野球の発祥国であり、メジャーリーグの豪華スターが勢ぞろいする米国は、今大会優勝候補の筆頭に挙げられる。質・量ともに優れた選手たちを指揮するのは、元ブルージェイズ監督のバック・マルティネス監督。1992年、バルセロナ五輪で野球が正式種目になって以来、米国が五輪で金メダルを獲得したのは2000年シドニー大会の1回のみ。野球大国の名に懸けて、何としても今大会では優勝を果たしたいところだ。 打撃面では、メジャーリーグ最強打者バリー・ボンズ(ジャイアンツ)が直前に出場辞退を表明したものの、破壊力は抜群だ。米国代表かドミニカ共和国代表かで思い悩み、一時は大会出場を断念したアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)だったが、米国代表として参加することを決意。昨季、48本塁打を放ち、アメリカンリーグ本塁打王に輝いたスーパースターが中軸として打線を引っ張る。ロドリゲスとともにクリーンアップを任されそうなのが、デレック・リー(カブス)、マーク・テシェーラ(レンジャーズ)、ケン・グリフィーJr(レッズ)。中でもリーは昨季、46本塁打をマークした主砲だ。さらに、今回のチームはパワーだけでなく、“スピード”と“機動力”が十分なのも強みだ。ヤンキースの主将デレック・ジーター、今季レッドソックスからヤンキースへ移籍したジョニー・デーモンら俊足の巧打者がフィールドを沸かす。また、ア・リーグでイチローとの年間安打記録を争い、昨季はイチロー超えの221安打を放ったマイケル・ヤング(レンジャーズ)にも注目だ。 投手陣も、打線に引けを取らないぜいたくな顔ぶれが並ぶ。先発には、43歳ながら昨季は驚異の防御率1.87をマークした豪腕ロジャー・クレメンス(アストロズからフリーエージェント)、ハーラートップの22勝を挙げたドントレル・ウィリス(マーリンズ)、ナ・リーグ最高の216三振を奪ったジェイク・ピービー(パドレス)らが固める。さらに、リリーフ陣も超一流選手ばかり。昨季42セーブを挙げたブラッド・リッジ(アストロズ)、新人王を獲得したヒューストン・ストリート(アスレチックス)、ベテランではビリー・ワグナー(メッツ)がいる。また、昨季のゴールドグラブ賞受賞者が5人もおり、守備面でも死角は見当たらない。 メジャー屈指の選手たちがベースボール母国の威信を懸けて戦いに挑む。 ※写真はロジャー・クレメンス。母国の威信をかけてフル回転する【(C)Getty Images/AFLO】
サッカー - 野球 - 格闘技 - モーター - ラグビー - ゴルフ - バスケット - テニス - バレー - ウインター - その他スポーツナビ - ヘルプ - サイトマップ - スタッフ募集 - ご意見・ご要望 | ブログ