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横浜ベイスターズ
構成:スポーツナビ
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篠塚和典が見た“監督”中畑清とDeNAのキーマン
プロ野球キャンプリポート

2012年2月19日(日)
ラミレス(左)と抱き合う中畑監督。持ち前の明るさでチームを引っ張っている
ラミレス(左)と抱き合う中畑監督。持ち前の明るさでチームを引っ張っている【写真は共同】

 今年のプロ野球キャンプでもっとも注目を集めているのは、横浜DeNAの新監督・中畑清だった。インフルエンザ感染さえも話題にした絶好調男の“監督”としての姿とは!? 巨人時代から苦楽をともにした盟友・篠塚和典氏に話を聞いた。

■「繊細な人だから、部屋に帰ったら疲れでグッタリしているはず」

――横浜キャンプを取材して監督・中畑清の印象は?

 基本的に変わらないですね。明るく元気な中畑さんでした。監督が目立ち過ぎてるという声もありますけど、中畑さんはあの明るさでチームを変えたいと考えているんだと思います。あれだけ目立つことで報道陣やファンの注目度は全然違いますから。注目されている中で選手がやる気を出して、緊張感を持たせることが狙いでしょう。

――意外と言っては失礼ですが、計算された部分もあるということですか?

 元々繊細な人だから、部屋に帰ったら疲れでグッタリしていると思います。それでも今は選手が伸びていくことを重視していますからね……。仲間としては心配なところでもあります。選手には監督の意図を早く理解してもらいたいです。

――選手に変化は見えましたか?

 声は出てきましたし、これまでと比べて元気になっていると思います。ただ、まだまだ必要なことがありますから。
 ベイスターズにとっては、まずは実戦で勝っていくことが大事です。調整よりも勝つことにこだわって結果を出したいですね。シーズンに間に合わせればいいやと思ってたら今年も苦しみます。幸い、監督に引っ張られて顔つきが変わってきているので期待したいです。

■経験が必要な筒香 キーマンになるのは石川と吉村

プロ3年目を迎える筒香。主軸としての活躍が期待されている
プロ3年目を迎える筒香。主軸としての活躍が期待されている【写真は共同】

――飛躍が期待される筒香嘉智をどう見ましたか?

 生え抜きで能力もありますから、監督はチームを引っ張る意識を持たせていました。今のところ順調だと思います。
 ただ、この先、状態が下がる時期が来ます。その時にいかに我慢して続けることができるかが重要です。ダメだから変えるのではなく、続けることで自分のものにしてもらいたいです。
 素質は良いですし、パワーもありますが、本当の柔らかさは経験を積まないと身につきません。失敗も成功も含めて勉強が必要です。

――キーマンになるのはどの選手でしょうか?

 まず石川(雄洋)です。僕は1番と4番が打順の軸になると思っているので、1番が重要だと考えています。その分、石川に期待がかかりますね。彼がある程度出塁していかないと苦しいでしょう。
 去年までの石川は対戦相手から見るとプレーに軽さが見えることもあったので、今年はしっかりやってもらいたいです。

 あとは吉村(裕基)ですね。あえて厳しい言葉を使えば、今の状況は情けないですよ。打撃のパワーが注目されがちですけど、彼は足も肩もあるところが魅力なんです。あのレベルの身体能力を持つ選手はプロ野球界にも少ないですから。
 守備と走塁のレベルを上げつつ、バッティングを追求していってほしいです。応援したい選手です。
 中畑さんを男にするには石川と吉村の活躍が必要だと思います。

――中畑ベイスターズに期待することは?

 いやらしいチームになってもらいたいです。村田(修一/巨人)が抜けて、ラミレスが来ましたけど、補強はそれほどできていません。この戦力で戦うためにはしつこさが必要です。
 昔のスーパーカートリオ(屋鋪要、高木豊、加藤博一)のように走れる選手を育てて相手バッテリーを慌てさせる展開に持ち込みたいですね。

<了>

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