■詳細
総括
中日と北海道日本ハムの日本シリーズ第1戦が21日、ナゴヤドームで行われ、中日が4−2と白星スタートを切った。 中日は2回、制球の乱れたダルビッシュを攻めて、1死満塁のチャンスをつくると、谷繁のタイムリーで2点を先制した。同点に追いつかれた直後の3回、ウッズ、森野の連打などで2死二、三塁とすると、井上がレフトへ勝ち越しタイムリーを放った。8回には3打数無安打だったアレックスのタイムリーで貴重な追加点を挙げた。 先発の川上は試合序盤こそ制球が今ひとつで、コントロールが甘くなったところを北海道日本ハム打線に狙われる場面もあったが、8回を2失点にまとめた。
北海道日本ハムは先発のダルビッシュが2回、3回と制球が崩れ、3失点。また打線も調子の悪かった川上をつかまえきれなかった。
1回表
・中日の先発マウンドには、今季17勝7敗の川上が上がる。
1:森本 2ストライク1ボールからの4球目、外角真ん中の148キロのストレートで空振り三振。 2:田中賢 1ボールからの2球目、ストレートを一塁側にセーフティーバント。ウッズが動けず、ファースト内野安打となった。 3:小笠原 1死一塁。2ストライク1ボールからの4球目、田中賢が二塁へ盗塁し、チャンスを広げる。小笠原はフルカウントから1球ファウル挟んでの7球目、ワンバウンドのボールを見送って四球。 4:セギノール 1死一、二塁。2ストライク1ボールからの4球目、カットボールに空振り三振。 5:稲葉 2死一、二塁。フルカウントから1球ファウルを挟んでの7球目、外角のカットボールを左方向に打ち返すも、サード正面のゴロに倒れた。
・川上、1死二塁のピンチを迎えるも、コントロールのいいカットボールを中心とした組み立てで後続を打ち取った。
1回裏
・北海道日本ハムの大事な先発マウンドには、弱冠20歳のダルビッシュ。自己初の2ケタ勝利を挙げて、なおかつ5月30日からプレーオフを含めて11連勝を記録している。 1:荒木 1ストライク2ボールからの4球目、内角の144キロのストレートにバットを折られる。打球はレフトへの平凡なフライとなった。 2:井端 1ストライク1ボールからの3球目、147キロのストレートにバットを折られる。結果はピッチャーゴロ。 3:福留 2ストライクから3球勝負! 外角の146キロのストレートに見逃し三振。
・初の大舞台となったダルビッシュだったが、1番・荒木、2番・井端らミートのうまいバッターのバットを折るなど、3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せた。
2回表
6:新庄 2ストライク1ボールからの4球目、内角のストレートが左ひじにぶつかる死球。 7:鶴岡 無死一塁。1ストライク1ボールからの3球目、しっかり送りバントを決めた。 8:金子 1死二塁。1ストライク1ボールからの3球目、真ん中低めのストレートを打ち上げてしまいセカンドフライ。 9:ダルビッシュ 2死二塁。2ストライク2ボールからの5球目、140キロのストレートに空振り三振。
・川上、初回に続き、得点圏に走者を背負うも、粘り強い投球で得点を与えず。
2回裏
4:ウッズ 1ストライク3ボールからの5球目、外角低めの148キロのストレートを見送って、四球。 5:森野 無死一塁。1ボールからの2球目、真ん中のストレートを打って、左中間を破る二塁打! 6:アレックス 無死二、三塁。2ストライク2ボールから1球ファウルを挟んでの6球目、真ん中のスライダーに空振り三振。 7:井上 1死二、三塁。左打者を嫌った日ハムバッテリーが敬遠策を取ったため、四球で一塁に歩く。 8:谷繁 1死満塁。1ストライク2ボールからの4球目、真ん中のストレートをセンターにはじき返す先制の2点タイムリー! 9:川上 1死一、二塁。1ストライクからの2球目をきっちりと送りバント。 1:荒木 2死二、三塁。1ストライク3ボールからの5球目、外角のスライダーを見送り、四球。 2:井端 2死満塁。フルカウントからの6球目、外角の144キロのストレートを打って、ファーストゴロ。
・ダルビッシュ、制球を乱し、コントロールが甘くなったところを中日打線に狙われて2点を失った。
3回表
