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K-1 WORLD MAX 2004
〜世界一決定トーナメント〜


第9試合 スーパーファイト
ミックスルール(1、3R:K−1ルール 2、4R:総合ルール) 3分4R
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○
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山本“KID”徳郁
(PUREBRED東京) |
2R 2分40秒
腕ひしぎ逆十字固め
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安廣 一哉
(正道会館) |
×
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■試合経過
MAX唯一のK−1総合ミックスルール。1、3RがK−1、2、4Rが総合ルールで行われる。しかも、K−1史上初のオープンフィンガーグローブ着用だ。山本は「2Rになったら絶対オレが終わらせちゃうからK−1ルールの1Rから行く」と宣言。対する安廣も「オレも2Rで逃げるつもりはない」と真っ向勝負を誓った。山本は修斗時代に禁止されていたサッカーボールキック、4点ポジションでのひざ蹴り解禁に舌なめずり。対する安廣もシューズ着用での空手蹴りを示唆した。どちらも天才肌。究極の身体能力対決を制するのは?
「本当はもっとひょうきんなキャラなんです」という安廣はヒップホップな入場曲に踊るようにシャドーし、歌を歌いながら空手着でリングイン。リングサイドには武蔵の姿。対する山本は姉妹と父が見守る中、こちらも笑顔で軽くステップを踏み踊りながらリラックスした表情で登場。セコンドはエンセン。
1R K−1ルールの第1試合。裸足にOFGの異例の姿でゴング! 開始早々、パンチで飛び込んだ山本。しかし、安廣もかわしていく。安廣のローに山本は左のカウンター! タイミングダウンで尻餅をついた安廣(ノーダウン)。しかし、安廣も鋭い右フックをクリーンヒットさせ、山本の左目をたちまち腫らせていく。ドクターチェック後、安廣の右ミドルにパンチをあわせようとする山本。しかし、自分の土俵の安廣はアグレッシブに跳びひざ蹴りから前に出て行く。山本は思わずクリンチ。
2R 総合ルールの第2ラウンド。安廣は裸足のまま。対角線に安廣が入ったところでコーナーに詰めた山本は高速タックル! そのままテイクダウンしていくが、安廣は何とすかさずフロントチョーク! がっちり山本の喉下に腕をくこませると、山本は必死の脱出を試みる。片足を胴に回しフックする安廣だが、両足は回らず。そのまま絞め上げる安廣だが、総合では一日の長がある山本は徐々に体をズラすと、ついに首を抜くことに成功! コーナーに安廣を押し込み、パンチを連打! しばらくデフェンスした安廣だが、思わず最初のロープエスケープ。スタンドから試合再開で、1発目のタックルをがぶり切った安廣だが、そこから山本は連続して足元にタックル! 安廣をテイクダウンするとすかさずマウントからパンチを繰り出すが、安廣も下からキックを蹴り上げ、抵抗。しかし、もうロープエスケープは残されておらず。百戦錬磨の山本は、下から腕を伸ばして抵抗する安廣の右腕をとらえ、腕十字へ! 伸び切ったところで安廣がタップした。
ピンチもあった山本の勝利に山本姉妹は歓喜の涙。試合後、左目を大きく腫らせた山本は、リング上でマイクを握り「ヤバかった。遊びすぎた」と反省。ペロリと舌を出した。
■コメント

■山本KID 「コンディションが悪かった」
調整不足。忙し過ぎた。いい練習しないとダメだめだなあ(苦笑)。勝ったからいいけど、(気分)落ちてます。次はバッチリ練習して最高の試合を見せます。今回は今までで最悪のコンディションの感じなので、次頑張る。
――忙しいのは、仕事?
いろいろ(笑)。プライベートで、いろいろ。
――パウンドで終わらせず、十字に行ったのはなぜですか
殴りにいく前にエスケープを取られるから。
――パウンドで仕留めようとしていた?
