各地区選考理由&秋季大会結果

中国地区(出場枠=3枠)

出場校 倉敷工/南陽工/開星
該当都道府県:岡山/広島/鳥取/島根/山口

【選考理由】「苦渋の判断」で最後の切符は開星に

 まず、前評判の高かった広島新庄高(広島)と作陽(岡山)がともに準々決勝で敗れる波乱の大会だったと総括。その中で、優勝した倉敷工高(岡山)、準優勝の南陽工高(山口)はすんなりと選出された。
 倉敷工高は岡山4位での出場ながら、全試合2ケタ安打と打線が好調だったことが優勝の要因という見方が大勢を占めた。一方の南陽工高は1年生右腕・岩本の力強いピッチングを評価した。
 四国の3校目と比較される中国の3校目は、鳥取城北高(鳥取)と開星高(島根)で争われた。鳥取城北高は倉敷工高と延長戦を戦ったことは評価されたが、開星高は中国地区ナンバーワン投手と評判だった広島新庄高(広島)・六信(むつのぶ)を完膚なきまでに打ち崩したことが、選考委員に鮮烈な印象を残した。翌週の準決勝では南陽工高の前にわずか2安打で敗れたが、福島敦彦・地区別選考委員長は「これが高校野球の難しいところ。あれだけ良かったチームの調子がわずか1週間で大きく狂ってしまう」と元高校野球の監督らしい言葉を残した。

 中国・四国の最後の枠は、開星高と尽誠学園高(香川)で争った。ほとんど同時進行で行われる両大会を比較するために、中国・四国の選考委員9名を2つの班に分けて相互に視察し、情報を持ち寄った。結果、実力は互角だが、守備面でしっかりと腰を落として守る開星高に対し、尽誠学園高の守備陣はまだまだ未完成との声が多数をしめ、開星高がセンバツ切符を手にした。福島委員長は「まったく違う地区の大会を比較するため、どうしても難しい作業になる。両校を選びたいけど、枠数に限りがある以上は仕方がない。われわれも選ぶ以上は甲子園でどちらが好勝負できるかを考える。そんな中で下した苦渋の判断です」と胸のうちを話した。<text by 松倉雄太>

古豪の意地見せた倉敷工高に37年ぶりの栄冠=秋季大会リポート


■2008年秋季中国大会トーナメント表(8強以上)
倉敷工
(岡山)
作陽
(岡山)
鳥取城北
(鳥取)
邇摩
(島根)
中国地区トーナメント
倉敷工
(岡山)
中国地区トーナメント
新庄
(広島)
開星
(島根)
南陽工
(山口)
岩国
(山口)

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秋季大会地区結果
決勝 倉敷工 4対1 南陽工
準決勝 倉敷工 2対1
(延長12回)
鳥取城北
  南陽工 4対1 開星
準々決勝 倉敷工 12対5
(7回コールド)
作陽
  鳥取城北 11対1
(8回コールド)
邇摩
  開星 7対0
(7回コールド)
新庄
  南陽工 2対1 岩国
1回戦 鳥取城北
(鳥取1位)
1対0 出雲北陵
(島根3位)
  邇摩
(島根1位)
5対2 鳥取東
(鳥取3位)
  南陽工
(山口3位)
2対1 玉野光南
(岡山2位)
  岩国
(山口1位)
2対0 倉敷
(岡山3位)
  倉敷工
(岡山4位)
4対1 宇部鴻城
(山口2位)
  作陽
(岡山1位)
3対0 広島工
(広島2位)
  新庄
(広島1位)
1対0 鳥取商
(鳥取2位)
  開星
(島根2位)
8対0
(7回コールド)
呉宮原
(広島3位)

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