1:森本 初球、外角のカットボールに逆らわず、右方向に打ち返すライト前ヒット! 2:田中賢 無死一塁。1ストライクから送りバントを決めて、森本を二塁へ進める。 3:小笠原 1死二塁。フルカウントからの6球目、内角のカットボールを見送り、四球。 4:セギノール 1死一、二塁。初球、真ん中のカットボールを引っ張ると、痛烈な打球が一、二塁間を抜けるライト前ヒット! 二塁から森本がホームに生還し、北海道日本ハムが1点をかえした。 5:稲葉 1死一、二塁。1ストライク3ボールからの5球目、内角のカットボールを見送り、四球。 6:新庄 1死満塁。2ストライク2ボールから1球ファウルを挟んでの6球目、真ん中のカーブをためて打ち返すと、打球はレフトへ。飛距離十分の犠牲フライとなり、北海道日本ハムが追いついた。 7:鶴岡 2死一、二塁。1ストライクからの2球目、真ん中のカットボールを引っ張るもショート正面のライナーに倒れた。
・2点をもらった川上だったが、ボール先行の投球でコースが甘くなったところを北海道日本ハム打線につかまり、2点を失った。
3回裏
3:福留 フルカウントからの6球目、内角のスライダーにバットが空を斬り、空振り三振。 4:ウッズ 1ボールからの2球目、真ん中低めのスライダーを打って、レフト前ヒット! 5:森野 1死一塁。2ストライク2ボールからの5球目、スライダーを打って、高いバウンドのピッチャーゴロ。ただ打球を処理したダルビッシュが併殺を狙おうと二塁を見てしまい、ボールをどこにも投げられず。結果、ピッチャー内野安打となった。 6:アレックス 1死一、二塁。初球、内角のストレートを打つも、ピッチャーゴロ。 7:井上:2死二、三塁。2ストライク1ボールから1球ファウルを挟んでの5球目、外角の144キロのストレートをレフトへ打ち返す勝ち越しタイムリー! 二走の森野もホームを狙うが、これは森本の送球良くホームタッチアウトとなった。
・ダルビッシュ、同点に追いついてもらった直後の投球も今ひとつピリッとせず。勝ち越し打を許した。
4回表
8:金子 2ストライク1ボールから内角のカットボールにスイング止まらず空振り三振。 9:ダルビッシュ 2ストライク2ボールから外角高めのストレートを見逃して、空振り三振。 1:森本 初球、真ん中のカットボールを打つも、ショートゴロ。
・川上、この試合初めての3者凡退に抑えた。
4回裏
8:谷繁 2ストライク1ボールからの4球目、内角低めのストレートを見逃すも、結果はストライク。見逃し三振に倒れた。 9:川上 フルカウントからの6球目、真ん中低めのストレートを見送り、四球。 1:荒木 1死一塁。1ボールからの2球目、内角のストレートにバットを折られ、ピッチャーゴロに倒れた。 2:井端 2死二塁。2ボールからの3球目、すっぽ抜けの内角カーブが左肩に当たる死球。 3:福留 2死一、二塁。初球、真ん中の149キロのストレートを打ち上げてしまい、センターフライ。2者残塁に終わった。
・ダルビッシュ、得点圏に走者を背負うも、粘りの投球で何とか無失点に乗り切った。
5回表
2:田中賢 2ストライクから1球ファウルを挟んでの4球目、外角のカットボールに見逃し三振。 3:小笠原 1ストライク1ボールからの3球目、真ん中低めのフォークを打ち上げてレフトフライ。 4:セギノール 2ストライク2ボールからの5球目、内角高めのストレートに空振り三振。
・川上、2番から始まる好打順の北海道日本ハム打線を3者凡退に抑える。
5回裏
4:ウッズ 2ストライク1ボールからの5球目、内角のフォークに空振り三振。 5:森野 1ストライク1ボールからの3球目、真ん中高めのチェンジアップを打って、セカンドゴロ。 6:アレックス フルカウントから1球ファウルを挟んでの7球目、真ん中の145キロのストレートを打って、ピッチャーゴロ。
・ダルビッシュ、中軸から始まる中日打線だったが、初回以来2度目の3者凡退に抑えた。
6回表
5:稲葉 2ストライク1ボールと追い込まれるもファウルで粘り、最後はフルカウントからの9球目、真ん中のストレートを打ってセンターフライ。 6:新庄 1ストライク2ボールからの4球目、外角高めのカットボールを打ち返すと、ライトオーバーの二塁打! 7:鶴岡 1死二塁。1ストライクからの2球目、内角シュートに詰まって、セカンドフライ。 8:金子 2死二塁。1ストライク1ボールからの3球目、内角のカットボールを打ち上げてしまい、レフトフライに倒れた。
