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小永吉陽子
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スポーツナビ
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プロチームの成功が日本のバスケットボール界を変える!
リンク栃木新入団選手記者会見(1/4)
2008年05月13日
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リンク栃木の新入団会見に出席した(左から)加藤HC、大宮、川村、伊藤、竹田、山谷代表
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Photo by 加藤誠夫
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JBL(日本バスケットボールリーグ)のストーブリーグが熱い。今シーズン移籍リストに載った主要選手は、朝山正悟(元オーエスジー)、山田大治(元パナソニック)がレラカムイ北海道へ、川村卓也(元オーエスジー)、伊藤俊亮(元東芝)、大宮宏正(元三菱電機)、竹田謙(元パナソニック)がリンク栃木ブレックスに入団と、JBLにたった2チームしかないプロチームに分散した。結果を求められ、興行あってのプロチームだからこそ実現した大型補強である。
主要選手がなぜここまでプロチームに集中したのか。もちろん熱心な勧誘があってのことだが、きっかけとなったのは昨シーズン、新リーグ初のプロチーム、レラカムイ北海道の奮闘が挙げられるだろう。ホームコートでの総入場者数5万2729人はリーグ最多(主催試合16戦で1試合平均入場者数は2986人、最多入場者数はホーム開幕戦の4325人)。成績こそ最下位でスポンサー収入に苦戦した面はあったが、集客、普及面で盛り上がりを見せ、バスケットボール界に与えた影響は大きい。トヨタ自動車からレラカムイに移籍したベテラン折茂武彦は「JBLが完全プロ化するためにも、僕たちレラカムイが成功してJBLでもプロチームがやれることを示していかなきゃいけない」とシーズン中から熱く抱負を語っていた。北海道で試合をしたアウエーチームの選手たち誰もが「レラカムイのように、大勢の観客の前で試合がしたい」とせん望の眼差しで北海道を後にしていたほど。機会があれば、自分もプロチームの環境でプレーしたいと思う選手は多かったはずだ。
今季で3シーズン目を迎えたプロリーグの「bjリーグ」は、先日のファイナルで過去最多9201人もの観客を集めた。地域密着に力を入れ、新規ファンを拡大する普及活動に務めてきた成果だ。現在、日本バスケットボール界は協会の人事問題による内紛で強化体制もままならず、新しい体制のJBLが発足したといえど、完全プロ化の見通しは立っていない。これまでまったく変わらなかった中で、リーグこそ違えど、JBL、bjを含めたプロチームによって、バスケットボール界を変えていこうとする動きや流れが確実に起きている。
そんな国内バスケットボール界の過渡期に、「ブレックス」(「ブレイクスルー=現状打破」と「レックス=ラテン語で王者」の意味からなる)というニックネームのもと「5年で日本一」(山谷拓志代表)という明確な目標を掲げて、今季からJBLに参戦するのがリンク栃木ブレックス。 以下は、5月12日に東京にて行われたリンク栃木ブレックスの新入団選手の記者会見の全文。壇上には大宮宏正(24歳)、川村卓也(22歳)、伊藤俊亮(28歳)、竹田謙(29歳)という個性あふれる顔ぶれがそろい、新規参入らしく勢いと意気込みがうかがえる記者会見になった。
■新規参入の栃木、大型補強で布陣整う
山谷代表(兼GM) まず、私の方からごあいさつさせていただきます。すでに、高久順、片岡大晴の新規選手2名を発表して、栃木で記者会見をしております。そしてこのたび、5月1日から川村選手、大宮選手、伊藤選手と移籍選手を順次発表してまいりました。竹田選手に関しては昨日(5月11日)契約を締結しました。4名を紹介します。大宮選手は地元・栃木の出身(作新学院高卒)。地元では「よくぞ帰ってきてくれた」という声があり、われわれとしてはプレーはもちろん、地域密着(の面)としても非常に期待している選手です。川村選手については日本代表で活躍し、JBLで最年少として活躍しています。うちのチームのみならず、日本のバスケットボール界を支えていってくれるものと期待しています。伊藤選手は今年から(外国人選手の起用が)オンザコート1になる中で、非常に重要な役割を担う選手だと認識しております。日本代表としても活躍できる選手です。竹田選手は昨日契約を締結いたしました。チームの中では最年長(29歳)ということで、キャプテンを務めます安齋(竜三)とともにリーダーシップを期待しています。
加藤ヘッドコーチ(HC) 皆さん、こんにちは。新規選手の紹介をさせていただきます。まず竹田選手は私が一番必要としているポジションをこなしてくれる選手です。6番目の選手(シックスマン)の位置付けはどこのチームも必要としているものですが、その中でも竹田選手はJBLで1、2番を争うシックスマンですし、いろんなポジションをこなせるプレーヤー。うちの中ではキーになるポジションだと思います。 伊藤選手は、今シーズンからオンザコート1になるので、インサイドの要となる選手。負担が大きくなると思いますが、それをこなしてくれるハートも持っていますし、能力も健在ですので一生懸命に頑張ってくれるでしょう。 川村選手については、彼の能力は皆さん知っているとおり、オフェンシブなところで力を発揮できる選手。セカンドガード、もしくはシューティングガードとしてチームの得点源を外国人選手のポジションではなくて、日本人の1対1で勝負できるポジションで置きたいと考えています。そういった点では相当な頑張りが必要でしょうが、期待に応えてくれると思います。 最後に大宮選手ですが、彼の能力をプレックスは求めていました。それはプレーもそうなんですが、地元の選手の活躍が地域密着やチームのモチベーションを高めるという意味で大きな要素を占めるからです。JBLでは彼のスカイプレーや空中戦を楽しみにしているファンも多いので、それを存分に出せるようなシステムをHCとして考えていかなくてはならない。川村選手同様、オフェンシブなところを期待しています。 年齢的には竹田君と伊藤君が上になり、チームの要になるアウトサイド(竹田)とインサイド(伊藤)のベテランになると思っています。私自身も今年がJBL1年目なので、どういうチーム編成がいいか山谷GMと相談して、私たちの理想の選手が来てくれたと確信しています。4名ともいい味を出してくれるでしょうから、私自身が勉強していいバスケットを見せられるように頑張っていきたいと思います。
<選手コメントへ続く>
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