■詳細
総括
ファームの日本一決定戦「2009年ファーム日本選手権」巨人 vs.中日が3日、富山市民球場で行われ、中日が2対0と勝利し、2年ぶり5回目の優勝を果たした。中日は6回1死一、三塁から李炳圭のセカンドゴロの間に1点を先制すると、9回には井上のソロ本塁打で加点した。投げては伊藤、鈴木、岩田、金剛の継投で巨人打線を零封した。最優秀選手は6回、1死満塁のピンチでマウンドに上がり、無失点で切り抜けた2番手の鈴木が獲得した。巨人は先発・久保が2失点で完投したものの、打線の援護がなかった。打線は初回の2死満塁、6回の2死満塁と2度の満塁で無得点に終わったのが痛かった。
中日の先発は高卒ルーキー伊藤。初回に2死満塁のピンチを乗り切ると、146キロのストレートとフォークを武器に6回途中、7奪三振、無失点の好投を見せた。6回に3四死球で1死満塁のピンチを招いて降板したものの、将来性の高さを見せた。2番手の鈴木は変則の右横手から巨人打線を1回3分の2を完ぺきに抑えた。 打線では、ことしで引退を決めているプロ生活20年目のベテラン井上が8回2死二塁の場面で代打で出場。このときは2走の柳田がけん制死でスイングすることがなかったものの、仕切り直しとなった9回の先頭打者でライトへソロ本塁打を放った。
巨人で注目されていたドラフト1位ルーキー大田は「3番・サード」で先発出場。初回、無死一、二塁で迎えた第1打席で空振り三振に倒れると、第2打席も空振り三振。第3打席はショートゴロ、第4打席は空振り三振。4打数無安打に終わった。また、李承ヨプが「5番・指名打者」で先発したが、1打数無安打2四死球だった。
1回表
巨人の先発マウンドに右腕・久保が上がる。
1.中川 2ストライクからの3球目、外角に沈むボールに空振り三振。 2.柳田 2ストライクから1球ファウルを挟んでの4球目、外角のスライダーを打ってサードゴロ。 3.野本 1ストライク3ボールからの5球目、チェンジアップが高めに外れて四球。 4.新井 2死一塁。1ボールからの2球目を打って、キャッチャーファウルフライ。
1回裏
中日は高卒ルーキーの長身右腕・伊藤が先発する。
1.橋本 2ストライクからの3球目、144キロの真ん中ストレートを引っ張って、ライト線を破る二塁打! 2.中井 無死二塁。フルカウントからの6球目、142キロの際どい外角のストレートを見送って四球。 3.大田 無死一、二塁。チャンスでチームトップの17本塁打を放っている注目の大田。初球、カーブに空振り。2球目は内角のストレートを見逃してストライク。3球目はカーブをファウル。4球目は146キロのストレートが外に外れてボール。2ストライク1ボールからの5球目、すっぽ抜けた内角のカーブに手が出てしまい、空振り三振。 4.田中 1死一、二塁。1ストライクからの2球目、144キロのストレートを打ってセンターフライ。 5.李承ヨプ 2死一、二塁。1ストライク3ボールから144キロの内角ストレートを見送り四球。 6.小田嶋 2死満塁。2ストライク2ボールから1球ファウルを挟んでの6球目、内角のフォークで空振り三振。
巨人、満塁のチャンスをつくるも、1本が出ず無得点。
2回表
5.李炳圭 2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、フォークに空振り三振。 6.デラロサ 初球、143キロのストレートをたたきつけて、ピッチャーの頭上を高く跳ね上がる内野安打。 7.中村一 1死一塁。1ストライクからの2球目を打ってショートゴロ。デラロサが二塁封殺される。 8.堂上直 2死一塁。初球、141キロの内角高めのストレートを打ってサードゴロ。
中日、チーム初安打が出るも、得点できず。
2回裏
7.加治前 フルカウントからの7球目、真ん中のフォークに手が出ず見逃し三振。 8.加藤 2ストライク1ボールからの4球目、フォークに空振り三振。 9.藤村 2ストライク2ボールからの5球目を打ってセカンドゴロ。
