コラム
故障者続出の日本人メジャーリーガーに大魔神が緊急提言! (3/3)
佐々木主浩インタビュー
■故障した後のケアが充実しているMLB
――岩村選手や城島選手は試合中にケガをしてしまいましたが
やっぱりメジャーはハードですよ。選手の身体がデカいから、体格で劣る日本人選手にとって、接触プレーのリスクは大きいですね。自分の身は自分で守らないといけない。ただ、キャッチャーは逃げるわけにはいかないので、他のポジションより大変ですよね。
――故障した後のケアは、日米で何か違いはありますか?
故障後のケアに関してはアメリカの方が全然進んでいます。試合中にケガをしても、球場内にチームドクターはいるし、レントゲンも撮れるし、リハビリ用のプールまでありますからね。だからチームに帯同しながらリハビリをすることも可能なんですよ。そこら辺は日本よりかなり充実しています。
――現状、メンタルトレーニングはメジャーでどれぐらい取り入れられているのでしょうか?
マリナーズでいえば、メンタルトレーニングは行っていなかったですね。ただ、スランプでノイローゼ気味になっている選手には専門家を付けてメンタル面のケアをしていました。現状では、必要を感じた選手が個人的にメンタルトレーニングを導入している程度じゃないでしょうか。
――今季は出遅れましたが、イチロー選手は本当にケガに強いですね。他の選手と何が違うのでしょうか?
もともと身体が強いんですよ。それは一流選手になるための欠かせない条件ですからね。それと、コンディショニングには確かに他の選手より気を使っていましたね。食事からトレーニングまで決めたメニューをしっかりやっていましたから。ただ、努力していてもケガをする選手はするんですよ。だから、イチローの強さは天性の部分も大きいと思います。
――今後のメジャーの見どころは?
ヤンキースが急上昇してきたので注目ですね。新球場1年目なので絶対に優勝したいところでしょうし。ナショナルリーグではカブスですね。最近は少し負けが込んでいますが、マリナーズで一緒だったルー・ピネラ監督には頑張ってもらいたいですね。それとやっぱり、大輔や黒田など、故障で出遅れた日本人選手の巻き返しに期待したいですね。
<了>
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