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サップvsシュルトの“超・巨人対決”実現!
K−1 WORLD GP 2002決勝戦抽選会(1/2)
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| サップは、抽選のナンバーボールを口にくわえる野獣っぷりを見せる【スポーツナビ】 |
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“超巨人対決”が実現! 「K−1 WORLD GP 2002 決勝戦抽選会」が6日、都内のスタジオで行われ、12月7日の決勝戦の対戦カードが決定した。
開幕戦でK−1の“スリー・タイムズ・チャンピオン”アーネスト・ホーストを破り、一躍、優勝候補に踊り出たボブ・サップは、“PRIDEの刺客”セーム・シュルトとの対戦が決定。200センチ、170キロのサップと、212センチの長身シュルトの規格外の体格を誇る“超巨人対決”に石井和義館長も「マッチメークをしようとしてもできないカード」と驚きの声をあげた。GP2連覇を目指すマーク・ハントは、第3試合でステファン・レコと、開幕戦でゲーリー・グッドリッジを秒殺し、石井館長も打倒サップの筆頭に名前を挙げたジェロム・レ・バンナは武蔵と対戦する。
なお5日の開幕戦でサップに敗れたアーネスト・ホーストについて石井館長は、「ホースト選手はK−1
WORLD GP 2002 決勝戦のリザーブ選手の1番手」と語った。
▼K-1 GP決勝対戦カードはこちら
■石井館長 「“ファイティング・スピリット”で頑張ってほしい」(抽選会前あいさつ)
本日はお忙しい中、K−1 GP決勝戦の記者会見に多くお集まりいただき、誠にありがとうございます。今、壇上にいる8名のファイターは、(壇上を見渡すと、レ・バンナが聞いていなさそうな素振りなので、「アー、ユー、OK?」と声をかけると笑いが起きた。)東京ドーム大会の切符を手に入れました。全選手にコングラチュレーションと言いたい、「コングラチュレーション、オール、ファイター」。
昨日の大会は、開会式で言ったとおりに「K−1には魔物が住んでいる」わけでして、それに打ち勝つためには「ネバー・ギブアップ」の精神を持つ者が最後に立っているという戦いでした。
今日、ここで皆様の“運”と各ファイターの“気力”と“頭”で、これから東京ドーム大会の組み合わせが決まります。どうか皆様方にラッキーがあることを祈りまして、そして東京ドーム大会も「ネバー・ギブアップ」の精神で、あとは、これはアンディ(・フグ)がよく言っていた言葉ですが、「ファイティング・スピリット」で頑張ってほしいなと思います。
「“つかみ”は厳しく判定していく」
それと、ルール面についてですが、ここ1年ずっとK−1の大会を見て来まして、決勝戦では、“つかみ”を厳しく取るようにします。各選手には改めて通達しますが。瞬間的に技をかけるための“つかみ”は認めますが、クリンチからの攻撃というのは、長くは認めないようにしたいと思いますので、各自その辺は注意してください。
“クリンチ”があるなら“投げ”も認めるべきだし、クリンチからのひざ蹴りがありなら、“ひじ”もありにするべきだし、ということになってきますから。K−1本来の「殴る、蹴る」という迫力をみなさんに、あるいはファイティングスポーツとして伝えるには、もう一度「殴る、蹴る」の原点に戻ってほしいと思っています。
それによって体の小さい者が、あるいは体重の軽い者が、大きい者にも戦えるし勝てる要素が出てくる。グラップリングの競技はすべて、柔道もレスリングもそうですが体重制になっていると思います。
まだ(決勝戦までは)2カ月ありますので、これからしっかりトレーニングしていただきたいと思います。それによって、K−1がまた10倍くらい楽しくなってくると思います。また、ボブ・サップ選手の出現により、私たちの念願でありました米国でのK−1進出といいますか、K−1の拡大がますますなされていきます。これからも世界戦略を広げて、世界で認められるK−1になっていきたい。ここにいる選手は、その中心になって世界に広げていただきたいと思います。
最後になりましたが、(GP開幕戦でサップ選手に)負けましたが、ホースト選手の勇気に敬意を表するとともにホースト選手をリザーバー(予備選手)の第1号に認定したいと思っています。
<抽選会の模様>
WORLD GP決勝戦への出場を決めた順に、抽選順位がアルファベットで書かれた(A=1番、H=8番)ナンバーボールを箱の中から選んでいく。ジャパンGP優勝者の武蔵を先頭に、あとはGP開幕戦の試合順にボールを引く。先頭の武蔵は、記者に背を向けるような格好でボールを選び始めると、司会者から「正面を向いて、お願いします。何年やってるんですか(笑)」とツッコミを入れられると、「スイマセン」とコメントする場面も。
ボールにはステッカーが貼ってあり、選択順位のナンバーは見えないようになっている。司会者の指示で一斉にステッカーをはがすが、選手以外に見せないように、と注意があったのを受けて、ステッカーをはがしたレイ・セフォーは、ジャケットでボールを隠し、おどけて見せた。