3回表
9.小田 2ストライク2ボールからの5球目を打ってショートゴロ。 1.中川 1ストライク1ボールからの3球目、ストレートを引っ張って、レフト前ヒット。 2.柳田 1死一塁。1ボールからの2球目を打って、バットが折れるも、ボテボテのゴロが三遊間に転がる内野安打。 3.野本 1死一、二塁。初球のストレートを積極的に打ちに行くもサードファウルフライ。 4.新井 2死一、二塁。2ストライク1ボールからの4球目、外角のフォークで空振り三振。
中日、得点圏まで走者を進めるも得点ならず。
3回裏
1.橋本 初球を打ってセカンドゴロ。 2.中井 2ストライク1ボールからの4球目、チェンジアップを引っ張って、レフト前ヒット。 3.大田 1死一塁。初球、外角の145キロのストレートを打つも、ライトポール際へのファウル。結局、2ストライク2ボールからの5球目、真ん中のフォークに空振り三振。 4.田中 2死一塁。2ストライク2ボールからの5球目に中井が盗塁。続くフルカウントからの6球目はファウル。7球目、内角のフォークをすくい上げるもライトフライ。
巨人、得点圏に走者を置くも、後続が続かず。
4回表
5.李炳圭 初球、ストレートをファウル。2球目、フォークを空振り。3球目、フォークを空振り三振。 6.デラロサ 1ボールからの2球目、外角へ逃げていく変化球を打つもレフトフライ。 7.中村一 1ストライク1ボールからの3球目、スライダーを打って、レフトフライ。
巨人・久保、テンポのいい投球で3者凡退に抑える。
4回裏
5.李承ヨプ 2ストライク1ボールからの4球目、142キロの内角高めのストレートに手が出ず見逃し三振。高卒ルーキー伊藤が李承ヨプに全球ストレートで勝負して三振を奪った。 6.小田嶋 2ストライク1ボールからの5球目、外角のフォークを打って、ライトフライ。 7.加治前 2ストライク1ボールからの4球目、143キロの内角低めのストレートにバットを出せず、見逃し三振。
中日の伊藤、4回まで7奪三振、無失点の好投。
5回表
8.堂上直 2ストライク1ボールからの4球目、外角のストレートを打って、ピッチャーゴロ。 9.小田 初球、140キロのストレートを打って、ショートゴロ。 1.中川 2ストライク2ボールからの6球目、144キロのストレートを打つも、センターフライ。
久保、2イニング連続3者凡退に抑える。
5回裏
8.加藤 2ストライクから1球ファウルを挟んでの4球目、146キロのストレートを打つも、デラロサが軽快にさばくショートゴロ。 9.藤村 1ストライク3ボールからの5球目、高めのストレートを見送って四球。 1.橋本 1死一塁。初球、セーフティーを空振り。一走の藤村がベースに戻れず、キャッチャー小田からの送球でタッチアウト。橋本は続く2球目のストレートを打ってレフトフライ。
巨人、俊足の藤村を塁に出すもチャンスを生かせず。
6回表
2.柳田 2ストライク2ボールからの5球目を打って、サードゴロ。 3.野本 1ストライク1ボールからの3球目、ストレートをセンターにはじき返すヒット! 4.新井 1死一塁。2ストライク1ボールからの4球目に野本が二塁へ盗塁。加藤の送球がセンターへ抜ける間に野本は一気に三塁へ進む。得点チャンスに新井はフルカウントからの6球目、外角のスライダーにバットが出かけるも、四球で一塁に歩いた。 5.李炳圭 1死一、三塁。先制点のチャンスに1軍実績のある李炳圭を迎える。李炳圭は2ストライクからの3球目、フォークを引っ張ってセカンドゴロ。その間に、野本が先制のホームを踏んだ。 6.デラロサ 2死二塁。フルカウントからの6球目、真ん中の沈むボールに空振り三振。
中日、ドラフト1位ルーキー野本のヒットをきっかけに1点を先制!
