■詳細
総括
オレ竜が地元で日本一! 2007年プロ野球日本シリーズ第5戦が1日、ナゴヤドームで行われ、中日が1対0と北海道日本ハムを下し、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。2回、1死二、三塁から平田の犠牲フライで1点を先制。先発・山井が8回までパーフェクトピッチングを展開すると、最後は岩瀬が3者凡退に打ち取る完全リレーで、最少得点を守り抜いた。シーズン2位ながらクライマックスシリーズ第1ステージ、第2ステージを負けなしで勝ち上がった中日。日本シリーズは初戦敗退のあと、4連勝。53年ぶりの日本一に、落合監督は4度宙に舞った。
中日は2回にウッズ、中村紀の連打などで二、三塁のチャンスをつくると、平田の犠牲フライで1点を先制した。投げてはプレーオフ初登板となった山井が快刀乱麻のピッチング。両コーナーを突くタテのスライダーのコントロールが抜群で、北海道日本ハム打線に的を絞らせない。3ボールになったのも6回の先頭打者だった金子誠だけ。8回を86球とテンポ良く、6奪三振と見事な投球を見せた。最後は完全試合の可能性がありつつも、守護神・岩瀬に投手交代。岩瀬が打者3人できっちりと打ち取って、継投による完全試合を達成した。
北海道日本ハムは最後まで打線が振るわなかった。後のない北海道日本ハムは中4日でダルビッシュが先発。2回に平田の犠飛で1点を失うも、ストレートが150キロに届かないなど万全の状態ではない中、スライダーとフォークを織り交ぜ、7回で11三振を奪った。しかし、打線が1人の走者も出せず、ダルビッシュの熱投に応えられなかった。 昨年の日本一から新庄、小笠原、岡島と主力選手が抜けた苦しい状態から、まとまりでリーグ連覇を達成した北海道日本ハムだったが、2連覇はならなかった。2003年以来指揮を執り、北海道に日本ハムを根付かせたヒルマン監督の日本での挑戦が幕を閉じた。
1回表
・53年ぶりの日本一を目指して、プレーオフ初登板の山井が先発マウンドに上がる。
1:森本 1ストライク1ボールからの3球目、真ん中のスライダーを打ってサードゴロ。 2:田中賢 2ストライク2ボールからの5球目、内角のタテのスライダーに空振り三振。 3:稲葉 2ストライク1ボールからの4球目、スライダーを打ってセカンドゴロ。
・山井、武器のスライダーを有効に使って3者凡退に打ち取る。
1回裏
・2年連続日本一に黄信号がともった北海道日本ハムは、エース・ダルビッシュの右腕にすべてを託す。
1:荒木 初球、真ん中の145キロのストレートを積極的に打っていくも、ライトフライ。 2:井端 2ストライク2ボールからの5球目、外角のスライダーに空振り三振。 3:森野 2ストライク1ボールからの4球目、外角のフォークで空振り三振。
・3試合連続先制点を挙げている中日に対して、ダルビッシュは変化球を織り交ぜるピッチングで3者凡退に抑えた。
2回表
4:セギノール 2ストライク2ボールからの5球目、内角のスライダーに空振り三振。 5:工藤 2ストライク1ボールからの4球目、外角のスライダーを打ってサード前で大きくはずむゴロ。ジャンピングキャッチした中村がノーステップで一塁に送り、間一髪アウトとなるサードゴロ。 6:稲田 2ストライク1ボールからの4球目、内角のスライダーに空振り三振。
・山井、打者6人で3三振を奪う上々の立ち上がり。
2回裏
4:ウッズ 1ストライク1ボールからの3球目、ストレートを引っ張って、レフト前ヒット! 5:中村紀 無死一塁。2ストライクからの3球目、高めに浮いたスライダーを右中間に持っていく二塁打! ウッズは三塁へ。 6:李炳圭 無死二、三塁。2ストライクからの3球目、真ん中低めのスライダーに空振り三振。 7:平田 1死二、三塁。2ストライク1ボールからの4球目、真ん中の145キロのストレートを右方向に持っていく。飛距離十分のライトフライとなり、ウッズがタッチアップ! 中日が先制点を挙げた。中村紀も三塁へ進む。 8:谷繁 2死三塁。2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、内角のストレートに見逃し三振。
・先制点を挙げたチームがすべて勝利していることしの日本シリーズ。まずは中日が若武者・平田の犠飛で1点を先制した。
3回表
7:金子誠 1ストライク1ボールからの3球目、外角低めのストレートを打つもセカンドゴロ。 8:鶴岡 1ストライク1ボールからの3球目、内角高めのストレートに詰まったライトフライ。 9:ダルビッシュ 2ストライク2ボールからの5球目、真ん中のスライダーを打ってピッチャーゴロ。
・立ち上がりを心配された山井だったが、3回まで投げてパーフェクトピッチング。
3回裏
9:山井 1ストライク1ボールからの3球目、真ん中の145キロのストレートを打って、痛烈なゴロも田中賢にうまくさばかれてセカンドゴロに倒れた。 1:荒木 1ストライクからの2球目、内角高めのストレートを打って、バットを折られるサードゴロ。 2:井端 初球、内角のストレートを引っ張って、打球はレフト線を抜けるツーベース! 3:森野 2死二塁。2ストライク2ボールからの5球目、内角のワンバウンドのスライダーにバットが出てしまい、空振り三振。
・ダルビッシュ、2死から井端に長打を打たれて得点圏に走者を許すも、続く森野を空振り三振に打ち取った。
4回表
1:森本 1ストライク1ボールからの3球目、外角のストレートを打って、セカンド右へのゴロ。センターに抜けるかと思われたが、荒木が横っ飛びで好捕。セカンドゴロに倒れた。 2:田中賢 1ストライクからの2球目、セーフティーバントを試みるも、打ち上げてしまいサードフライ。 3:稲葉 1ストライクからの2球目、外角のストレートを打ってショートゴロ。
