた武蔵は立ち上がることができず藤本のKO勝利となった。
■リング上でのマイクアピール
念願の武蔵選手を倒し、次はヘビー級タイトルマッチ。必ず倒しますんで応援よろしくお願いします!
■試合後のコメント
■藤本 「最高です。これで胸を張って日本一と言えます」
――今の気分は?
最高です。本戦がああいう内容になって、延長でハイキックで白黒つけられてよかった。これで胸を張って日本一と言えます。あと、ヘビー級のタイトルもバタ・ハリに勝って獲りたいと思います。
――予想通りの展開だったか
正道会館で10年以上も一緒にやってますから、試合はこんな感じになると予想していました。最後はスタミナ勝負だろうと思っていたので、いつもは1Rからガンガンいくけど、今日は3Rから攻めました。それがよかったと思います。
―ー角田さんの注意があったが
お互いリスクを冒して勝負をかけられませんでした。
――ジャッジに不満はないか
残り15秒のラッシュでポイント取ったかなと思ったけど、甘かったですね。それでも、延長でダウンを奪って勝てたのでよかったです。
――以前と武蔵選手の印象は変わった?
特に変わってないですね。僕はテクニックとスピードを磨いて勝つことができました。
――レフェリーに注意されて焦りはあったか
ありましたけど、相手のペースに乗らないように気持ちを抑えました。
――決勝戦に向けての意気込みは
うまく減量して、ベストの状態で臨みたいです。
――若い日本人選手についてはどう思うか
いい試合でしたね。根性を見せたと思いますけど、まだまだ譲る気はないです。
■武蔵 「初めて日本人に負けて悔しいがベルトを獲ってもらいたい」
――完敗か?
いつもはサウスポーで崩していたけど、今日は右足を痛めていてそれができなかった。オーソドックスは普段あまり使わないので、どうしても見合ってしまいました。
――いつ右足を痛めたのか
体重を落とすための走り込みで、足に負担がかかったんだと思います。
――ダメージはあるか?
今は特にないです。
――角田さんからの注意があったが
セコンドの指示に集中していたので、あまり聞いていませんでした。
――藤本選手の印象は?
初めて日本人に負けて悔しい部分はありますけど、彼にはヘビー級のベルトを獲ってもらいたいと思います。
――最後、立てなかったのは足にきていたのか
足にきてたというより、終わっちゃったなって感じです。
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