・川上、1死二塁と久々の走者を背負っての投球だったが、後続を打ち取り、得点を許さず。
6回裏
7:井上 2ストライク1ボールからの4球目、内角低めのスライダーを引っ掛けてファーストゴロ。 8:谷繁 2ストライク2ボールからの5球目、真ん中の148キロのストレートを打つも、ファーストファウルフライ。 9:川上 2ストライクからの3球目、真ん中のストレートに空振り三振。
・ダルビッシュ、2イニング連続の3者凡退に抑えた。
7回表
9:坪井 ダルビッシュの代打に坪井。2ストライク1ボールからの4球目、外角のカットボールに当てただけのバッティングでショートゴロ。 1:森本 1ストライクからの2球目、内角のストレートを引っ張るも詰まったショートゴロ。 2:田中賢 2ストライク1ボールからの4球目、外角のカットボールに見逃し三振。
・川上、100球を超え、疲れの出てくる7回のマウンドだったが、きっちりと3者凡退に抑えた。
7回裏
・今季の最優秀中継ぎ投手を獲得した武田久が2番手のマウンドに上がった。
1:荒木 1ストライク1ボールからの3球目、内角のストレートを右方向に打ち返すも、ライトライナー。 2:井端 2ストライク1ボールから3球ファウルを挟んでの7球目、外角高めのストレートを打つも、センターフライ。 3:福留 初球、真ん中低めのフォークを打つも、フェンスぎりぎりの大きなセンターフライに終わった。
・日本シリーズ初登板となった武田だが、落ち着いた投球で、中日の1番からの攻撃を3者凡退に抑えた。
8回表
3:小笠原 2ストライクから1球ファウルを挟んでの4球目、カットボールを打ち返し、センターへ抜けていくかと思われたが、井端が打球に追いつくファインプレー。小笠原もヘッドスライディングでベースに滑り込むも、ショートゴロとなった。 4:セギノール 1ストライク2ボールからの4球目、内角高めのカットボールを引っ張るもセカンドへのボテボテのゴロ。 5:稲葉 2ストライク2ボールからの5球目、外角低めのストレートを逆らわず打って、三遊間を抜けるレフト前ヒット! 6:新庄 2死一塁。2ボールからの3球目、外角のカットボールを引っ掛けるも三遊間の深いゴロ。井端がさばいてジャンピングスローでセカンド送球し、フォースアウト。結果、新庄はショートゴロに倒れた。
・川上、ヒット性の打球を打たれるも、井端の好守備連発でピンチを脱した。
8回裏
4:ウッズ 1ストライク3ボールからの5球目、低めのストレートを見送り、四球で一塁に歩く。ウッズの代走に英智。 5:森野 無死一塁。初球、きっちりと送りバントを決めて、英智を二塁へ進めた。 6:アレックス 1死二塁。1ストライク3ボールからの5球目を投げる前に、武田久の二塁けん制が悪送球。英智は労せずして三塁へ。さらに5球目、真ん中高めのスライダーを打って、レフトフェンス直撃のタイムリー二塁打! アレックスの代走に奈良原。
・ここで北海道日本ハムは武田久から岡島に投手交代
7:井上 1死二塁。1ストライク3ボールからの5球目、内角カーブを見送って四球。 8:谷繁 1死一、二塁。1ボールからの2球目、一塁側にプッシュ気味の送りバントを決めて、走者をそれぞれの塁に進めた。 9:立浪 2死二、三塁。川上の代打・立浪。初球から積極的に打ちに行くも、レフトフライ。
・7回は3者凡退に抑えた武田久だが、自分自身の守備の乱れもあり、4点目を与えてしまった。
9回表
・プロ野球史上初の2年連続40セーブを挙げた守護神・岩瀬がマウンドに上がる。
7:マシーアス 鶴岡の代打・マシーアス。フルカウントから外角高めのストレートを打って、セカンドゴロ。 8:金子 1ストライク2ボールからの4球目、真ん中低めのストレートを打って、ファースト正面のゴロ。 9:田中幸 岡島の代打・田中幸。フルカウントから真ん中低めのスライダーを打って、ショートゴロ。
・制球の悪かった岩瀬だが、何とか3者凡退に抑えて、試合終了。
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