陸上:第31回大阪国際女子マラソン

1月29日(日) 12時10分 スタート
重友が初優勝!五輪代表へ一歩リード 福士は9位
順位選手名所属/国記録
1位重友梨佐天満屋2:23:23
2位タチアナ・ガメラシュミルコウクライナ2:24:46
3位野尻あずさ第一生命2:24:57
4位堀江知佳ユニバーサルエンターテインメント2:28:35
5位嶋原清子セカンドウィンドAC2:29:51
6位佐藤由美資生堂2:32:49
7位アイリーン・モガカケニア2:35:36
8位ローレン・シェリーオーストラリア2:35:57
9位福士加代子ワコール2:37:35
10位坂本直子天満屋2:39:27

詳細

レース総括

初優勝を飾った重友が、五輪切符を大きく引き寄せた【写真は共同】

第31回大阪国際女子マラソンが29日、大阪・長居陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、重友梨佐(天満屋)が2時間23分23秒で初優勝をかざった。タチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)が2位、3位に野尻あずさ(第一生命)が続いた。

 

レースは、スタート直後から福士加代子(ワコール)、重友、坂本直子(天満屋)らを中心とした5、6人が先頭集団を形成。15キロ付近でペースメーカーが1人に減ると、坂本が遅れ始め、トップ争いは福士、重友、野尻の3人に絞られる。20キロ以降も、1キロ3分20秒前後のペースを保つ先頭集団から、野尻がじわじわと遅れ始め、福士と重友の一騎打ちに。すると、26キロ付近から福士のペースが遅れ、重友が単独トップに立つ。その後も、重友は好走を見せ、2位以下を大きく引き離してトップでゴール。ロンドン五輪代表に、大きく近づいた。

 

結局、福士は野尻、堀江知佳(ユニバーサルエンターテインメント)らにもかわされ、9位でレースを終えた。

優勝した重友のコメント

「すごくうれしいです。走っている時に応援の人がたくさん声をかけてくださったので、最後まで頑張れました。深くは考えてなかったので、ペースメーカーについていこうと思って走りました。(福士が離れてからは)後ろの様子が分からなかったので、リズムを崩さないように、ということしか考えてなかったです。五輪は夢の舞台なので、少しでもアピールができたならよかったと思います」

レース詳細

<ゴール>

重友が2時間23分23秒で初優勝!ロンドン五輪を大きく引き寄せた。

競技場内で順位を上げたガメラシュミルコが2位、3位に野尻あずさが続いた。

福士は9位でレースを終えた

 

<41キロ>

重友が1キロ3分34秒のペースを保ったまま、トップを走る

 

<40キロ>

トップの重友が2時間15分33秒で通過。2位の野尻は1分37秒遅れ

 

<38キロ過ぎ>

佐藤にもかわされ、福士は7位に順位を下げる

 

<38キロ>

重友がトップを快走する

 

<37キロ>

依然として、重友がトップを守る。ややペースは落ちるも、残り5キロあまりに

 

<36キロ>

重友は再びペースを上げ、トップで独走を続ける

 

<35キロ過ぎ>

1キロ4分以上かかるペースで走る福士が、嶋原にもかわされ6位に後退

 

<35キロ>

1時間57分53秒で重友がトップで通過。この1キロは3分31秒にペースが落ちる。

1分29秒差の2位で野尻が続く

 

<34キロ>

トップを独走する重友は、依然としてペース変わらず。

以下、2位野尻、3位ガメラシュミルコ、4位福士、5位堀江

 

<32.5キロ過ぎ>

福士がガメラシュミルコにかわされ、4位に順位を下げる

 

<32キロ>

トップは重友。2位野尻と3位福士の差がさらに広がる

 

<31キロ>

重友がトップを快走。1キロ3分20秒程度のペースを守る

 

<30キロ過ぎ>

野尻が福士をとらえ、2位に浮上。福士はついていくことができない

 

<30キロ>

先頭の重友が順調なペースを刻んで、1時間40分52秒で通過。

57秒差の2位を走る福士に、野尻が5秒差まで迫る

 

<28キロ>

重友が単独トップで通過。福士はさらに遅れる。

この1キロのペースが、3分20秒に上がる

 

<27.5キロ>

トップの重友と福士の差がさらに広がる

 

<26.5キロ付近>

福士が遅れ始め、トップを走る重友と、福士の差がやや開く

 

<26キロ>

依然として、重友が前、福士がその後ろにつく隊列で、トップを走る。この1キロは3分24秒

 

<25キロ>

再び、福士が重友の後ろにぴたりとつく。1時間24分03秒で2人そろって通過

 

<24キロ>

重友の後ろを走っていた福士が横につき、並走を始める。この1キロは3分22秒のペース

 

<23キロ手前>

坂本が、ガメラシュミルコにかわされ、5位に後退

 

<22キロ過ぎ>

ペースメーカーが外れ、福士と重友の2人の一騎打ちに

 

<22キロ>

先頭争いは福士と重友の2人に絞られる。依然として、1キロ3分19秒のペースをキープ。

10秒ほど遅れて、野尻が追う

 