・山井、1番から始まる2回り目の日ハム打線も3者凡退に打ち取った。
4回裏
4:ウッズ フルカウントからの6球目、143キロのストレートを打って、センター前ヒット! 5:中村紀 無死一塁。1ボールからの2球目、フォークを引っ張るもショートゴロ。6−4−3の併殺打に倒れた。 6:李炳圭 2ストライク1ボールからの4球目、フォークを引っ張るもファーストゴロ。
・中日、先頭打者が出塁するも、結果3人で攻撃終了。
5回表
4:セギノール 1ストライクからの2球目、ストレートを打ってセカンドベース左のゴロになるも、セギノールシフトを取っていた井端がさばくショートゴロとなった。 5:工藤 2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでのの5球目、スライダーを打ってファーストゴロ。工藤はヘッドスライディングの気迫を見せるもわずかに及ばず。 6:稲田 初球、内角のスライダーを思い切り引っ張るもショートフライ。
・山井、5回まで投げて1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。
5回裏
7:平田 2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、ワンバウンドするフォークにバットが出てしまい空振り三振。 8:谷繁 2ストライク2ボールから外角高めの146キロのストレートに空振り三振。 9:山井 フルカウントから1球ファウルを挟んでの7球目、低めに外れたストレートを見極めて四球で出塁。 1:荒木 2死一塁。2ストライク1ボールからの4球目、内角のフォークに空振り三振。
・ダルビッシュ、投手・山井に四球を出すも、3三振で無得点に抑える。
6回表
7:金子誠 フルカウントからの6球、内角高めの141キロのストレートに空振り三振。 8:鶴岡 1ストライクからの2球目、外角低めのスライダーに中途半端にバットが出てしまい、ファーストゴロ。 9:ダルビッシュ 2ストライク1ボールからの4球目、外角高めの141キロのストレートに見逃し三振。
・山井、金子誠に対して初めて3ボールとなるも気合のストレートで空振り三振に打ち取る。6回を終わって、パーフェクトピッチングを継続中。
6回裏
2:井端 2ストライク2ボールからの5球目、スライダーを打ってセカンドゴロ。 3:森野 フルカウントからの6球目、ストレートがワンバウンドになり、四球。 4:ウッズ 1死一塁。2ストライク2ボールからの5球目、外角低めのスライダーに空振り三振。 5:中村紀 2死一塁。1ストライク2ボールからの4球目、スライダーを打ってピッチャー返し。ダルビッシュの脇腹付近を襲うも、ダルビッシュの出したグラブに当たる。ダルビッシュがこぼれたボールをさばいてピッチャーゴロに倒れた。
・2番からの好打順だった中日だが、ダルビッシュの前に追加点を奪えず。
7回表
1:森本 初球のスライダーを打つもショートゴロ。 2:田中賢 2ストライク2ボールからの5球目、外角のストレートを逆らわずに左方向に打ち返すも、レフト正面のライナー。 3:稲葉 2ストライク1ボールからの4球目、落ち切らないフォークを打つもレフトフライ。
・山井、7回を終わっても1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。
7回裏
6:李炳圭 2ストライク1ボールから4球目、真ん中低めのフォークに空振り三振。 7:平田 2ストライク2ボールからの5球目、外角のスライダーに空振り三振。 8:谷繁 2ストライク2ボールからの5球目、スライダートを引っ張って、レフト前ヒット。 9:山井 2死一塁。1ボールからの2球目、145キロのストレートを打つもライトフライ。
・ダルビッシュは李炳圭からの三振で2試合連続2ケタ奪三振を記録。ここまで11奪三振。
8回表
4:セギノール 初球のスライダーを打って、セギノールシフトをしくセカンド左に守っている井端の正面に転がるショートゴロ。 5:工藤 2ストライク2ボールからの5球目、内角のタテのスライダーに空振り三振。 6:坪井 稲田の代打・坪井。2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、フォークを打つもセンターフライ。
・山井、8回もパーフェクト! 完全試合まであと3人。
8回裏
・11三振を奪ったダルビッシュに代わって武田久がマウンドに上がる。
1:荒木 2ストライク1ボールからの4球目、真ん中低めのフォークを打ってピッチャーゴロ。 2:井端 2ストライク1ボールからの4球目、外角のスライダーを打つもライトライナー。 3:森野 2ストライクからの3球目、2ストライク2ボールからストレートを引っ張るも、セカンドゴロ。
9回表
・8回までパーフェクトピッチングをしていた山井から岩瀬に投手交代。
7:金子誠 2ストライク1ボールからの4球目、真ん中のスライダーに空振り三振。 8:高橋 鶴岡の代打・高橋。1ストライク2ボールからの4球目、内角のスライダーを引っ張るも、レフトフライ。 9:小谷野 2ストライク2ボールからの5球目、ストレートを打ってセカンド右のゴロ。荒木がさばいて、中日が53年ぶり2度目の日本一に輝いた。
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