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ボタがK−1 GP代打出場! レコが欠場
ミルコのスーパーファイト出場が濃厚に
2003年11月25日
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急きょGP代打出場が決定したボタ【スポーツナビ】
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元プロボクシングIBF世界ヘビー級王者のボタが「K-1 WORLD GP 決勝」(12月6日、東京ドーム)に緊急参戦し、GP開幕戦で反則負けを喫した相手、シリル・アビディと1回戦で再戦する。また、24日にクロアチア総選挙で当選し議員格闘家となったミルコ・クロコップのスーパーファイト出場が濃厚となった。
K−1は25日、GP決勝の出場選手変更を発表。昨年のベスト8ファイター、ステファン・“ブリッツ”・レコ(クロアチア/ゴールデングローリー)が、契約上の問題で合意に至らず欠場となり、フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ(南アフリカ/スティーブズジム)が代替出場する。また、リザーバー決定戦がビヨン・ブレギー(スイス/ボスジム)vsカーター・ウィリアムス(米国/チーム
ブードゥーUSA)で行われることもあわせて発表された。
谷川貞治K−1イベントプロデューサーは当初、K−1史上最多のV4を誇るアーネスト・ホースト(オランダ/ボスジム)と、ボタのスーパーファイトを考えていたことを明かしながらも、「ホーストの体調がまだ100パーセントではなく、ホーストも出場するならばGPに出たいと受け入れなかった」ため、結果的にレコの欠場でボタにGP出場をオファーする形となり、ボタがこれを快諾したという。ボタは、1回戦でシリル・アビディ(フランス/チャレンジ ボクシング マルセイユ)と対戦するが、このカードは開幕戦の再戦。K−1デビュー戦では、アビディのローキックを受けたボタが突進し、スリップしたアビディに反則の右アッパーを叩き込み、不完全燃焼に終わっている。元プロボクシングIBFヘビー級王者の実力を見せていないボタの真価が問われる一戦となる。
■ボタ、トーナメント戦も「問題ない」 曙とのスパーリングも予定
ボタは、すでに5日前に来日し、極秘練習を行っていたという。この日の会見では「私にはK−1王者になる実力があるということを証明する。前回、アビディは戦う気力がなく逃げた。今回は、その隙を与えず完璧に倒す」と意気込みを述べた。ボタはGP開幕戦でアビディに反則負けを喫した後、現在は元横綱の曙をコーチしているスティーブ・カラコダ氏とキック、ディフェンスの練習をトレーニング。会見当日も、トーナメント戦を意識して3人の選手と計9ラウンズのスパーリングを行っており「今まで以上にアグレッシブで強い試合を見せる。前戦はアビディへのボーナス。今回は彼の負け試合になる。アマチュア時代にも1日3試合は経験しているし、トーナメント戦も問題ない。前回は初めて蹴りを受けてカッとなってしまったが、今回は落ち着いて反則をせずにやれる」と自信を見せた。
なお、カラコダ氏の下で練習している曙に対し、ボタは「新しい挑戦をする者同士、一緒にトレーニングをし、共に勝ちたい」と共闘ムード。来週には両者による豪華スパーリングが行われる予定となっている。
谷川プロデューサーは、レコの欠場について「K−1側としては興行成立のため、毅然とした態度をとった」と金銭面での交渉決裂を示唆。欠場が負傷によるものでないことから、レコには大晦日3大興行戦争へ参戦する可能性が浮上してきた。また、代替出場のオファーをホーストではなくボタに出した経緯については「ほかの選手にも納得できるようにGP開幕戦を戦った選手から選んだ。現状では、ホーストのGP出場はない。最もベールに包まれた部分があり、ファンから『もう一度見たい』という声も多かったので、最終的に主催者側で判断した」と説明した。開幕戦でボタ、サップの両人気選手が相次いで反則負けを喫する波乱の幕明けとなった今年のK−1 GP。谷川プロデューサーは「昨年から出場メンバーが半分も代わり、今年も何が起こるか分からない。ボタは、昨年のサップのように優勝するつもりで頑張ってほしい。アビディ戦は、ファンも夢の続きが見られる」と、大混戦のGPに急きょ参戦することになったボタに新たな旋風を巻き起こすよう期待をかけた。
■議員格闘家ミルコの参戦が濃厚に!
また、今大会にもう一つ大きな動きが起きている。24日にクロアチア総選挙で当選し、議員格闘家となったミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッド)がスーパーファイトに出場する可能性が濃厚になった。谷川プロデューサーは「ミルコには、(PRIDE
GP決勝のアントニオ・ホドリゴ・)ノゲイラ戦後に正式にオファーを出し、非常に好意的な返事をもらっている。当初は、K−1ルールと総合ルールで何人かの相手を候補にオファーを出したが、現在は久々となるK−1ルールで調整中。代理人のミロ・ミヤトビッチ氏から2、3日中に返事をすると聞いている」と出場交渉が順調に進んでいることを明かした。
ミルコがK−1ルールで試合を行うことになれば、3月のサップ戦以来で9カ月ぶり。また、大晦日には「イノキボンバイエ2003」(神戸ウイングスタジアム)で高山善廣と対戦することがすでに決定しており、1カ月に2試合のハードスケジュールとも戦うことになる。K−1 GP出場となれば、“2足のわらじ”でリング内外に多忙となるミルコが、早くも12月初旬に日本にその姿を見せることになる。
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