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阪神、岡田新監督が誕生!(03.10.28)
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記者会見を終え阪神の久万オーナー(中央)、星野監督(左)と握手する岡田新監督=28日午後、大阪市福島区のホテル【共同】 |
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▼岡田新監督一問一答「期待してもらって結構です」
▼岡田、星野新旧監督談話
■「夢」引き継ぐ新監督 阪神、星野から岡田へ
闘将が達成できなかった日本一の「夢」は、岡田阪神が引き継ぐ−−。
阪神は28日、大阪市内のホテルで星野仙一監督の退任と、岡田彰布守備走塁コーチの新監督就任を発表した。岡田新監督の契約年数は未定。
星野監督は低迷が続いたチームを建て直し、今季は日本シリーズではダイエーに敗れたものの、圧倒的な強さで18年ぶりのリーグ制覇を達成した。しかし、持病の高血圧など健康上の不安から、2年で退くことになった。今後はアドバイザー的な立場で球団に残る。 岡田新監督は1980年に早大からドラフト1位で入団し、85年の日本一に貢献するなど主力打者として活躍したほか、阪神の2軍監督なども務めた。
【共同通信社】
■星野野球プラス若さで 緊張の面持ち岡田新監督
優勝した翌年に人気球団の指揮を執る重圧。会見に臨んだ岡田新監督は緊張し切った表情だった。「若さと誠意をもってやらせていただきます」。監督就任を正式に要請され、久万オーナーにこう答えたという。
主力選手として活躍し、昨年まで2軍監督、今季から1軍コーチと、順調に階段を上ってきた。18年ぶりのリーグ優勝を果たしたことで「当然、来年も星野監督がやるものと思っていた」。予期せぬ監督交代だった。
その星野監督から直接告げられたのは、日本シリーズに入る前だった。部屋に呼ばれ「おまえが(次の監督を)やる。あとのスタッフとかも考えておけ」。4年連続の最下位から2年でリーグ優勝へと引き上げた“闘将”の後継者として何をすべきか。
「1年間ほかのコーチよりはアドバイスをもらっていた。ことしは本当にいい形で優勝できたのだから、岡田野球というのはできない。星野野球プラス若さでいきたい」
鉄拳制裁も辞さなかった星野監督のやり方を「当たり前にできることを気持ちで怠れば、そういうこともある」と45歳の青年監督は言う。「選手と一緒に成長していきたい。きのうの負けで(日本一という)最終目標が残った。ファンの皆さんには期待してもらって結構です。頑張ります」。きっぱりと言い切った。
【共同通信社】
■チーム構築への備え必要 岡田新監督への期待と不安
優勝チームを預かるのだから、岡田新監督はラッキーだとみる人が多いだろう。実際は、この「優勝」が圧力になってきそうで負担になる。うまく運べば当然と受け取られ、逆のケースになると今季との対比で風当たりが強くなりそうだ。
前任者は個性的な強い色で成功した。新監督に同じ色合いを求めてはいけないし、それでは清新さが欠ける。急激な変化は選手を戸惑わせるから、少しずつ岡田色をにじませていくのが得策だろう。 肝心なのは監督自体より球団の姿勢だろう。この優勝で補強の大切さを再認識しただろうが、ここで腰を引いてしまうとまた低迷への道に向かってしまう。強いときにこそチームへの補充をしないと、優勝争いを続けられない。
岡田新監督はプロに投じてからのほとんどを阪神に在籍。球団の内情に通じているから、いろんなしがらみに縛られたり、遠慮も出てきそうな気がする。この壁をどう突破して自らの主張を押し通せるか。野球そのものより、チーム構築への備えが新監督の命運を左右する。
【共同通信社】
■阪神の新監督に就任した岡田彰布さん
「阪神タイガース」を思う気持ちは誰にも負けない。今年果たせなかった日本一を使命に、30代目の監督としてグラウンドに立つ。 満を持しての起用となる。新人王、1985年には主力として日本シリーズ制覇に貢献するなど好打者として実績を残した。引退後はオリックスの2軍助監督、阪神では2軍を率いて4年で3度ウエスタン・リーグを制し、浜中らを育てた。今季から1軍コーチとなり、三塁ベースコーチも務めた。快調なスタートを切り「チャンスは絶対に逃したらあかん」とコーチとして力を尽くし、優勝の場に立ち会った。
オリックスの選手、コーチ時代「うちはあかん」「うちは…」と、ことあるごとに「うち」という言葉を口にした。「うち」とはもちろん阪神。常に気に掛けていたのはタイガースだった。2年前、野村監督の辞任後、監督候補として名前が挙がったが、結局、星野監督が就任した。その際、球団から将来に備え、1度ユニホームを脱いで評論家として外から野球を見てはどうかという選択肢も与えられた。だが、あえてとどまり、星野監督によるチーム改革を中から見続けた。
大阪生まれで、6年ぶりとなるOB監督。45歳となり、好きなお酒もだいぶ弱くなった。しかし、野球や阪神の話になるとその目は熱く輝く。今でも心は「野球少年」のまま。これから例え幾多の苦難があろうとも、チームを愛し、強くしたい気持ちが揺らぐことはない。陽子夫人との間に1男。
【共同通信社】
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