さまざまなスポーツにおいて日本のライバルと位置付けられる韓国だが、もちろん野球もその例外ではない。実力的にはまだ日本に一日の長があるとは言え、2000年シドニー五輪の3位決定戦では日本を3−1で下して1984年ロサンゼルス五輪以来の連続メダル獲得を阻むなど、決して侮ることはできない。 今回チームを率いるのは、韓国プロ野球・ハンファ・イーグルスのキム・インシク監督。02年の釜山アジア大会では韓国チームを金メダルに導いた実績があり、国際舞台での手腕が期待される。また、現役時代には中日でも活躍し、現在はサムスン・ライオンズを率いるソン・ドンヨル(宣銅烈)監督が投手コーチを務める。 暫定メンバーには8名のメジャー経験選手が名を連ねているが、中でも投手陣は、韓国人初のメジャーリーガーで通算106勝を挙げているバドレスのパク・チャンホ(朴賛浩)、05年に8勝を挙げたドジャースのソ・ジェウン(徐在応)をはじめ、オリックスでも活躍したメッツのク・デソン(具台晟)、レッズのボン・ジュングン(奉重根)、ロッキーズのキム・サンウ(金善宇)とキム・ビョンヒョン(金炳賢)のメジャーリーガー6名を擁する布陣。これに韓国プロ野球で昨季18勝を挙げたソン・ミンハンらが加わり、投手力は対外的にも見劣りしない。 一方の打線は、昨季日本一のロッテから巨人に移籍した李スンヨプ、1998年のバンコクアジア大会以来、国際大会には欠かせないキム・ドンジュ、そして05年メジャーリーグ・オールスターゲームのホームランダービーに出場したドジャースのチェ・ヒソプ(崔熙渉)というクリーンアップになりそうだ。俊足のキャプテン、元中日のイ・ジョンボム(李鐘範)らが打線をつなげることができるのかが課題となるだろう。 ※写真は昨季、メジャーリーグで15本塁打を放ったチェ・ヒソプ(崔熙渉)【(C)Getty Images/AFLO】
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