■詳細
総括
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜は2日(日本時間3日)、敵地シチズンズバンク・パークで行われたフィリーズとのワールドシリーズ(7回戦制)第5戦の9回に代打で出場し、レフト前ヒットを放った。しかしヤンキースは6−8でフィリーズに敗れ、9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇は第6戦以降に持ち越しとなった。第6戦は4日(同5日)、ヤンキースの本拠地ニューヨークに場所を移して行われる。
3試合連続で先発を外れた松井は3点を追う9回無死二塁の場面で代打で登場し、三遊間を鮮やかに破るレフト前ヒットを放った。この試合は1打数1安打で今プレーオフの通算打率は3割8厘となった。
試合はあとのないフィリーズが1点を先制された直後の1回、無死一、二塁からアトリーがライトへ3ランを放ち、すかさず逆転に成功。3回にはワース、イバネスのタイムリーなどで3点を追加し、ヤンキース先発のバーネットをKOした。4点リードで迎えた7回にはアトリーがこの試合2本目のソロ。さらにはイバネスにもワールドシリーズ第1号ソロが飛び出し、ヤンキースを突き放した。なお、アトリーはこのシリーズ5本塁打となり、レジー・ジャクソン(1977年・ヤンキース)が持つワールドシリーズ記録に並んだ。投げてはポストシーズン絶好調の先発リーが7回まで2失点に抑える好投。疲れが見えた8回に連打を浴びて降板するも、朴賛浩、マドソンとつなぎ、ヤンキースの反撃を振り切った。
一方、王手をかけて迎えたヤンキースだったが、先発バーネットが2回0/3で6失点と大誤算。打線はフィリーズを上回る10安打を放ち、終盤に反撃をみせるもあと一歩及ばず。連勝が3でストップし、9年ぶりの優勝は地元ニューヨークに戻って行われる第6戦以降にお預けとなった。
1回表
フィリーズは今プレーオフ絶好調の左腕リーが先発のマウンドに上がる。 ヤンキースは先頭のジーターがセカンドゴロに打ち取られた。デーモンがセンター前ヒットで出塁。1死一塁。テシェイラはライトフライに倒れて、2死一塁となる。ここで前日決勝打を放った4番ロドリゲスがライト線へタイムリー二塁打を放ち、一塁からデーモンが先制のホームインを果たした! スウィッシャーはストレートの四球で歩き、2死一、二塁。カノはレフトフライに倒れ、攻撃終了。 ヤンキースが主砲A・ロッドのタイムリーで初回に1点を先制した!
1回裏
ヤンキースの先発は第2戦で今プレーオフ初勝利を挙げた右腕バーネット。 フィリーズは先頭のロリンズが鮮やかなセンター返しで塁に出る。ビクトリーノはバントの構えも右手に死球を受け出塁。無死一、二塁。ここでアトリーが初球を完ぺきにとらえて、ライトスタンドに突き刺さる逆転3ランを放った! アトリーはこのシリーズ4本目の本塁打。ハワードはフルカウントから四球を選び、なおも無死一塁。ワースは空振り三振で1死一塁となる。イバネスのファーストゴロで二塁が封殺。一塁はセーフとなり2死一塁。フェリスはショートゴロで二塁封殺となり、攻撃終了。 先制を許したフィリーズだが、アトリーの3ランですかさず逆転に成功した!
2回表
逆転されたヤンキースは先頭ガードナーがファーストゴロに倒れる。モリーナはサードゴロで2死。バーネットは見逃し三振で3者凡退に切って取られた。
2回裏
フィリーズは先頭のルイスが空振り三振、リーがファーストゴロに倒れる。1番のロリンズが四球を選び、2死一塁。ビクトリーノはショートフライに打ち取られ、攻撃を終えた。
3回表
2点を追うヤンキースは1番からの攻撃。先頭ジーターはサードゴロも、デーモンが四球で出塁。1死一塁。テシェイラはサードゴロで二塁が封殺される。2死一塁でロドリゲスはセンターフライに打ち取られた。
3回裏
フィリーズは逆転弾を放ったアトリーからの攻撃。アトリーは四球を選び、無死一塁。ハワードの打席でアトリーが盗塁に成功し、無死二塁となる。ハワードはフルカウントから2打席連続の四球を選び、無死一、二塁とチャンスを広げる。ここでワースがコンパクトなバッティングでセンター前にはじき返し、二塁からアトリーがホームに生還! なおも無死一、二塁でイバネスがライトにタイムリーを放ち、二塁走者のハワードが5点目のホームを踏んだ! 一塁走者は三塁へ進み、無死一、三塁となる。 ここでヤンキースは先発バーネットをあきらめ、ロバートソンに投手交代。 フェリスがファーストファウルフライに倒れ、1死一、三塁。ルイスはショートゴロで二塁が封殺。一塁セーフで併殺崩れの間に三塁走者がホームにかえった! 2死一塁。9番の投手リーがライト前ヒットを放ち、2死一、二塁とする。ロリンズは見逃し三振に切って取られ、攻撃終了。 フィリーズがこの回2本のタイムリーなどで3点を追加し、6−1とリードを5点に広げた! ヤンキース先発のバーネットはまさかの3回KO。2回0/3で4安打5四死球6失点と散々な内容に終わった。
