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K-1 WORLD MAX 2004
〜世界一決定トーナメント開幕戦〜




大会インデックス
オープニング第1試合 オープニング第2試合 第1試合 第2試合 第3試合
第4試合 第5試合 第6試合 第7試合 第8試合


第6試合 K−1 MMAルール 5分3R
山本“KID”徳郁
(日本/PUREBRED東京)
1R 0分58秒
チョークスリーパー
トニー・バレント
(米国/ニックワン・キックジム)
×


試合経過


 計量でのコーンヘッドからいきなりアフロヘアーに変身したバレント。ブルースリーばりのマオカラーのシャツで登場。対するKIDは義兄エンセン、宮本らが脇を固める中、リズムに乗って余裕たっぷりに登場。両手を合わせてからリングイン。試合前に何と、UFC王者BJペンから両者に花束が渡される。リングサイドにKIDの父、姉の美憂ら。

1R ブルースリーの映画『死亡遊戯』さながらの身長差のKIDとバレント。KIDは素早いタックルから一気にサイドポジションを奪うと、マウント! 後ろを向いたバレントを4の字ロックでコントロールすると背後からのパンチを交えながらチョークスリーパー! しばらく長い両手を振り回して耐えたバレントだが、KIDが両腕に力を込めると、たまらずマットをタップした。


コメント


■KID 「一度も狙ったことのないチョークを狙った」

――大歓声でしたが、花道は気持ちよかったですか

 いや、自分の好きな音楽で入場して、それは気持ちよかったですね。

――試合の感想は

 勝てる時にそこで終わらせる。それはどんな相手、今日みたいな相手でも、強い相手でも、強い弱い関係なしに、決めるときは決めるということで、すぐ終わっちゃいました。

――最後は狙ってました

 狙ってないです。ぶっちゃけ、マウント取った時に簡単にコロンって(うつ伏せに)なったんで、良いのかなって。首もスポっと入ったんで。

――拳は

 全然使わなかったんで。これから先の事もあるんで、拳は壊さないようにしようと思って、一度も使ったことないチョークとかやってみようかな、って。

――普段は使わない

 関節とかチョークとかやろうと思ったこと無いですね。今日は次のこと考えて。拳って大事じゃないですか。

――拳は治ってる?

 いや、全然。思いっきり殴ってないじゃないですか、だから分からないですね。

――他のトーナメントの試合は見ましたか

 自分の試合が始まるまでは、他の試合は見ないしリングにも近づかないんで。

――今日は総合の試合と言うことでやりやすかった

 慣れてるから、やりやすいですね。

――7カ月ぶりの総合の試合でしたが緊張は

 村浜さんとの試合は、リラックスしすぎてて。グラブが全然違うんで、緊張しなかったですね。今日、オープンフィンガーつけた時に「戻ってきたんだな」って思って、相手とか関係なく、前回よりも今日のほうが気持ちが引き締まりました。

――今後、総合でやりたい相手は

 名前があって注目されてる相手だったら。自分が一番尊敬している、グレイシーファミリーの体重の近い相手とか。

――以前、ホイラーの名前を出してましたが

 やってみたいですね。体重も一番近いですし。

――K−1ルールだったら、誰とやりたいですか

 それは選べないですね。自分は1回出て勝っただけですから。決められた人と、全力でぶつかります。

――MAX決勝大会には推薦枠がありますが、もし推薦されたら

 全然出たいです。もし、入れてもらえたら、すごく光栄で嬉しいですね。


■バレント 「ボロボロに打ちのめされた方が良かった」

――初めてのMMAの感想は

 結果として、あのような形ですぐに試合が終わってしまったので、最初で最後のMMAにしたいと思います。経験不足ということも合ったし、準備期間も無かった。KID選手が速い動きをすると思って対策も考えていましたが、思ったよりも早かったです。グラップリングのテクニックも足りませんでした。ファンの皆さんに申し訳なく思います。ああいう終わり方をするくらいなら、ボロボロになる位に打ちのめされた方が、ファンの皆さんに喜んでもらえたでしょう。

――1週間の準備期間でしたが

 ファンの皆さんが、MMAでの試合を望んでいると感じましたので、1週間の準備期間は短すぎましたが、出場を決めました。総合は全く分からないので、立ち技の練習を積んできました。千葉真一の動きから編み出したスペシャルテクニックがあったのですが、お見せできなくて残念です。

――今後は

 ファンの皆さんの期待にこたえていきたいです。MMAでの試合を望まれるのであれば、十分な準備をしてまたチャレンジしたいですし、KID選手とも再戦したいです。K−1のルールで再戦できれば、今日出せなかったスペシャルテクニックをお見せできると思います。

――髪型が計量時と違うようですが

 これは、特別に今日のために用意したと言うわけではないんですが、髪型も含めてファンの皆さんに喜んでもらえれば、と思っています。


試合の見どころ


 拳の負傷が完治せず、不慣れなK−1ルールでは厳しいとの理由でMMAルール戦出場を希望したKID。今大会唯一のMMA戦で持ち前の格闘技センスをいかんなく発揮する。山本陣営のエンセン井上は「K−1らしい面白い相手を用意してほしい」と要望。谷川氏は、これに対して“ブルース・リー男”トニー・バレントを指名。レスリングで培ったタックルとパウンドを武器に攻めるKIDと、総合初挑戦ということもありスタンドで勝負し、回転系の派手なキックでKOを狙うバレント。果たしてリングで勝者として喝采を浴びるのはどちらか。


前日会見コメント


■バレント 「見逃すな」

 初めてMMAをやります。経験不足かもしれませんが、初めてだけに自分なりのトレーニングはしてきました。1Rでその成果を発揮したいと思います。皆さん、トイレにも行かず瞬きもせずに見てください。


■KID 「相手は背が高いだけ」

 K−1で初めてMMAの中量級をやるって感じで、一番最初にやらせてくれてありがとう。相手の印象は背が高いだけで、何にも感じなかったのでいつもどおり行きます。


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