交流戦概要  

交流戦とは?  

 2005年から導入された6年目の「セ・パ交流戦」が5月12日に開幕し、6月13日(予備日は17日まで)までの約1カ月間で全144試合が行われる。1チーム24試合、それぞれが他リーグの6チームとホーム&ビジターで2連戦を2回行う。なお、2005年からの2年間はホーム&アウェー各3試合ずつの6回総当りで1チーム36試合だった。
 勝敗や個人成績はペナントレースに反映され、さらに交流戦独自の順位や個人賞が設けられている。第1位チームに賞金5000万円、そのチームから1名選ばれる「日本生命セ・パ交流戦MVP」に賞金200万円が授与される。加えて全12チームの選手の中から、「日本生命賞」が選出される。

 交流戦の初代王者に輝いたのは、5勝0敗の好投でMVPを獲得した小林宏之の活躍を原動力に、24勝11敗1分の成績を収めた千葉ロッテだった。千葉ロッテは2年目の06年も23勝13敗と10の貯金をつくり、連覇を果たした。MVPは3勝13セーブ、防御率0.47の好成績を収めた守護神・小林雅英が受賞した。
 24試合制となった07年は、18勝5敗1分で北海道日本ハムが初制覇。2位と3.5ゲーム差は、交流戦史上最も差をつけての優勝だった。MVPには5勝0敗、防御率1.01のグリンが選ばれた。
 08年は上位4チームが1ゲーム差にひしめく大混戦となった。全日程を終了し、15勝9敗で福岡ソフトバンクと阪神が同率首位となったが、前年度交流戦で上の順位だったチームが上位となる規定により、福岡ソフトバンクが初優勝を飾った。MVPには打率3割6分6厘をマークした川崎宗則が選ばれ、野手では初めての選出となった。
 昨年は18勝5敗1分と圧倒的な強さを発揮した福岡ソフトバンクが連覇。MVPは3勝負けなし、防御率1.23とチーム二冠の成績を収めて、V2に貢献した杉内俊哉が選出された。
 米大リーグの交流戦・インターリーグは97年から実施されている。1994年9月から95年4月の選手会主催のストライキによってファンの野球離れが深刻になったことを背景に開始されたインター・リーグは、ヤンキースとメッツのニューヨーク対決“サブウェー・シリーズ”を筆頭に、ファンの関心を引き付けている。日本のセ・パ交流戦も、04年の球界再編をきっかけに導入され、レギュラーシーズンでは見られない対戦に心躍らせる試合として、ファンの間に定着しつつある。

交流戦ルール  
(1) サスペンデッドゲームは採用しない
(2) 予告先発制度は採用しない
(3) 指名打者(DH)制はパ球団の主催試合のみに採用
(4) ベンチ入り人員は監督とコーチ8人、選手25人、マネジャー、トレーナー、通訳、スコアラー、広報各1人(2カ国語の通訳が必要な場合は通訳を2人にできる)
(5) 2球団以上が勝率で並んだ場合、最も勝利数の多い球団が上位。次に前年度交流戦順位の上位球団が上位に優先される
■ 試合速報
10日の結果・戦評
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