| ■ 日本スターティングメンバー |
1:村松(左)
2:宮本(二)
3:高橋(中)
4:城島(捕)
5:福留(右)
6:谷(DH)
7:中村(三)
8:小笠原(一)
9:藤本(遊)
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| ■ 詳細 |
【試合総括】
キューバ代表を迎えた野球のアテネ五輪日本代表壮行試合「ENEOS ワールドチャレンジ」第2戦、日本は逆転負けを喫し、五輪本戦で最大のライバルとなるキューバに対し、1敗1分という結果に終わった。
日本は初回、城島の適時打で1点を先制するが、その裏、先発の三浦が2本のソロ本塁打を浴びて逆転される。1点を追う日本は3回に、城島の適時打で同点、さらに相手バッテリーのミスで逆転すると、中村の2点本塁打で3点のリードを奪い返す。しかし4回にエクスルのソロ本塁打で2点差に迫られると、5回に1死満塁からセペダの右前打で同点に追いつかれる。さらに7回に2死一塁からサンチェスの左中間を破る二塁打で逆転された。日本は8回、9回とキューバの守護神ラソの前に、4三振を奪われるなど、5回以降、1安打と打線が沈黙した。
4回までに5点を奪った日本の攻撃陣。初回の先制点は村松の四球をきっかけに盗塁、右打ちによる走者を進める進塁打など機動力を絡めた野球でチャンスを作った。また城島の2本の適時打を初め、8安打中、4安打が逆方向へのの逆らわない打撃を見せるなど、代表チームの掲げる“つなぐ野球”にまずまず目処が立った。しかし2度けん制で刺され、国際試合と日本のプロ球界とのボークの認識の違いや、4回以降、1安打に封じられた後半の元気なさなどが課題として残った。
一方、投手陣はアマチュアの久保が3失点を喫した以外にも、逆転打を許した岩隈や2本のソロ本塁打を打たれた三浦など不安を残すも、外角のボール気味の球でも積極的に打ってくるキューバの打撃陣を肌で感じられたことは収穫だった。
前日とは違い宮本をセカンドに、藤本をショートに起用した二遊間は、併殺を完成させたり、二ゴロでの二塁封殺などの連係プレーをきっちり決めた。今後、合宿でプレーの精度を高めていきたい。
日本代表は一旦、解散し、通常のプロ野球のスケジュールをこなす。その後、8月5日に集合し、6日から12日までイタリアのパルマで直前合宿を行い、15日からのアテネ五輪本戦に挑む。
■宮本 「アテネで借りを返す」(試合終了後のセレモニーでのコメント)
アテネでこの借りを返したいと思います。長嶋監督のもと、アテネでは絶対に金を取ってきます。
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●キューバ監督・選手のコメント
<1回表>
キューバの先発は185センチの長身から投げ下ろす右のボロト。キューバの国内リーグで防御率1.56とリーグ1位で将来性を期待される21歳の若手。
1:村松 フルカウントからカーブが高めに外れ四球で出塁。
2:宮本 無死一塁。2球目、村松が走り、二盗に成功。無死二塁とする。宮本は追い込まれて、内角カーブに見逃し三振。
3:高橋由 1死二塁。真ん中の落差の大きいカーブを打たされ、ファーストゴロ。村松は三塁へ進む。
4:城島 2死三塁。2ストライク2ボールから決め球にきたタテのカーブを引き付け、センターオーバーの二塁打! 村松が生還して、日本が1点を先制する。
5:福留 2死二塁。2−2から真ん中高めのスライダーを打ってセカンドゴロ。
<1回裏>
1:エドゥアルド・パレ 2ストライク2ボールからの5球目、真ん中の144キロのストレートを振り切ると、パァーンと乾いた音が響いて、ライナーでレフトスタンドに飛び込む弾丸アーチ!
2:ミチェル・エンリケス 2ストライクと追い込んでから3球勝負。内角高めの144キロのストレートで空振り三振。
3:ユリエスキ・グリエル 1ボールからの2球目、外角高めのスライダーを逆らわず右方向に打ち返すと、ライトスタンドに飛び込むソロ本塁打!
4:エリエル・サンチェス 内角のチェンジアップでサードゴロに打ち取る。
5:フレデリク・セペダ フルカウントからの勝負した144キロのストレートが高めに外れ四球。
6:アントニオ・エスクル 2死一塁。144キロのストレートで空振り三振。
<2回表>
6:谷 内角の144キロのストレートに詰まってファーストファウルフライ。
7:中村 2ストライクからの3球目、147キロのストレートを打つもセカンドゴロ。
8:小笠原 真ん中低めのフォークを体制を崩しながらもセンター前に運ぶヒット!
9:藤本 2死一塁。1ボールからの2球目、内角の142キロのストレートを引っ張ると、痛烈なゴロが一、二塁間を抜けていくヒット!
