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3月31日の試合結果
第1試合
徳島商
(徳島)
13−0
智弁和歌山
(和歌山)
結果
第2試合
横浜
(神奈川)
3−0
平安
(京都)
結果
第3試合
広陵
(広島)
4−2
近江
(滋賀)
結果
第4試合
花咲徳栄
(埼玉)
2−2
(延長15回)
東洋大姫路
(兵庫)
結果



■広陵、横浜などベスト4 第4試合は1日に再試合

平安を完封し、喜ぶ成瀬投手(左から2人目)ら横浜ナイン=甲子園【共同】
 第75回選抜高校野球大会第9日は31日、甲子園球場で準々決勝4試合を行い、広陵(広島)横浜(神奈川)徳島商(徳島)が準決勝に勝ち進んだ。第4試合の花咲徳栄(埼玉)−東洋大姫路(兵庫)は花咲徳栄・福本、東洋大姫路・アンの両先発投手が力投し、延長15回を終え2−2で規定により引き分け、1日に再試合となった。

 広陵は2―2の8回、山口の右前打で1点を勝ち越し、近江(滋賀)を4―2で退けた。横浜は3、5回にスクイズで1点ずつを奪い、9回には吉田真の本塁打で1点を追加。先発の成瀬が2安打で完封し、平安(京都)に3―0で快勝。春夏連覇の1998年以来となる春4強入りを決めた。

 徳島商は全員の17安打で昨夏準優勝の智弁和歌山(和歌山)に13―0で大勝した。準決勝進出は38年ぶり。

 第4試合は0−0で延長戦となり、10回、15回に両チームが1点ずつを挙げた。






第4試合 花咲徳栄 2−2 東洋大姫路
 
 花咲徳栄  000 000 000 100 001=2
 東洋大姫路 002 000 000 100 001=2
(延長15回引き分け)

 (花)福本−清水
 (東)アン−菰方

■41年ぶりの“熱戦水入り” 花咲徳栄−東洋大姫路

 甲子園球場で31日に行われた第75回選抜高校野球大会第9日の準々決勝第4試合、花咲徳栄(埼玉)−東洋大姫路(兵庫)は延長15回まで2−2で互いに譲らず、大会規定により引き分けた。再試合は1日に行われ、準決勝、決勝の日程はそれぞれ1日繰り下がる。

 甲子園大会での延長15回打ち切りは2000年春から導入され、適用は今回が初めて。第34回大会(1962年)では作新学院(栃木)−八幡商(滋賀)が0−0で延長18回規定により引き分け再試合となり、41年ぶりの“熱戦水入り”となった。  選抜大会での降雨引き分け再試合は第63回大会(91年)の三田学園(兵庫)−広陵(広島)など4度ある。

 今大会は第3日の遊学館(石川)−近大付(大阪)が6回裏途中で降雨ノーゲーム、再試合となっている。                      
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第3試合 広陵 4−2 近江
 
 広陵 200 000 101 =4
 近江 002 000 000 =2

 (広)西村−白浜
 (近)小原−那須

■基本に忠実、根負けせず 広陵、12年ぶりの4強

 決して派手さはない。それでも勝利を手に入れる。基本に忠実なプレーで地力を見せた広陵が準決勝に進んだ。

 待望の勝ち越し点は手本のような攻撃から生まれた。8回、中前打で出塁した白浜を、安井がバントでしっかり送って1死2塁。ここで山口は右狙いに徹し、右前適時打を放った。

 「会心の当たり。先発で出たので打ってやろうという気持ちが強かった」。初戦は4番を任されたが結果を残せず、遊学館(石川)との3回戦では途中出場で、打席には立たなかった。

 「よく辛抱してくれました。選手が粘り強くて驚いた。徐々に頼もしくなってきた気がする」と、中井監督は相好を崩した。ここまでの2試合は先行して逃げ切る「どちらかと言えば楽な展開」だったが、準々決勝はそうはいかなかった。

 3回に2点差を追いつかれてからは、我慢比べとなった。チャンスとピンチが交互に訪れる消耗戦。だが、広陵ナインは根負けせずに1つの階段を上った。

 優勝した1991年以来のベスト4進出。「まだまだ弱いので、思い切ってやるだけ」と中井監督。12年前の再現まで、あと2つだ。
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第2試合 横浜 3−0 平安
 