<中間点>

1時間10分58秒のハイペースで、重友、福士の2人がトップ通過。

 

<20.5キロ>

再び野尻が遅れ始め、先頭集団との距離がだんだん広がる

 

<20キロ>

ペースメーカーを先頭に、重友、福士、野尻の順で通過。

タイムは1時間7分18秒。この1キロは3分21秒のペース

 

<19キロ過ぎ>

野尻はコースの高低を生かして、再び先頭集団に追いつく

 

<19キロ>

先頭のペースが3分19秒程度とやや上がり、野尻が少しずつ遅れ始める

 

<18キロ>

先頭集団の一番後ろで走っていた福士が、はじめて野尻の前に出る

 

<17キロ>

ペースメーカーを先頭に、すぐ後ろに重友、野尻、福士の順で集団を形成。

やや遅れて、4位坂本、5位で嶋原が追う

 

<16キロ>

坂本が先頭集団から、じわじわと離され始める。

重友、野尻、福士とペースメーカー1人の4人が先頭を走る

 

<15キロ過ぎ>

アテネ五輪代表の坂本が、先頭集団から遅れ始める

 

<15キロ>

トップ争いをする小倉、重友、野尻、坂本、福士の5人が、50分35秒で通過。

ここでペースメーカーが減る

 

<14キロ>

重友、野尻は集団の中盤を走る。依然として、順調なペース

 

<13キロ>

この1キロを3分10秒で先頭の5人が通過。ややペースが上がる

 

<12キロ>

福士は先頭集団の一番後ろを走る。依然として、小倉が集団の前方で引っ張る

 

<11キロ>

モガカが遅れ、先頭集団は5人とペースメーカー3人に

 

<10キロ>

33分48秒で先頭集団が通過。小倉、野尻、坂本、重友、福士、モガカの6人。

34秒遅れの7位グループに、嶋原、堀江、タチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)が続く

 

<9キロ>

1キロ3分20秒前後のペースを守って、先頭集団が通過。

坂本、野尻らが集団の中盤、福士は集団の後方を走る

 

<8キロ>

依然として、小倉とペースメーカーが先頭集団をけん引。

ペースメーカーを含む9人が団子状態のまま

 

<7キロ>

先頭集団は順調なペースを保ち、7キロを通過。

北京五輪金メダリストのコンスタンティナ・ディタ(ルーマニア)は10位で、佐藤由美(資生堂)と並走

 

<6キロ>

小倉を先頭にして、やや縦長のトップ集団が通過。

福士、野尻は集団の後方に位置

 

<5キロ>

16分55秒で先頭集団6人が通過。

18秒遅れの第2集団に嶋原、堀江らが続く

 

<4キロ>

先頭集団で走るのは、坂本、小倉、野尻、福士、重友梨佐(天満屋)、アイリーン・モガカ(ケニア)とペースメーカー3人

 

<3キロ>

現在先頭を走るのは、一般参加の小倉久美(四国電力)。通過タイムは10分11秒。

堀江、嶋原が集団から遅れ始める

 

<2キロ>

先頭集団はこの1キロ3分19秒のペース。

ペースメーカーにけん引され、福士、堀江知佳(ユニバーサルエンターテインメント)らが走る

 

<1.5キロ付近>

先頭集団がばらけはじめ、やや人数が絞られる

 

<1キロ>

ペースメーカーを先頭に、3分30秒で通過。

トップ集団は、福士、野尻あずさ(第一生命)ら14~5人で形成

 

<スタート>

福士、嶋原清子(セカンドウィンドAC)、坂本直子(天満屋)らが一斉にスタート!

 

<スタート前>

福士加代子(ワコール)らが号砲を待つ。

スタート地点の天候は晴れ。気温5.5度、湿度54パーセント、北西の風1.7メートル

レースの見どころ

第31回大阪国際女子マラソンが29日、大阪・長居陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われる。今大会は、ロンドン五輪の選考会を兼ねており、その切符を狙う多くの実力者が出場する。

当初は2004年アテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)が出場を予定していたが、25日に左太もも裏の炎症のために欠場を発表。野口は3月11日の名古屋ウィメンズで五輪を狙うことになりそうだ。

野口不在のなか、注目は福士加代子(ワコール)だろう。マラソンは今大会で3回目だが、日本女子長距離界では常に第一線で活躍してきた。その福士は、昨 年のシカゴマラソンで日本人トップとなる3位に入り、自己ベストも大幅に更新。今季はロンドン五輪出場を目指し、駅伝などのレースを制限しているだけに、 今大会に懸ける意気込みは並々ならぬものが感じられる。

そのほか、2010年アジア大会(中国・広州)代表の嶋原清子(セカンドウィンドAC)、昨年の世界選手権(韓国・テグ)代表の野尻あずさ(第一生命)ら地力のある選手たちがエントリー。

海外からも2時間21分台の自己ベストを持つ、コンスタンティナ・ディタ(ルーマニア)ら5人の招待選手が出場する予定だ。

注目のレースは29日(日)、12時10分スタート!

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