中邑がV2防衛!真の王者はオレだ

棚橋の後頭部にボマイェをぶち込む中邑(上)=両国国技館
「新日本」(8日、両国国技館)
IWGPヘビー級選手権が行われ、王者・中邑真輔(29)が、負傷で王座を返上した前王者・棚橋弘至(32)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。リング上で新時代構築を誓った中邑は、次期挑戦者に永田裕志(41)を指名。舞台は12・5愛知県体育館が有力となった。王者は“猪木騒動”にも自ら終止符を打ち、未来を見据えた。
◇ ◇
試合後のリング上で、中邑は王座に就いてから初めてベルトを腰に巻いた。「これが本当のIWGP」と胸を張った。初代ベルトへの固執が解かれた瞬間だった。
挑戦者は過去9戦5勝3敗1分けのライバルで、前王者の棚橋。左ヒザを集中攻撃されながらも得意の打撃で対抗した。棚橋のハイフライフローに対し、顔面に右パンチをぶち込んで逆転。左ハイキックと右パンチで追撃し、必殺ボマイェで死闘にケリをつけた。
9・27神戸大会で王座獲得後、IWGPの価値低下を訴えて、旧師アントニオ猪木に対戦を要求、初代IWGPベルトの奪回を掲げた。要求は拒否され、逆にIGFから参戦を求められるなど泥仕合を演じ、新日本の幹部から問題視されたこともあった。
しかし、この日のリング上で“猪木騒動”にも決着をつけた。「誰が言ったか知らないが、過去には勝てない。過去の思い出には勝てない。オレは29歳。プロになって7年。過去にこだわって何が悪い」と動機を説明しながらも「未来はオレがつくる。なりたい自分になる。生きたいように生きる。それがプロレスラー」と誓った。詩を朗読するような口調は、まるで猪木のようだった。
中邑は、前シリーズに敗れた永田を次期挑戦者に指名した。総合格闘技やキックボクシングのスパーリングを、どのレスラーよりも積み重ねた。磨き続けた強さと感性を「ただ強くなりたい」という、飽くなき欲望に注ぎ込む。
【関連記事】
・ 中邑、IGF側の挑発はねつけた
・ 中邑 V2戦へ棚橋を挑発!IGFは無視
・ 棚橋「言葉遊びじゃプロレスはできない」
・ 中邑、棚橋はライバルじゃない!
・ 中邑 11・3IGFへの出場を拒否
[ デイリースポーツ 2009年11月9日 11:14 ]
前後の記事 - [格闘技]
- テイシェイラ2年目での世界王者へ「自信がある」=K-1GP - 11月27日 21:38
- 亀田和、圧勝で11連勝=ボクシング - 11月27日 21:12
- 高橋尚子さん、ぴりぴりムードに質問できず=内藤vs.亀田興の調印式 - 11月27日 21:23
- 朝青龍連敗、白鵬が王手=大相撲九州場所13日目 - 11月27日 18:32
- 小関「仕上がりばっちり」 WBC女子アトム級世界戦 - 11月27日 17:16
最新のコラム - [格闘技]
- テイシェイラ2年目での世界王者へ「自信がある」=K-1GP(スポーツナビ)[09/11/27]
- 内藤と亀田、視線合わせず=WBC世界フライ級調印式(長谷川亮)[09/11/27]
- Dynamite!!と戦極が合体、大みそか合同大会開催 吉田vs.石井は魔裟斗とダブルメーンで調整中(スポーツナビ)[09/11/25]
- 棚橋がTAJIRIに圧勝も思わぬ悲劇が発生、青義軍vs.CHAOS4番勝負はドロー=新日本プロレス(高木裕美)[09/11/24]
- 【TUFシーズン9 第7週】ピアソン勝利でリード広げるチームUK(UFC公式モバイル)[09/11/24]