4回表
5点ビハインドとなったヤンキースは先頭スウィッシャーがサードライナーに倒れる。カノはセカンドゴロで2死。ガードナーはショートゴロで3者凡退に切って取られた。
4回裏
フィリーズは先頭ビクトリーノがセカンドゴロ、アトリーはショートゴロ。ハワードは空振り三振に切って取られ、この試合初めての3者凡退に終わった。
5回表
ヤンキースはモリーナの代打ポサダがセカンドゴロに倒れる。ロバートソンの代打ヒンスキーは四球で出塁。1死一塁。打順が1番に帰って、ジーターは一二塁間を破るヒットを放ち、1死一、三塁とチャンスを広げる。デーモンはファーストゴロで、その間に三塁走者がホームにかえり1点を返した! 2死二塁でテシェイラはライトフライに打ち取られた。 ヤンキースが初回以来の得点で2−6と点差を4点に縮めた。
5回裏
ヤンキースは3番手アセベスがマウンドに上がる。代打のポサダがそのままキャッチャーマスクをかぶる。 フィリーズは先頭のワースが左中間へ大きな飛球を放つも、ガードナーの好捕に阻まれセンターフライ。捕球の際にフェンスに体をぶつけたガードナーはその場でうずくまるも、プレー続行。イバネスはファーストゴロ。フェリスはショートゴロに倒れ、2イニング連続で3者凡退に切って取られた。
6回表
4点を追うヤンキースは先頭ロドリゲスがライトフライに倒れる。スウィッシャーはセンターフライ。カノがセンター前ヒットを放ち、2死一塁とする。しかしガードナーは見逃し三振に切って取られ、攻撃終了。
6回裏
フィリーズは先頭ルイスがライトライナー、リーは空振り三振。ロリンズがセンター前ヒットを放ち、2死一塁とする。ビクトリーノの打席でワイルドピッチがあり、ロリンズが二塁へ進む。2死二塁でビクトリーノはショートゴロに打ち取られ、得点には至らず。
7回表
ヤンキースは8番ポサダからの攻撃。松井秀の出番は訪れるか? 先頭ポサダは3球で見逃し三振に切って取られた。アセベスの代打にヘアーストンが起用され、センターフライに倒れた。1番ジーターはセカンドへのハーフライナーで、3者凡退に終わった。ベンチで代打出場に備えた松井秀だが、この回は出番なし。 フィリーズ先発のリーは7回を投げて4安打3四球2失点の内容。ここまでの球数は103球。
7回裏
ヤンキースは左腕コークが4番手のマウンドに上がる。 フィリーズは先頭のアトリーが右中間スタンドへこの試合2本目のホームランを放ち、7−2とリードを広げる! ハワードは空振り三振、ワースはセンターフライで2死。イバネスがライトへ打った瞬間それと分かる今シリーズ1号ソロを放ち、さらに1点を追加した! ヤンキースはここで5番手ヒューズに投手交代。 フェリスは3球で見逃し三振に切って取られ、攻撃終了。フィリーズがこの回2発のソロで貴重な追加点を奪い、8−2とヤンキースを突き放した。
8回表
フィリーズはこの回からセンターにフランシスコが入る。 6点差に広げられたヤンキースは、先頭のデーモンがショートへの内野安打。テシェイラがレフトへの二塁打で続き、無死二、三塁とチャンスをつくる。ここでロドリゲスが左中間を破る2点タイムリー二塁打を放ち、4−8とする! ここでフィリーズは先発のリーから朴賛浩に投手交代。 無死二塁。スウィッシャーはセカンドゴロで、その間に二塁走者のロドリゲスが三塁へ進む。1死三塁でカノがセンターへ犠牲フライを放ち、ロドリゲスがホームイン! ガードナーはショートフライに倒れ、攻撃終了。 ヤンキースがこの回ロドリゲスのタイムリー二塁打などで3点を返し、5−8と3点差に迫った!
8回裏
フィリーズは先頭のルイスがセンター前に抜けるヒット。無死一塁。朴賛浩の代打ステアーズがセカンドゴロ併殺打に倒れ、2死となる。ロリンズもセカンドゴロに打ち取られ、攻撃終了。
9回表
フィリーズは3点リードの9回のマウンドにマドソンを送る。 ヤンキースは8番ポサダが打席に入る。ネクストバッターズサークルでは松井秀が準備をする。ポサダはライトオーバーの二塁打を放ち、無死二塁とチャンスをつくる。ここでヒューズの代打・松井秀が三遊間を破るレフト前ヒットを放ち、無死一、三塁とチャンスを広げる。打順が1番に帰って、ジーターはショートゴロ併殺打に倒れる。その間に三塁走者がホームにかえり、1点を返した! デーモンがセンター前ヒットを放ち、2死一塁。テシェイラの打席でデーモンが二塁へ進む(盗塁は記録されず)。2死二塁でテシェイラは空振り三振に切って取られ、試合終了! フィリーズが8−6でヤンキースを下した!
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