1:村松 2死一、二塁。2ストライクから3球目、真ん中の144キロのストレートに空振り三振。
<2回裏>
7:ヨアンドリ・ウルゲジェス 外角高めのチェンジアップでサードゴロに打ち取る。
8:ロヘル・マチャド 初球、真ん中のスローカーブを打ってサードゴロ。
9:アレクセイ・ラミレス フルカウントから内角のストレートが外れ四球。
1:エドゥアルド・パレ 2死一塁。初球、ラミレスが二盗に成功。スローカーブを打ってサードゴロ。無得点に終わった。
<3回表>
2:宮本 3球目、ストレートをライト前に弾き返すヒット!
3:高橋由 無死一塁。2ストライク1ボールからの4球目、144キロのストレートに空振り三振。4球すべてストレートだった。
4:城島 1死一塁。1ストライクからの2球目、142キロのストレートを右方向に打ち返すと、打球は右中間を抜けていく二塁打! 宮本が一塁から一挙にホームに生還して、同点に追いついた。城島は2打席連続タイムリー。
※キューバはここでボルトからダニー・べタンクールに交代。150キロ近いストレートを武器にする本格派右腕。
5:福留 1死一塁。初球、142キロのストレートを振り切るもセカンド正面のゴロ。城島は三塁へ。
6:谷 2死三塁。初球、カーブがワンバウンドになって、キャッチャーのマチャドが後逸。城島がちゅうちょなく突っ込み逆転のホームを踏んだ。谷は、真ん中のスライダーを逆らわずライト前に運ぶヒット!
7:中村 2死一塁。真ん中低めのカーブを体制を崩しながらも、腕1本ですくい上げるように振り切ると、打球はレフトスタンドに飛び込む2点本塁打!
8:小笠原 真ん中低めのスライダーを打つも、センター正面のライナー。
<3回裏>
98年、選抜大会決勝で松坂(当時・横浜高)と投げ合った経験のある松下電器の久保(当時・関大一高)が2番手のマウンドに上がる。140キロ台中盤のストレートとスライダーが武器の本格派右腕。
2:ミチェル・エンリケス 内角のスライダーを打ってショートゴロ。
3:ユリエスキ・グリエル 1ストライクからの2球目、真ん中低めの145キロのストレートを打ち上げて、フェンスぎりぎりの大飛球となるレフトフライ。
4:エリエル・サンチェス 初球、スライダーを振り切ると、三塁線を破る二塁打!
5:フレデリック・セペダ 2死二塁。スライダーを引っ張り、痛烈なゴロもファーストの小笠原がうまくさばいた。
<4回表>
9:藤本 フルカウントからの6球目、外角低めの144キロのストレートに空振り三振。
1:村松 フォークを打つも、キャッチャー前に転がるボテボテのゴロとなった。
2:宮本 146キロの真ん中のストレートを右方向に打ち返すも、セカンド正面のゴロに倒れた。
<4回裏>
6:アントニオ・エスクル 1ボールからの2球目、外角低めのカーブを打ち上げると、バックスクリーン横に飛び込むソロ本塁打!
7:ヨアンドリ・ウルゲジェス 真ん中高めのカーブでサードゴロに打ち取る。
8:ロヘル・マチャド 2ストライクと追い込んでからの3球目、外角低めのスライダーで空振り三振。
9:アレクセイ・ラミレス 内角の145キロのストレートに押されて、センターフライ。
<5回表>
3:高橋由 外角高めのスライダーを左方向に逆らわず打ち返し、強烈なライナーもショート正面。
4:城島 フルカウントから低めのカーブがワンバウンドになり、四球。
5:福留 1死一塁。6球目、城島が走るも盗塁失敗し、2死走者なしとなる。福留はフルカウントから外角低めにストレートが外れ四球。
6:谷 2死一塁。2ストライクからの3球目、144キロのストレートを見逃し三振。
<5回裏>
1:エドゥアルド・パレ 三塁側へセーフティーバント。ピッチャーの久保がフィールディングよくさばいた。
2:ミチェル・エンリケス 初球、146キロのストレートを右方向に打ち返す。セカンドの右を抜けていくかと思われたが、宮本が追いつき一塁へジャンピングスロー。しかしその送球がワンバウンドになり、小笠原が取れず。結果はセカンド内野安打。
3:ユリエスキ・グリエル 1死一塁。真ん中低めのスライダーを引っ張ると、打球は三遊間を抜けていくヒット。
4:エリエル・サンチェス 1死一、二塁。2ストライクと追い込まれてからの3球目、外角のボール気味のスライダーを打って、センター前へのヒット。
5:フレデリク・セペダ 1死満塁。2ストライク2ボールから1球ファウルを挟んでの6球目、真ん中のスライダーを引っ張ると打球は、横っ飛びするファーストの小笠原の右を抜けていくヒット! 2者が生還して、キューバが5対5と追いつく。
※日本はここで久保から、前日も登板したホンダ熊本の坂本に投手交代。