6回裏
2.中井 4球連続見送って、ストレートの四球。 3.大田 無死一塁。初球、内角のフォークに空振り。2球目は外角のフォークを見送ってボール。3球目、真ん中のフォークに空振り。4球目、142キロの内角ストレートにファウル。5球目、外角のスライダーが大きく外れてボール。6球目、高めのフォークを打ってファウル。最後は2ストライク2ボールからの7球目、142キロのストレートを打ってショートゴロ。中井が二塁封殺。大田は一塁に残る。 4.田中 1死一塁。フルカウントからの6球目、143キロのストレートが外角高めに外れ四球。 5.李承ヨプ 1死一、二塁。1ボールからの2球目、抜けたボールが右足に当たる死球。代走に山本。
ここで中日は伊藤から右横手の鈴木に投手交代。
6.隠善 1死満塁。小田嶋の代打に隠善。2ストライク1ボールからの4球目、高めのボール球に手が出しまい、空振り三振。 7.加治前 2死満塁。1ストライク1ボールからの3球目、真ん中低めのストレートを打つも、ピッチャーゴロ。巨人は満塁のチャンスをつくるも、3者残塁。
7回表
7.中村一 1ストライク1ボールからの3球目を打ってショートゴロ。 8.堂上直 1ストライクからの2球目、140キロのストレートを打ってセンターフライ。 9.小田 2ストライク1ボールからの4球目、カーブをすくい上げてしまうも、ショートとレフトの間に落ちるテキサスヒット。小田は二塁まで進む二塁打となった。 1.中川 2死一塁。1ストライクからの2球目、ストレートを打って、いい当たりのライナーが飛ぶもセンターライナー。
中日、二塁まで走者を進めるも、追加点ならず。
7回裏
8.加藤 2ストライク1ボールからの4球目、ストレートに空振り三振。 9.藤村 2ストライク2ボールからの5球目、外角の際どいコースのスライダーを見逃すも判定はストライク。見逃し三振に倒れた。 1.橋本 2ストライク2ボールからの5球目、チェンジアップを打ってサードフライ。
巨人、2番手・鈴木の前に走者を出せず。
8回表
久保が8イニング目のマウンドに上がる。
2.柳田 2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、内角のストレートが右手に当たって死球。 3.野本 無死一塁。2ボールからの3球目、ストレートを打ってセカンドフライ。 4.新井 1死一塁。2ストライク2ボールからの5球目、外角の変化球を打って、ボテボテのファーストゴロ。その間に柳田は二塁へ。 5.井上 2死二塁。ここで李炳圭からことしで引退を決めているベテラン井上を代打に送る。初球、ファウルのあと、柳田が二塁でけん制タッチアウト。追加点のチャンスをつぶした。
8回裏
中日は3番手にルーキー右腕・岩田をマウンドに送る。
2.中井 2ストライク1ボールからの4球目、外角のスライダーに空振り三振。 3.大田 2ストライク2ボールからの5球目、145キロのストレートをファウル。続く6球目、外角のフォークに空振り三振。 4.田中 1ボールからの2球目、外角のストレートを打つもレフトフライ。
巨人は2番・中井から始まる好打順だったが、3者凡退。
9回表
5.井上 1ストライクからの2球目、ストレートを引っ張ると、打球は弾丸ライナーでライトスタンドへ飛び込む本塁打となった。 6.デラロサ 1ボールからの2球目を打ってサードライナー。 7.中村一 2ストライク2ボールからの5球目、チェンジアップを打ってショートゴロに倒れた。 8.堂上 初球はレフトへの大ファウル。2球目、ストレートが腕に当たる死球。 9.小田 2死一塁。初球のストレートを打ってショートフライ。
中日、ことしで引退を決めている21年目のベテラン井上のソロ本塁打で貴重な追加点を挙げた。
9回裏
中日は抑えに右腕・金剛を送る。
5.山本 2ストライク1ボールからの4球目、ストレートを打ってセカンドゴロ。 6.仲澤 隠善の代打に仲澤。2ストライク1ボールからの5球目、148キロの外角ストレートで見逃し三振。 7.加治前 1ボールからの2球目、ストレートを打ってレフトフライで試合終了。
中日が2年ぶり5度目のファーム日本一!
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