選択順位1番は、レイ・セフォー。AブロックからHブロックまでウロウロとした後で、第1試合のAを選択。続いて選択順位2番は、ピーター・アーツ。セフォーに謝るような格好を見せると、Bブロックを選択。これで第1試合の組み合わせが早くも決定した。
選択順位3番は、一躍優勝候補となったボブ・サップ。記者席に振り向くと、ナンバーボールを口に入れるパフォーマンスで場内を沸かせる。そして、先の2選手に続くかのように3番目のブロックである第2試合Cブロックを選択した。これ以降、Dブロックを選択するのはだれかという注目が高まる。
ここで司会から再度説明がなされた。ボールが示す「A」は「Aブロック」を選択するという意味ではなく、単に選択順位を示すものである。すでにブロックを選択している3名に確認を取ると、「大丈夫、分かっているよ」という反応。直後の選択順位4番は、武蔵。続いて順番にサップの隣を選ぶのか、もう一方の山に入るのかを長く悩んだ後、先に枠に入った3人から最も遠い第4試合のHブロックを選択した。
選択順位5番は、ジェロム・レ・バンナ。バンナは迷わず武蔵の隣へ一直線に進み、サップの隣であるDブロックにはまったく見向きもしなかった。選択順位6番は、ステファン・レコ。空いている3つのブロックから、まだ対戦相手が決定していない第3試合のEブロックを選択。そして、最後の選択者はセーム・シュルト。同門のレコを避けると必然的にサップのブロックを選ばざるを得ず、“超・巨人”対決の実現となった。最終的に空いたレコの隣、第3試合Fブロックにマーク・ハントが入って全組み合わせが決定した。
▼第1試合「レイ・セフォーvsピーター・アーツ」
■レイ・セフォー 「アーツと戦うのは楽しみ」
Aの場所を選ぶのは2度目だけれど、最初に試合を行うことはくじ的にも非常に良い。だから、Aを選んだ。対戦相手の(ピーター・)アーツ選手は、K−1で長い間王者として君臨していたし、素晴らしい選手。彼とまたグローブを合わせることができるのは、嬉しいし、彼との対戦はビッグファイトになる。自分でも楽しみにしています。
■ピーター・アーツ 「良い試合をするためにセフォーを選んだ」
対戦相手に(レイ・)セフォー選手を選んだのは、彼は非常に良い選手だからだ。良い試合をするためには、良い選手が必要だから。
▼第2試合「ボブ・サップvsセーム・シュルト」
■ボブ・サップ 「シュルトは良い骨格をしているな」
(自分以外の)7名は、非常に良い選手がそろっている。そんな中で戦うことができるのは、嬉しい。対戦相手に決まったシュルト選手は、まあデカくていい骨格をしているな(言い終わると、すぐに横へ体を向き直し、シュルトのコメントを待つパフォーマンスを見せた)。
■セーム・シュルト 「最後(決勝戦)まで行く」
(ボブ・)サップ選手を対戦相手に選んだのは、ともにK−1ではルーキー同士だから。そして、僕は最後(決勝)まで行く。
▼第3試合「ステファン・レコvsマーク・ハント」
■ステファン・レコ 「サップ戦はあえてシュルト選手に譲った」
私にとっては、どのブロックに入るかということは問題ではない。いずれにせよ戦うわけだから。では、なぜ私が(サップ選手の隣ではなく)隣の空いているブロックを選んだのか。それは、私の友人であるシュルト選手にあえて譲ったんだ(笑)。ハント選手との対戦を楽しみにしている。
■マーク・ハント 「(レコ選手との)リマッチを楽しみにしている」
私には選択の余地がなかったから、ここにいる。とにかく、良いリマッチになることを自分でも楽しみにしています。
▼第4試合「ジェロム・レ・バンナvs武蔵」
■ジェロム・レ・バンナ 「とにかく勝つだけだ」
とにかく勝つだけだ。勝って、勝って、勝ち抜いてやる。
■武蔵 「バンナ選手との初対戦が楽しみ」
ここを選んだ理由は特にありませんが、対戦相手がジェロム・レ・バンナ選手ということで、初対戦なので東京ドームでの対戦を楽しみにしています。押忍。
■石井和義プロデューサー 「サップvsシュルトは、リングを補強しないとね」
正直に言って、僕たちがマッチメークしようと思ってもできないような組み合わせになってしまったな、と思いますね。僕らが考えていたのは、逆に「ピーター・アーツvsステファン・レコ」のリベンジ戦とか、「レイ・セフォーvsマーク・ハント」の“どつきあい”戦とか、「ボブ・サップvsジェロム・レ・バンナ」の“超ド級対決”とか。「武蔵vsセーム・シュルト」のリマッチとか。いろいろ考えていたんですけれども、そういうことがうまくいかないのが決勝戦。では、この組み合わせが面白くないのか、というと、これがメチャクチャ面白くなるのも、また決勝戦なんですね。昨年は、マーク・ハントというニュー・ヒーローも現れましたし、(今回は)初対決も多いですし。ボブ・サップ選手とセーム・シュルト選手の試合は、リングが壊れないように補強しようかと思っています(笑)。皆さん、各自(勝ち上がりの)予想をすると思うんですけれども、まったく予想がつかないですよ、これは。
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