6:アントニオ・エスクル 2ボールからの3球目、真ん中のスライダーを打って、セカンドゴロ。4−6−3の併殺打。キューバは2得点のみ。
<6回表>
7:中村 フルカウントから2球ファウルで粘るも最後は145キロの真ん中のストレートで空振り三振。
8:小笠原 真ん中低めのスライダーを打ってファーストゴロ。
9:藤本 4球連続ボールが続き四球で出塁。
1:村松 2死一塁。初球、藤本が走って、二盗に成功。2死二塁となって、一打逆転のチャンス。1ストライク3ボールからストレートが外れ、四球。
※キューバは2死一、二塁のピンチを迎えたところで3番手に191センチの長身右腕マヌエル・ベガ。
2:宮本 2死一、二塁。しかし二走の藤本がけん制で刺され、チャンスを潰してしまった。
<6回裏>
※日本の守備が変更 投手は4番手に新日本石油の手嶌、捕手が城島から相川に交代。さらにサードに木村拓が入り、サードの中村がファーストに回った。
7:ヨアンドリ・ウルゲジェス 真ん中高めのカーブを打ってレフトフライ。
8:ヨレルビス・チャルレス マチャドの代打に右のチャルレス。外角高めのボール気味のカーブに手を出しショートゴロ。
9:アレクセイ・ラミレス 真ん中低めの141キロのストレートを打ってサードゴロ。
<7回表>
2:宮本 フルカウントから内角高めに外れるカーブを見逃し、四球で出塁。
3:高橋由 無死一塁。エンドランで、外角のワンバウンドになるようなストレートを打って、ピッチャーゴロ。一走の宮本が二塁へ進む。
4:相川 1死二塁。前の回から守備に入っている相川の初打席。しかしここで宮本が再び、けん制死。チャンスを潰してしまう。相川が148キロのストレートを引っ張り、三遊間を抜けていくレフト前ヒット!
5:福留 2死一塁。 外角真ん中の146キロのストレートを打つもショートゴロ。
<7回裏>
パ・リーグ開幕から12連勝中の近鉄・岩隈がマウンドに上がる。
1:エドゥアルド・パレ 真ん中高めのストレートで押して、サードファウルフライ。
2:ミチェル・エンリケス 144キロの外角高めのストレートを打って、ライトフェンス直撃のヒット! 二塁を狙うエンリケスだったが、ライト福留の返球が鋭く、二塁へ進めず。
3:ユリエスキ・グリエル 1死一塁。真ん中低めのシュートを打たされ、ショートゴロ。一走のエンリケスが二封される。
4:エリエル・サンチェス 2死一塁。2ストライク1ボールから5球ファウルを粘っての9球目、真ん中やや外寄りに入ってきたスライダーを振り切ると、打球は左中間を抜ける二塁打! 一走のグリエルが一気にホームに生還して、6対5と1点を勝ち越した。
5:フレデリク・セペダ 2ストライク1ボールからの4球目、この試合初めて使ったフォークがワンバウンドになる暴投。サンチェスは三塁へ進む。しかし145キロの内角低めのストレートを打ってレフトフライに倒れ、追加点はならず。
<8回表>
キューバは前日に引き続き、守護神のラソをマウンドに上げる。右上手から最速155キロのストレートとスライダーを武器にする。
6:谷 2ストライク2ボールからの5球目、外角のスライダーにバットが空を切った。
7:中村 初球、147キロの真ん中のストレートを打ってサードゴロ。
8:木村 木村の初打席。真ん中高めに入ってきたスライダーを引っ張り、強烈なゴロもファースト正面。しかしファーストのエスクルが弾いて、ファーストゴロエラーで出塁。
9:藤本 2死一塁。フルカウントからの6球目、内角低めのスライダーに空振り三振。
<8回裏>
日本は6番手のマウンドに阪神の安藤を送る。
6:アントニオ・エスクル フルカウントから最後は145キロのストレートに押されてセカンドゴロ。
7:ヨアンドリ・ウルゲジェス 真ん中の145キロのストレートを引っ張らず、レフト前へ運ぶヒット!
8:アリエル・ペスタノ 1死一塁。初球、ウルゲジェスが走るが、日本バッテリーは読んでいて、外角に外す。そのまま相川が二塁へ好送球し刺した。その後、ぺスタノはスライダーを打ってピッチャーゴロに倒れた。
<9回表>
1点を追いかける最終回の日本の攻撃
1:和田一 村松の代打に和田一。2ストライクからファウルで粘るも、最後は外角のストレートに手が出ず見逃し三振。
2:宮本 セーフティーバントを試みるも、ピッチャーのラソがしっかりさばき、ピッチャーゴロ。
3:高橋由 2ストライク1ボールから1球ファウルで粘るも、最後は外角高めのスライダーにバットが出てしまい空振り三振。1点届かず、3者凡退で試合終了。
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