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ロッテがリーグ3位から日本一!
11月7日のプロ野球結果

2010年11月7日(日)

■延長12回に岡田が決勝打

中 7−8 ロ
勝:伊藤(1勝1敗0S)
敗:浅尾(0勝1敗0S)

■ロッテが“史上最大の下克上”となる日本一! 延長12回の激闘制す
 プロ野球の日本シリーズ第7戦、中日vs.千葉ロッテが7日、ナゴヤドームで行なわれ、千葉ロッテが延長12回の激闘の末、中日を8対7と下し、5年ぶり4度目の日本一に輝いた。リーグ3位からの日本一は史上初。
 先発の渡辺俊介が2回4失点と降板し、3回までに2対6とリードされた千葉ロッテだったが、5回に里崎智也のタイムリーで同点に追いつき、7回には金泰均のタイムリーで勝ち越した。9回に守護神・小林宏が同点に追いつかれ、連夜の延長戦となったが、12回2死二塁の場面で岡田幸文が浅尾拓也から値千金の決勝打を放った。
 中日は序盤のリードを逆転される苦しい展開だったが、9回に和田一浩の三塁打とブランコの犠牲フライで同点に追いつく粘りを見せた。しかし、延長12回に4イニング目のマウンドに上がった浅尾が力尽きた。

ロッテ・西村監督「みんなの力」 選手を信じて日本一
 監督就任1年目で史上9人目となる日本一に輝いた西村徳文監督。選手たちから3度の胴上げをされ、「よくここまでたどりつけたという気持ち。みんなの力だ」と素直な気持ちを吐露した。前日の投手戦から一転、この日は両チーム29安打が飛び交った乱打戦を制しての日本一だったが、「昨日に続いて(今日の試合も)長かったが、全員を信じているので今日は何とか点を取って勝てると信じていた」と選手への揺るぎない信頼を感じさせた。

■中日・落合監督、日本シリーズでの敗戦は「監督の責任」
 3年ぶりの日本一を逃した落合博満監督は「誰も責めるつもりはない。よくこの1年戦った」と選手をたたえ、「勝敗は誰のせいでもない。監督の責任」と、敗戦の責任を背負い込んだ。千葉ロッテについては、「強さを感じさせなかったこと。それが相手の強さなのかな。表面に出る強さと、強さを感じさせない強さは別物だなと」と、独特の言い回しで表現した落合監督。「課題を持ってシーズンに入ったチームだからここまで来た。今シーズンはほめてやるべきだ。ただ、力でねじ伏せて勝ち上がっていくだけの強さはまだない」と今季を振り返り、「こっちは明日からストーブリーグへ突入する」と、チームのさらなるレベルアップに目を向けた。

ロッテ・今江が2度目のMVP 「ワクワクしながらやっていた」
 27打数12安打6打点の大活躍でMVPを獲得した今江敏晃。2005年に続き、日本シリーズMVPに選ばれた今江は、「すごくうれしい。日本一にならないと取れないものだから」と笑顔を見せた。「05年の僕は出始めだったが、5年経ってケガをするなど苦しんだ。今年は西村(徳文)監督になって一からのスタート。すごく充実した1年を過ごせた」と喜びを語り、「こういう大舞台になると注目される。ワクワクしながらやっていた。自分の仕事をしっかりとできた」と胸を張った。

■ロッテ・西岡「野球人生で一番うれしい優勝」
 クライマックスシリーズに続き、最後の打球は西岡剛の下へ飛んできた。「この優勝だけを開幕から目指した。取れるものだと思って毎日試合に臨んだ」と1年を振り返った西岡は、「前回(05年)もうれしかったが、ことしは西村(徳文)監督の1年目ということもあり、野球人生で一番うれしい優勝だった」と喜びを爆発させた。
 今季は206安打で初の首位打者を獲得した西岡は、主将としてもチームをまとめ上げた。「特別何も考えていない。僕が何かを変えたというつもりもない」と語るが、西村監督は「キャンプからチームをよく引っ張って、助けてくれた」と絶大な信頼を寄せる。今季、『和』をスローガンに掲げた千葉ロッテの“顔”は「西村監督を筆頭に『和』で戦った。僕も迷惑をかけたし、全員……でも、それを皆でカバーできたのがこの日本一につながった」と、チーム一丸でつかんだ勝利に満足そうだった。

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