 横浜 001 010 001 =3
 平安 000 000 000 =0

 (横)成瀬−村田
 (平)服部−原
 【本】吉田真(横)

■「不思議な力」でベスト4 横浜、チーム一丸で快勝

 試合前、横浜の渡辺監督は渋い表情でこう口にした。「今回のチームは投打の軸がいない。その中で調子がよかった荒波が(右足甲を骨折して)出られない」。しかし、それでも勝利を手にした。3点で試合をものにするところに横浜らしさが表れていた。

 荒波は一昨年夏に4強入りしたときのメンバー。好調のこの選手が抜けた穴は大きいが、ナインは得点する方法を身につけていた。 先制点が象徴的だった。3回、先頭の吉田斉が3塁打。1死後、玉城はカウント2−2。その後だった。外角にそれる球に玉城がバットを横にして飛びつく。見事にスクイズが決まった。

 3バントスクイズ。やさしくない球だった。玉城は「マシンでいつも(飛びつく)練習をしている。投げた瞬間、体が反応した」。練習のたまものだった。

 5回の2点目もスクイズによるもの。9回にはソロ本塁打で加点した。吉田斉主将は「みんなが自分の役割を果たそうとしている」とチーム一丸の勝利を強調した。

 春は5年前に、松坂(現西武)を擁して春夏連覇して以来のベスト4進出。今回は当時のような選手はいないが、例年にない猛練習に耐えてきた。

 渡辺監督は言う。「昨秋の神奈川大会や関東大会でもこういう苦しいゲームに勝ってきた。このチームには何か不思議なものがある。目に見えない何かが」。それもまた、強さである。
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第1試合 徳島商 13−0 智弁和歌山
 
 智弁和歌山 000 000 000 =0
 徳 島 商 002 042 05X =13

 (智)坪内、滝谷−上野
 (徳)平岡−鶴羽

■攻守かみ合いベスト4 徳島商、強豪相手に圧勝

 一気に畳み掛ける集中打と大黒柱の力投。攻守の歯車ががっちりかみ合った圧勝で、徳島商がベスト4進出を決めた。

 勝利の立役者はエース平岡だ。強力打線を誇り、これまで甲子園で完封されたことがない強打の智弁和歌山に、伸びのある直球で真っ向勝負を挑み、見事に抑え切った。

 「僕の球なら内角を突けば大丈夫と思っている。完封できるとは思わなかったが」と平岡はうれしそう。奪三振は4と、これまでの2試合より少ないが「きょうみたいに丁寧にコースを突いて打たせて取れば、ほかの選手にリズムが出る」と狙い通りの投球に満足げだ。

 打線も平岡がつくった勢いを加速させ、全員の17安打を浴びせた。中崎監督は「展開から見て、1点ずつ取る必要があったので、うちのスタイルで攻めた」と振り返る。盗塁や送りバントなどを絡めて得点圏に走者を置き、相手に圧力をかけ続けた攻撃が見事にはまった。

 同県の鳴門工の活躍などで、ここ数年は影が薄かったが、鮮やかな復活。平岡は「最近ずっと勝っていなかったのでベスト4はうれしい。ここで満足せず、もう一つ勝ちたい」とさらに上を見据えた。


■難しい試合の予測 信じ難い智弁和歌山の0点

 期待が大きすぎたせいもあって少しがっかりした。甲子園大会の一番面白い日は準々決勝というのが定説で、実力校がかち合うのだからつまらないわけがないと信じてきた。

 最も楽しみにしていたのが智弁和歌山−徳島商だったのに、これがひどいことになった。打力の話題なら智弁和歌山なのに、徳島商がそのお株を奪う今大会最多の17安打。もう勝負はそっちのけの格好で、智弁和歌山が1点も取れずに終わるのを眺めていた。

 平安も元気がなかった。2安打では横浜に勝てない。勝利がどちらの手に収まってもいいのだが、競り合いがないと寂しくなる。せっかく頂点が見える位置にこぎつけたのに、無抵抗に近い敗退はもったいない。

 確かに高校野球は第三者が予測するようには運ばないことがよくある。ちょっとした手違いがチーム内に動揺を起こしたり、なぜか受け身に回ったりもする。それがどこに起因するか、指導者にも難解なことらしい。

 それにしても無得点の智弁和歌山なんて、とても信じ難い。
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【共同通信社】



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関連リンク
2002年
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2001年
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