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ヤクルトスワローズvs.オリックスブルーウェーブ
イチロー、初の日本シリーズも古田に封じられる
(優勝 ヤクルトスワローズ 4勝1敗) |
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1995年の日本シリーズはヤクルトとオリックスが激突。阪神大震災から9カ月、神戸復興の願いを込めてオリックスは初の日本一を目指した。シリーズで最も注目されたのは、イチローを古田がいかに封じるか。試合は連日の延長戦となり、球史に残る名勝負も誕生した。
第1戦の先発は、ヤクルト・ブロスとオリックス・佐藤という、この年ノーヒットノーランを達成した投手同士の対決となった。試合は、野村監督の代打起用が当たり、ヤクルトが5対2で先勝した。続く第2戦は、オリックスが先制するも、ヤクルトが8回に同点に追いつき延長戦へ。11回表、先頭のオマリーがオリックス守護神の平井から決勝のソロ本塁打を放ち、3対2でヤクルトが連勝を飾った。
第3戦もまたもや延長戦に入ったが、最後に劇的な展開が待っていた。7回まで4対2とリードしたオリックスは、8回2死満塁のピンチで平井が登板。だが、平井は古田の内野安打で1点差にされると、9回裏にはミューレンに痛恨の同点ソロを浴びる。土壇場で追いついたヤクルトは延長10回裏、1死二、三塁で池山がサヨナラ3ランを放ち、日本一に王手。平井はまたしても一発に沈んだ。
オリックスが意地を見せたのは第4戦。試合は1対1で3試合連続の延長戦に突入。11回裏、ヤクルトの攻撃は1死一、二塁で4番オマリー。マウンドには小林。ファウルで粘るオマリーと力で押す小林。あわやサヨナラ3ランという大ファウルもあり、球場は興奮に包まれる。そして14球目、最後は小林が直球でねじ伏せ、オマリーのバットが空を切った。続く古田も打ち取ってピンチを切り抜けたオリックスは12回表、D・Jの2号ソロで2対1と勝ち越す。気迫の投球を見せた小林がチームに初勝利をもたらした。小林対オマリー、2人の14球の対決は、後々まで語り継がれる名勝負となった。
しかし、オリックスの粘りもここまで。第5戦はヤクルトが3対1で勝ち、2年ぶり3度目の日本一に輝いた。オリックスはイチローがヤクルトバッテリーに19打数5安打と抑え込まれ、日本一の夢は翌年以降へ持ち越しとなった。
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