した。でも腕ががら空きでチャンスだと思って。隙を見て何でも(行こうと思った)。
――1Rのパンチをもらって動揺しなかったですか
動揺というより(カットで)切れてないか心配した。以前、カットで終わってしまったことがあったので。ただのたんこぶでよかった。
――相手は強かった? グラウンドとスタンドは
いま(さっき)ビデオを見たけど、オレの調子が悪かった。その時(リング上)は強いと思ったけど。コンディションが悪かった。
――いつもどうりの動きができなかった?
そう、そう。はぁ〜(溜息)って感じ。
――フロントチョークは入っていた?
半分入っていた。ずっとやってれば疲れるだろうと思った。相手が力一杯力んでいたので、疲れさせようと。
――ヤバイとは思わなかった?
思わないけど、3分このままだとだるいと思って。
――相手の技術は予想外だった?
そうですね。(総合)ちゃんと練習してるじゃん(笑)、と思った。
――あれ(フロントチョーク)がペケーニョ(修斗ライト級世界チャンピオン)だったら?
目ン玉潰す(笑)。
――ミックスルールは
結構、面白い。
――またやって見たい?
うん。
――今後、注目も集まるが、どういった試合を望む?
k−1ルールもやってみたいし、ROMANEXルールでも、どちらでも。相手との戦いというより、自分との戦い。
――トーナメントを見た感想は
ジョン・ウェインが負けたから、あいつ(ブアカーオ)がいくと思った。ジョン・ウェインとタイの子(ブアカーオ)が競っていたので、(ブアカーオが)優勝すると思った。
――優勝者のブアカーオと戦いたい?
そうですね。全員とやりたい。
■安廣 「2週間の準備の割にはできた」
――感想は
そうですね。いやあ。よく分からないです(笑)。思っていたより、練習してきたことが出たので。タックルを切ったり。練習してきたことを出せなくて負けるのは、ほかのK−1ファイターもそうだと思うけど。2週間しか準備期間がなく、あそこまでできて良かったです。悔しいですけど。
――ギロチンは練習してきた?
とっさに出た。遊びでやっていたので。できれば右足が返ってロックできればよかった。
――練習で極めたことは
いや、遊びでやっていただけなので。
――オープンフィンガーグローブの違いは
2RもK−1だったら違ったと思う。2R総合で焦って、仕掛けないといけないと思って。立ち技だけでやりたかった。グローブは脳を揺らすけど、OFGは表面に効く感じ。
――総合の準備は
2週間しかなかったので、準備期間が欲しかった。
――今後も総合をやりたい?
はい、戦いは自分の仕事なので。お金がないんで(笑)。家賃が払えず、借金してるので、だれかスポンサーになってください(笑)。
――ルールは気にならなかった?
そうですね。仕事なので。グローブも気にならなかった。いつもと同じ。
――ルールを聞いた時「え〜っ」と思わなかった?
思いましたよ(笑)。最初は断りました。
――KID選手の印象は
そうですね。1Rは僕のペースだったと思う。ただ個人的には好きな選手なので、試合が終わればノーサイド。(KID選手は)ナイスガイなので。立ち技も寝技も速かったです。グローブで最初もらって効かなかったので、プレッシャーを掛けて攻めた。
――目標はK−1?
そうですね。どっち付かずにならずにK−1で勝ち星がほしいですね。総合でも負けは負けなので。次はK−1に絞って。でも、新しいことをやって強くなれてよかった。
――腕は
試合前は「ギブアップは絶対しない」と思っていたが、してしまった。
■前日計量
■山本KID 「どちらのルールでも自分を出して勝つ」
K−1ラウンドでも総合ラウンドでも、自分の力を出して勝てるように頑張る。
■安廣 「未体験ゾーンを楽しみにしている」
明日はミックスルール。未体験ゾーンだが、自分の新しいものが見えるんじゃないかと楽しみにしている。
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